【理性の操縦方法】アドラー心理学で、ダイエットもやる気を出すのも思いのままに!

(追記) (追記ここまで)

(追記) (追記ここまで)

(注記)この記事は「まぐまぐニュース!」様より記事を提供いただいています。
記事原文はコチラ / 他の記事も読むにはコチラ

個人心理学の意味。

アドラー先生は、そもそも自分の心理学のことを、

個人心理学
Indivisual Psychology

と呼んでいます。

自分で「アドラー心理学」とは呼んでません。
まぁ、そう呼んだら呼んだで、山田さんが自分の心理学を「山田心理学」と呼ぶようなものなんですが。

さてこの『個人心理学』の『個人』こと

Indivisual

は、

divide...分ける

in...否定

で、「分けられない」という意味になります。

すなわち「理性」「感情」、また「意識」「無意識」というような考え方は存在せず、どんな人のどんな判断も、自分の「一つの心」しかない、というわけです。

使い分けの証明。

実際、『人間は感情に左右されておらず、目的によって使い分けている』ということの証明として、他にもこんな例があります。

たとえば、お母さんが子供に怒ってるシーン。

「あんた何で言うコト聞かないの!? ふざけんじゃないわよ!」

そんなとき、電話が鳴ったりします。

「あらぁ、先生〜♪ いつもお世話になっておりますぅ♪
はい、はい、はぁい〜♪ 今後ともよろしくお願いしますぅ〜♪」

そして電話を切ったあと、

「だいたいアンタはー!」

とまた怒り始める。

こういうこと、よくあるのではないでしょうか。

すなわち「子供には『怒りで言うことを聞かせたい』
先生には『しとやかなお母さんに見られたい』」

それぞれ『目的』による使い分けがあるわけで、人間が感情に左右されているなら、こんなコトはできないわけです。

→ 次ページ「それは習慣づいてるだけ。」を読む

1

2 3 4

(追記) (追記ここまで)

西部邁

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

トップページに戻る

  1. 2016年4月14日

    なぜ保育園を増やしても子供の数は増えないのか 〜少子化問題の本当の原因〜

    「日本死ね」騒動に対して、言いたいことは色々あるのですが、まぁこれだけは言わなきゃならないだろうとい...

おすすめ記事

  1. (注記)この記事は月刊WiLL 2016年1月号に掲載されています。他の記事も読むにはコチラ 「鬼女...
  2. アメリカの覇権後退とともに、国際社会はいま多極化し、互いが互いを牽制し、あるいはにらみ合うやくざの...
  3. 第一章 桜の章 桜の花びらが、静かに舞っている。 桜の美しさは、彼女に、とて...
  4. SPECIAL TRAILERS 佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は...
  5. SPECIAL TRAILERS 佐藤健志氏の新刊『愛国のパラドックス 「右か左か」の時代は...
ページ上部へ戻る

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /