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ニヒリズムを克服するには自分自身の保身以外に生きる目的を見付けなければいけないというのはよく分かりました。
一つ疑問なのですが、国とは一体なんでしょう?私は国の何に忠誠を誓えばいいのですか?天皇陛下でしょうか?それとも自分以外の人のためでしょうか?
人のため、と言いながら死んだ顔して社会で生きている人間もいますが、彼らはなぜ人生を薄っぺらくしてまで生命を長らえさせて私心を殺して生きているのでしょうか。
生きる目的を設定するのは簡単だと思います。
ただ、設定すること自体にはやはり自分の好みとかが関わって来ますし、別に生きる目的の意味が国のためで無くてもいいような気がするのです。
それに、戦後これだけ愛国心を持たないものが増えているということは、愛国心が真理ではなく、意図的な教育の結果育まれるに過ぎないものではないかとも思うのです。
わたしも上の方と同様に、『国家』という枠組みこそ、相対化して見るべきだ、と考えました。
出国制限をかけられるなら、そのこと自体の、正当性や是非こそ、問われるべきです。出国制限が、かけられたからという理由で、国のために死ぬことを、賛美されますか?
それは、過去にナチスがやっていたことです。過去の歴史を見ると、あらゆる強権的・独裁的な国家が、平気で行ってきている。どこのどんな国でも、戦争を強制させる可能性があり得るのです。日本だけは大丈夫?大丈夫だと思っていたのが、50年前の日本人でした。
事が起これば、もちろん、それはあなたをも、対象とします。
あなたの家族をも。
ヒューマニストが、いつのまにか、自分の生命だけを愛するような、ニヒリストやエゴイストになりかねないという部分は、確かに、そのとおりだと思います。
愛するがゆえに、見落としているものがある、ということですね。
公徳・公益という観点も素晴らしいと思います。
ただ、このときに、公徳・公益が、国家だけを指す必要はないと思います。
国を越えた枠組みでも、公共的な、公徳・公益は、あります。
たとえば、環境破壊への取り組みは、一国の枠組みの中では、解決しません。
また、国内の県市町村の単位の問題や、身近なささやかな公徳・公益もあるでしょう。
身近な人への配慮こそが、公徳の基礎にあたるのでは、ないでしょうか?家族単位の公徳・公益もあるし、友人同士の集団でもあるはずです。
愛国心を賛美することで、見落としている物事にも、向き合うことは、大事なことだと思います。
わたしの立場は、「人はみな死ぬ」からこそ、この一度限りの生を、輝かせたい、と考えます。人の生は、遠くから見れば一瞬です。
その輝かせ方は、国のために、限定される必要はなく、それぞれの価値観(公徳・公益・私徳・私益)に従う道もあると思うのです。
ほんの少しでも、輝かせる努力をするだけです。
まずは学びましょう。
そして自分にとっての最善の道を。
意図的な教育を受けたとしても、
幾らでも自ら学び
自分の目と耳で
自分にとっての道を
発見すれば少なくとも方向は見えるでしょう。
結果の帰結として、
色々な主義や思想にたどり着く。
そこは強制されるものではなく、
個人が気付くべきものなのではないのでしょうか。
少なからず、物事や考え方には段階があります。
同じ事の繰り返しで見えることも気付く事も
あるでしょう。
物質的なモノから脱して思考してみる
大切なコト。
歴史、過去、現在、未来
そしてこの国が繋いできた文化。
全て意味と理由がある。
ただやはり学び続け
どうあるべきであるかを
自分の形と型で
追求して行き、
結んで行きましょう。
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