THE 推理
『THE推理』(ざ・すいり)はD3パブリッシャーから第一作目が2001年4月に発売され、以後続々と続編が発売された人気シリーズである。同社が発売する『SIMPLEシリーズ』のゲームソフトである。プレイステーション・プレイステーション2・PSP・DS用ゲームとして合計5作が発売されている。同シリーズで発売されている人気ゲーム『THE 鑑識官』と同じ世界と言う設定がされており、一部のキャラクターは両ゲームに登場する。
安い!でもおもろい![編集 ]
プレイヤーは主人公の探偵となり、ゲーム中の謎を解くアドベンチャーゲーム。このゲームソフトは安価であるためプレイヤーが『どうせつまんねーだろう?』となめきった態度でゲームを購入する者が多いが、実は結構面白く、良い意味でプレイヤーの予想を裏切るゲームである。2作目からはプレイステーション2用ゲームとして発売され、この作品から音声が収録されている。結構上等な声優がキャスティングされていると言われ、そんなに製作費がかけられない割には予算の使いどころを理解していると高く評価されている。残念ながらDS版では猫の声以外は省略されてしまった。そのため、DS版はかなり安く製作できたと思われる。恐らく浮いた予算は上納金となったのであろう。
で、ゲームの内容なのだが...[編集 ]
数年後の近未来の日本では、疑似人格インターフェイスと呼ばれるパソコン用の会話専用擬似人工知能ソフトが流行していた。パソコン画面に任意のキャラ(多くの場合可愛らしい女性...むさ苦しいオヤジなんかとだれが会話したいと思うか!)が出現して音声で会話が可能であるこのソフトは当然の結果として多くの自宅警備員を増加させる結果となる。当然社会問題になる。でも想像してみてくれ、会話相手が激萌えタイプ直撃のかわいい女の子で、仮に声も任意のものを選択できるとすれば(脳内妄想でお気に入りの声優をあてて想像してみてほしい)...誰だって、ねえ?
主人公は探偵である関係上、この擬人と協力して事件を解決するのである。
登場人物[編集 ]
- ジニー
- 主人公専用の擬人秘書。声は平松晶子が選択されている。だが井上喜久子でもいいかなとも思っている。でも伊藤美紀も捨てがたいと思っている。つまり典型的なお姉さま系である。擬人であるから当然実体はなく、したがってお色気シーンもない。残念だが仕方がない。
- 賢作
- 主人王のパソコンに居候している猫のような外観をした擬人(擬猫?)で、検索を得意として事件捜査に協力している。声は川上とも子である。猫であるからお色気シーンは必要ない。
- お嬢
- 何やら任侠っぽい呼び名であるが、普通の中学生である。当然あだ名。大物政治家で妙齢の母親を持つと言う設定で、なんか探偵事務所を意味もなくチョロチョロしている。声は松岡由貴である。なにやら厄介な友達が多い。
- 中田中大臣
- お嬢の母親にして大臣。大臣であるからエライのである。推定年齢は40歳代と思われる。見ようによっては若くも見える。所謂妙齢の女性である。声は日下ちひろ。
- 江波警視正
- 警官である。警視正であるからエライのである。推定年齢は30代後半から40代前半か?この年代のキャラに萌える者もいるので、意外に需要がある。探偵である主人公に協力したり圧力をかけたりする。つまり年甲斐もなくツンデレらしい。声はなぜか途中で何度か変更になった。変更前は斎賀みつき。変更後は大田詩織・日下ちひろ。PSP版では、今まで秘密とされていた彼女の私生活が一部明らかとなる。築30年の古いマンションの7階で一人暮らししているらしい。趣味は読書とジョギング。制作会社も(一部)プレイヤーのニーズを良く分かっているようである。作品によって階級や声優が異なる場合が多く、ここに書き込む方も混乱しやすい。
- その他の有象無象の輩
- 場を賑わかす連中である。知りたければゲームをすればいい。
ここでは載せてもOK![編集 ]
主人公である探偵(プレイヤー)は事務所内のパソコンを用いて得られる情報で推理を展開し解決に至る。高価格なアドベンチャーゲームでは、主人公が日本各地を鉄道なんかを使って旅し、なぜか行った先で事件に出くわし、そこら辺を適当にウロウロして、何にでも首を突っ込んでいると、勝手に証拠が集まって事件解決に至るパターンが多い。だが、このゲームでは主人公は基本的に探偵事務所から出ない。所謂ひきこもり探偵なのである。