capsule
capsule(かぷせる、かpすぇ)とは、日本の音楽ユニット。サウンドプロデューサーである中田ヤスタカによるソロユニットである。
概要[編集 ]
金沢市にて、サウンドプロデューサーとして様々なアーティストに楽曲を提供するなどして活躍する中田ヤスタカが自ら活動するためのメインプロジェクトとして結成した。サウンドプロデュース、コンセプトワーク、アートディレクションなどほぼ全てを中田ヤスタカが一人で担当している。capsuleの楽曲のほとんどには女性ボーカルが入っており、そのせいかcapsuleを中田ヤスタカと女性ボーカリストのユニットだと間違える人も多い。しかしこの女性ボーカルパートは中田ヤスタカが製作に携わったボーカロイド 「こしじまとしこ」によるものであり、メンバーはあくまで中田ヤスタカ一人である。 ちなみに名前の由来は、風邪をひいた時にたまたま横にあったから。(実話)
ボーカロイド「こしじまとしこ」[編集 ]
ファンの間では「こっしー」「こしこ」「しこしこ」などと呼ばれている。その一方で中田ヤスタカからはイメージ画像が線の細い女性であることを理由に'「歌うマッチ棒」、またそのイメージから発展し「歌う亀頭」と呼ばれている。
様々なジャンルの楽曲に対応する高性能なボーカロイドで、その歌唱力の高さには定評がある。capsuleが出演したイベントの写真には「こしじまとしこ」と見られる女性が写っていることが多いが、これらは全て後からイメージ画像を合成したコラージュ画像である。
ジャンル[編集 ]
capsuleの楽曲は発表された時期によってジャンルが大きく異なることが特徴である。これは中田ヤスタカが極端な"気分屋"で飽きっぽい性格であり、一つのジャンルの音楽を作り続けることができないためという説が流れている。
ちなみにこの説について当の中田ヤスタカ本人は、「capsuleのジャンルが固定されていないのはクラブでDJをやっているときにお客さんの反応が良かったジャンルを取り入れているためだ」と反論している。
またPerfumeをプロデュースした際「今誰も『テクノポップ』を名乗ってないから名乗ってしまえ[1] 」と、フューチャーポップなど他のジャンルを「テクノポップだ」と吹聴し広めたこともある。それに対し1980年代の同ジャンルを知る人々からは反発の声が上がり、一例としてテクノポップ専門店メカノの店長は『あれは消耗品のJ-POPだから(ウチでは扱わない)』と嫌悪感を示した[2] 。
プロデュース[編集 ]
capsuleはその活動の合間を縫ってボーカロイドを使用しているあらゆるユニットに楽曲を提供している。
- capsule
- ボーカロイド「こしじまとしこ」を使用している中田ヤスタカ自身のソロユニット。
- NAGISA COSMETIC
- ボーカロイド「市川渚」によるソロユニット。MEGや酒井景都よりも先に実施運用されたいわゆるプロトタイプであったが、半黒歴史化された。
- COLTEMONIKHA
- ボーカロイド「酒井景都」によるソロユニット。
「酒井景都」がボーカロイドであることは公表されておらず、「一線で活躍しているファッションデザイナー」という設定になっている。
代表曲は「たくさんの辛いカレー」
- Perfume
- アイドル系ボーカロイド「のっち」「かしゆか」「あ〜ちゃん」によるユニット。
ゲームソフト「アイドルマスター」に出てくるキャラクターの原案となった。 - MEG
- ボーカロイド「MEG」によるソロユニット。
こちらもボーカロイドであることは公表されておらず、「自宅で黒猫とリスザルを飼っている古着屋さん」という設定になっている。 - きゃりーぱみゅぱみゅ
- ボーカロイド「きゃろらいんちゃろんぷろっぷきゃりーぱみゅぱみゅ」のソロユニット。
勿論ボーカロイドとして公表されず「メルヘンなキャラがウリの読者モデル」という設定になっている。
代表曲[編集 ]
- さくら - 現在のcapsuleからは想像もつかないほど普通のJポップ。ボーカロイド「こしじまとしこ」の性能もまだ低い。
- サムライロジック - ゲームソング
- 東京喫茶 - この頃から女子の妄想をコンセプトとした楽曲が目立ち始めた。
- キャンディーキューティー - 都会人はベルトコンベアーで歩いていて車にはタイヤがなく人が宙に浮けて女の子はみんなファッションモデルでおめかししないと罪になると思っている女の子の妄想。
- レトロメモリー - ハウスシチューのCMに採用された。なぜか初回盤にはスタジオジブリ描き下ろしイラストカードが入っている。
- テレポテーション - ドラえもんの「どこでもドア」を題材にした曲。「こしじまとしこ」の性能が上がっており、ミキサーで編集したような音声を出力できるようになった。
- do do pi do - 過剰なダイエットを題材にした曲。線の細い「こしじまとしこ」が歌ったことで無理なダイエットをする女性ファンを量産した。
- FRUITS CLiPPER - この頃からピコピコ系と呼ばれるクラブ向けの曲が多くなっている。「こしじまとしこ」の音声変換機能が更に高性能になっている。
- JUMPER - ヤスタカ本人も認める傑作。PVはあまりに時代の最先端を行っているため、ネタにされがちだがあくまでもオサレである。
- I was Wrong - ひたすら謝罪している別の曲をサンプリングした楽曲。如何してなのかは様々な憶測が飛び交うものの未解明。
- I JUST WANNA XXX YOU - 最新アルバムの3曲目。曲中ピー音が入るが、これは「こしじまとしこ」がバグを起こし放送禁止用語で歌ってしまい、やむを得ずピー音で隠したためである。
- WORLD OF FANTASY(KILLER WAVE=大人の事情により変更)- 慣れない車の運転で致命的なエラーを起こした「こしじまとしこ」の脳内に入って来た映像がそのままPVに流用されている。
関連項目[編集 ]
脚注[編集 ]
- ^ しかし当時、テクノポップの伝統を受け継ぐアーティストはアーバンギャルド、pLumsonic!、YMCKなどインディーズでは存在していたが、それを中田は無かったことにした。
- ^ ASCII.JP『超マニアックなCD屋「メカノ」はなぜ潰れないのか』http://ascii.jp/elem/000/000/561/561848/