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H17計画06(2級建築士学科試験問題)
2007年01月31日 H17計画06(2級建築士学科試験問題)
断熱・結露防止に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
1.外壁の断熱性及び気密性を高めると、窓からの日射の影響による室温の上昇は大きくなる。
2.鉄筋コンクリート造の建築物において、内断熱工法を用いると、構造体の蓄熱効果を活用しやすくなり、室温の変動を小さくすることができる。
3.住宅の断熱性能を高くすると、冬期における室内の上下温度差が小さくなる。
4.二重窓における外側窓の室内側の結露を防止するためには、外側サッシの気密性より内側サッシの気密性を高くするほうが効果的である。
5.木造の建築物において、外壁の断熱層の室内側に防湿層を設け、その断熱層の屋外側に通気層を設けることは、冬期における外壁の内部結露の防止に有効である。(正解)2
内断熱工法を採用するとコンクリート壁が直接外気に接することとなり、冷えた状態になりやすい。コンクリートは熱容量が大きいので、室温を高くしても壁はなかなか暖まらず、結露が生じやすい。外断熱工法を採用し、構造体の蓄熱効果を活用することは、外気による壁体温度低下を防ぎ、結露防止に効果がある。
内断熱工法を採用するとコンクリート壁が直接外気に接することとなり、冷えた状態になりやすい。コンクリートは熱容量が大きいので、室温を高くしても壁はなかなか暖まらず、結露が生じやすい。外断熱工法を採用し、構造体の蓄熱効果を活用することは、外気による壁体温度低下を防ぎ、結露防止に効果がある。
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