そして気づいた、気づくべきではなかった事
元気になった。
寝られる。
ご飯も食べられる。
自分の状況もかなり正確にわかるようになった。
はぁ。
ネットって、どうしようもないなぁ...なんて思いながら。
でも、僕はアメリカにいる。
誰とも接触もできない状態。
こりゃ、たたかれ放題だな。
ま、しょうがない。
ところで、みなさん。
唐突に聞いてみていいです?
サンタさんの正体に気が付いたのって何歳でした?
僕ね、確か小学5年生...だったかなぁ...?
世の中って、
本当に、
気づかない方が円滑に回ること
って沢山ありますね。
心底思う。
何の話って?
そうですね。
すでにこのブログ上にとっくの昔に出てきてます。 ある疑問を持ちあげてきた。 ねーもっと散歩しよーよーモード だったが、無視して、 今、すぐに辞めるわけにはいかない!! 応援してくれる皆さんの気持ちは嬉しいけれど、 14年間にわたって、 それが インターネット社会の怖さを伝えること。 僕が体験した、
このブログ、
本当に多くの方々に見ていただいて、
僕はとても幸せです。
今は、結構読者が減ってくれたので
(フジテレビ嫌いの方がちょっと減ったのかな?)
少しましにはなりましたが、
それでも、
毎日のべ100万人から200万人くらいの方が
見てくださってます。
本当に本当にありがとうございます。
それだけの人数、いたら...
何人かは気づくんじゃないですかね?
気づかないものかな...?
今までのブログの中で、
ちゃんと出てきてるんですけど。
そこに、存在するはずのない単語が。
え?どれって?
いえいえ、ありますよ?
少なくとも、
100%ありえない、とまでは言わないけれど、
僕はそう感じた。
少なくとも、絶対に
不自然だと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本に帰るまで、
3週間か4週間ほどしかなかった。
帰国準備を急ぐ。
日常としては取りあえず、
家のことを中心に。
出来るだけ、家族のサポートをする。
カイン(←ゴールデンレトリーバー)の散歩に行く。
はぁ。
こんな帰国になるとは思わなかったな。
でも、もう前を向こう。
日本に帰ったら、出来るだけ、早めに退職届を出そう。
あんな世話になったフジテレビにこんな迷惑かけちまったんだし...。
だれも見向きもしないだろうけれど、
ブログでも立ち上げて、
出来るだけ多くの方に謝罪しよう。
そんなことを思った時だった。
忘れもしない。
あの瞬間。
目の前には、いつも通り、家の近くの坂道が広がっていた。
寝られるようになったからか?
頭がさえたからか?
すっきりした思考能力は、
ん...?
あれって...?
あれって、おかしくないか?
いや、ちょっと、待て...?
長谷川、お前、いったい何考えてる?
フジテレビ、こんなに守ってくれてたのに、
ネットが暴走して...
そして、いつも通り、僕叩きが始まって...
いつものことじゃないか?
長谷川、お前、何を考えてる??
いや、でも、確かに、おかしいといえば...おかしい気が...
速攻で家に帰る。
カイン、完全に
ネットを検索...。
あ...
これって...
待てよ!
考えをまとめよう!
確か...
「あれ」って...「あぁ」なってたよな...。
間違いない、それは町がいない!!
...変換、間違えた。
間違いない!!
どういうことだ?
ひょっとして、ここがスタートか?
調べる。
うわ...。
なんてことだ...。
偶然だ、
そう思いたい。
でも、気持ちいいほど、
その予感は的中している!
いやな予感がする。
僕は...僕には...
何が起きたんだ??
いや、少なくとも!!
僕は
そう思った。
7月11日。
僕と僕の家族は帰国した。
誰にも見送られることもなく。
繰り返すが、
このブログは僕のアナウンサーとしての、
伝え手としての、
最後のメッセージであり、最後の詳細リポートである。
分かっている。
こんな面倒くさいアナウンサー、
もう使ってくれる局、ないって。
僕のアナウンサー人生はこのブログとともに終了する。
でも、こんな僕でも、
日本中を取材し、その最先端をリポートする仕事を続けてきた。
僕はその仕事をしていた自分を
心から誇りに思っている。
だから、これが僕の最後のリポートだ。
コメント欄に、
しょうもない批判コメント書いたり、
「何が伝えたいかわかりませんー」
とか言ってる皆さん、
これからの僕のリポートを見て、
それでも不満で、
それでも何が伝えたいかわからないんだったら、
その時、
もう一度、批判コメント、いくらでも送って来てほしい!
でも、いったん、
あと数話だけは
黙って読んでくれ!
文句はその後、いくらでも聞くから。
僕がこのブログでやりたかったこと3つ目。
僕が取材した
このブログは、
僕の最後のプライドだ!!