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2024年09月21日

先日紹介したヒメサスライアリの引っ越し行列を見返していたら気が付いた好蟻性生物たち。
どこに何が写っていたのかご紹介します。

ヒメサスライアリの引っ越し行列
まずはこちらの写真。
大型なハネカクシ以外にも、もう一種のハネカクシ(矢印)が写っていたのです。

ヒメサスライアリの引っ越し行列
このハネカクシは、引っ越しでアリが運ぶ幼虫に乗って新居まで運んでもらうのです。
自ら歩くハネカクシもいれば、このような方法で移動するハネカクシもいるのです。
このハネカクシはとても小さいのと、このようにアリの体の下にいることが多いので、肉眼で見つけるのがとても難しいです。

ヒメサスライアリの引っ越し行列
続いてはこちら。
矢印のアリをよく見ると、アリの下に何かが見えますね。
実はこれもハネカクシになります。

ヒメサスライアリの引っ越し行列
真横から見るとこのようになっています。
アリがハネカクシの触角の付け根をアゴで咥えて、新居まで運ぶのです。

好蟻性昆虫を探せ
この写真には、小さな好蟻性昆虫(矢印)が写っていました。

好蟻性昆虫を探せ
これはノミバエの一種でした。

続いては最も見つけるのが難しい好蟻性生物です。
好蟻性昆虫
好蟻性昆虫
好蟻性昆虫
矢印が好蟻性生物になります。

キリタンポノミバエ
どう見てもアリの幼虫に見えるのですが、実はこれはハエで、しかも成虫なのです!
キリタンポノミバエと言う好蟻性のハエで、アリの幼虫に擬態しているのです。

キリタンポノミバエ
これがハエで、しかも成虫とは信じられませんね。
言われてみれば頭部を見るとハエっぽさはありますが・・・。
好蟻性生物たちの進化には、いつも驚かされます。






2024年09月20日

ヤマクロヤマアリの巣で見つけたアリスアブ
ヤマクロヤマアリの巣で見つけたアリスアブの一種。
ヤマクロヤマアリの巣で暮らすアリスアブは、ミヤマアリスアブとウスユキアリスアブが知られています。

ヤマクロヤマアリとアリスアブ
こちらも過去に同じくヤマクロヤマアリの巣で見つけたアリスアブの一種。






2024年09月18日

リンネセイボウ
山で見つけた美しいセイボウの一種。
以前撮影した個体とは色が少し違うようですがリンネセイボウでしょうか?






2024年09月15日

ブラーミニメクラヘビの捕食
アリ用の石膏巣でアリの幼虫を与えて飼育中のブラーミニメクラヘビ。
どう見てもミミズに見えますが爬虫類です。

実はこの個体は・・・。
グリーンアノールと粘着トラップ
あの粘着トラップに張り付いていた個体なのです。
まだ生きていたので救出して飼育をしていました。
今ではすっかり元気で食欲旺盛です。

飼育中のブラーミニメクラヘビ。
捕食場面を動画で撮影しましたが、何度見ても不思議な食べ方をします。
まるで掃除機のように、スルスルと吸い込まれるように口の中へ入っていきます。https://t.co/H6rL8s907d pic.twitter.com/twNy1DTDsf

— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) September 14, 2024
捕食場面を動画で撮影してみましたが何度見ても不思議な食べ方をします。
まるで掃除機のように、スルスルと吸い込まれるように口の中へ入っていきます。






ダーウィンが来た!「まるで宇宙人!?アリと居候」放送のお知らせです。
来週のダーウィンが来たは好蟻性生物です!
9月15日(日) 午後7:30〜午後8:00

ダーウィンが来た!

次回15日は『まるで宇宙人!?アリと居候』

「人食いアリ」と恐れられるアリの群れの中に、こっそり紛れ込んで暮らす命知らずの昆虫がいる🐜🐜🐜❓

他人の家にお世話になる、いわば「居候」

アリと共に地下世界で暮らす謎生物の正体に、世界初の映像で迫ります!#ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 pic.twitter.com/dfOluF0QMW

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 8, 2024
ダーウィンが来た!
長い時間をかけて撮影した貴重な映像がたくさんあります。

新しい女王アリが巣から旅立つとき「#アリノタカラ」という昆虫を1匹くわえて飛び立ちます

互いに相手なしでは生きていけないのです
互いに1匹同士

運命を共にする姿に、じーん

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』https://t.co/UWE2pVK1sV #ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 #島田拓 pic.twitter.com/8XKqmK48Nb

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 10, 2024
アリノタカラとミツバアリの関係。
一体どれほど長い年月をかけたらこのような関係ができるのか?

アリ探究家の #島田拓 さんが目撃した衝撃シーン!#アリ の巣の壁の一部になりきっている謎の居候

あろうことかアリの幼虫をこっそり食べちゃっています😱

いったい何者

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』https://t.co/UWE2pVK1sV #ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 #アリスアブ pic.twitter.com/pmiE8uBaF9

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 9, 2024


超ハイスピードカメラがとらえたサスライアリの群れに紛れ込む居候

1つの群れに100種もの居候が住むこともあるそう

なぜアリと暮らしてる?

なぜ凶暴なアリに襲われない?

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』https://t.co/UWE2pVK1sV #ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 #ハネカクシ pic.twitter.com/qcg7oSMvtf

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 13, 2024

\アリの居候クイズ 正解編/

前脚で叩いて食べ物をおねだり!

アリ同士は触角で相手を叩きますが、コオロギの触角は曲げられないため、代わりに脚で叩くんです

巣の中は真っ暗なので感触を似せているのかな

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』#ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 pic.twitter.com/UB2xsN1vcr

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 12, 2024

#アリ の巣の壁になりきり、アリの目を盗んでこっそり幼虫を食べちゃう謎の生物

ある日、網目模様の体がぱかっと割れて・・・その正体が明らかに!😱

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』https://t.co/UWE2pVK1sV #ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 #アリスアブ #島田拓 pic.twitter.com/OdBUDDoKJF

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 9, 2024

#アリ の巣だけにすむシロオビアリヅカコオロギ

アリのにおいを盗んで体に塗り塗り

においで仲間を判別するアリの性質を利用して、なりすます巧妙な技です🐜🐜🐜❓

⏰15日夜7時30分〜『まるで宇宙人!?アリと居候』https://t.co/UWE2pVK1sV #ダーウィンが来た #ダーウィン虫部 #島田拓 pic.twitter.com/lN1C3vI6CG

— ダーウィンが来た! (@nhk_darwin) September 9, 2024
今回番組では、身近な場所、沖縄、そして丸山さんのカメルーン調査で撮影した盛りだくさんな内容です。
ぜひご覧ください!






2024年09月14日

トゲアリの結婚飛行の季節
秋はトゲアリの結婚飛行の季節ですね。
胸部が赤くて、長く発達したトゲを持つ働きアリ。

トゲアリの結婚飛行の季節
そして、こちらの黒光りしたのが女王です。
こうやって見比べると、親子とは思えないほど色や形が違いますね。
トゲアリの女王が入荷しました。

トゲアリの結婚飛行の季節
かっこいいアリですね。

トゲアリは結婚飛行で交尾を終えると、クロオオアリやムネアカオオアリの巣に侵入して女王をころして巣を乗っ取ります。
ぜひ去年観察した以下のブログもご覧ください。

トゲアリ ムネアカオオアリを襲う
野外で、ムネアカオオアリの巣に侵入する場面を見ることができ大興奮しました。

トゲアリ
飼育下で観察した、侵入後真っ先に女王を狙いに行くところもすごかったです。






2024年09月13日

ナゴレプ
9/28(土)29(日)に名古屋の吹上ホールで開催のナゴヤレプタイルズワールド2024にAntRoomも参加します!
名古屋で出展するのは5年ぶりとなります。
インドクワガタアリ養殖成功
いろいろなアリの展示や販売を行います。
クロオオアリなど、初めて飼育をする方にもオススメなアリはもちろん、ホンウロコアリやAntRoomで養殖したインドクワガタアリなど珍しいアリも販売します。
パラポネラのコロニーなども展示します。

ナゴレプ
土曜も日曜もアリトークショーを行いますのでぜひ遊びに来てください。

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2024年09月11日

マンゴーの発芽
一ヶ月前に沖縄で食べた甘くて美味しいマンゴー。

マンゴーの発芽
植物好きの一年生の息子は、このマンゴーのタネを持ち帰って植えていたのですが、そのタネから待ちに待った芽が出てきて大喜び!
嬉しそうに学校に行きました。

生き物や植物を育てていて良いことは、日々成長など変化が見れることですね。
このように朝から嬉しい変化が見れると、その日一日を幸せな気持ちで過ごすことができます。






2024年09月10日

タガメモドキ
カメルーンでライトトラップに飛んできた巨大な昆虫。

タガメモドキ
一見タガメのように見えますが、タガメモドキと言うコオイムシの仲間になります。
日本のコオイムシと同じく、メスはオスの背中に卵を産んで、オスは孵化するまで卵を背負って守ります。






2024年09月09日

アフリカのアフリカマイマイ
巨大なアフリカマイマイ。
日本では沖縄や小笠原に食用として持ち込まれたものが定着している外来種です。
農作物を食い荒らしたり、危険な寄生虫の宿主になったりと嫌われている生物でもあります。
しかし、これを観察したのはカメルーン!ここが本来暮らしている土地なのです。
困った外来種としてではなく、野生のアフリカマイマイに出会うことができ嬉しかったです。

アフリカのアフリカマイマイ
たくさんの個体を観察していると、様々な色彩の個体を見ることができました。
個体によってこんなにも色に差があるとは思わなかったので驚きました。






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traq