龍虎の拳
『龍虎の拳』(りゅうこのけん)は、SNKがアーケードとネオジオで発売した対戦型格闘ゲームシリーズにして壮大なネタフリ。「龍が如く」の同義語でもあり、全年齢対応のエロゲ でもある。
概要(ゲーム)[編集 ]
ネオジオの100メガショック対戦型格闘ゲームシリーズ。100メガショックはダテではなく、キャラクターの大きさ、リアルさがウリ。
- 特徴(『ストリートファイターII』よりスゴいところ)
- キャラクターが大きい。
- ズームイン、ズームアウトの機能(キャラクター同士が接近すると大きくなり、離れると小さくなる。)。
- 顔にダメージを受けると、ドンドン腫れあがっていく(女性も例外ではない)。
- 必殺技を使用するために、気力ゲージを消費する。
- 挑発システム(敵の気力ゲージを消費させる)。
- 必殺技を越える超必殺技の存在。
- 隠し必殺技(隠し超必殺技)の存在。
- 脱衣KOがある。
このように明らかに『ストII』よりすごいゲームであったが...2001年以降、SNKはSNKプレイモアという別会社になり(2016年に社名がSNKに戻ったが...)、カプコンは存続している。つまりはお察し下さい。
龍虎の拳(初代)[編集 ]
100メガショック第1弾(『ファイアースープレックス』?なかったことに)。1992年に発売された(SNKの対戦型格闘ゲームとしては『餓狼伝説(1)』の方が先。いや、それは「対戦型格闘ゲーム」じゃないだろ?!)。
ストーリーモードと対戦モードがある。
- ストーリーモード
- 主人公2名(リョウ、ロバート)のどちらかしか選べない。リョウの妹のユリを取り戻すため、次々と出会う相手にケンカをふっかけるモード。
- ボーナスゲームで修行が可能(超必殺技「覇王翔吼拳」の修行も出来る)。
- 体力増強の「氷柱割り」はボタン連打のため、比較的容易である。しかし、気力増強のための「ビール瓶切り」は目押しが難しいため、ほとんど「ビール瓶倒し」と化す。
- 対戦モード
- 敵キャラクターの8人も使えるが、対戦が終了するとストーリーモードに戻る...。なんてこった!キングが使えないじゃないか!
- ボスキャラクター2名(Mr.ビッグ、Mr.カラテ)を使用するには、メモリーカードが必要。さすがは関西人である。もうかりまっか?
最も重要な点は、脱衣KOがある、という事。これが続編にも受け継がれた。『龍虎の拳』=極限流空手ではなく、『龍虎の拳』=脱衣KOである。
スーファミ版[編集 ]
スーパーファミコンでも発売された。特徴は、以下を参照。
- 全キャラクターに、超必殺技(隠し必殺技)が追加。
- 各レベルをクリアするごとに伝授(コマンドが披露)される。
- 乱舞系が多い。新規グラフィックを用意しなくていいからである。
- 藤堂竜白の「盟王武雷陣」は名前がカッコ良すぎるが、要は「ちょー重ね当て」。
- キングの「ブラッディダンス」は後の『KOF』で使う「イリュージョンダンス」の原型。
- ミッキーの「バーニングラッシュ」はタクマ版「龍虎乱舞」に酷似している。
- Mr.カラテが鬼のように強い。
- 「龍虎乱舞」が使える(ネオジオ版は使用不可)。
- 気力の溜まるスピードが異常。
- 対戦でも...。しかも、気力溜めキャンセル(?)が可能。正に鬼!
- エンディングがある。
- ネオジオ版は「無いに等しい」ものだった。ただし、後発の『龍虎の拳2』とは矛盾する部分がある。
- 顔腫れが無くなり、疲労の演出のみになった。
- しかし、顔腫れのような演出に喜ぶのは、一部の過激な連中のみなので問題無しとする。
- BGMはアレンジ曲となった。
- ただし、一概にこのアレンジ曲がオリジナルに劣っているとは言えないので、さしたる弊害ではない。
- 「暫烈拳」や「幻影脚」が妙に重くモッサリしている。
- 特にジャックやMr.ビッグのような巨大なキャラクターになるとスローモーションのような錯覚さえ憶える。
- でもでも、速すぎるために遅く見える目の錯覚と考えれば良いと思います。
龍虎の拳2[編集 ]
1994年に発売された。前作の一年後、何者かによって、第1回『ザ・キング・オブ・ファイターズ 』が開かれる。前作のキャラクターは、それぞれの目的で参加する(藤堂竜白以外)。また、新たなキャラクターも4人(実質は3人)参加して、さらに隠しボスとしてギース・ハワードが登場する。なお、ネオジオ版は初代のデータをリンクする事でCPU戦の1人目にも超必殺技(「覇王翔孔拳」など)を当てるなどが可能。
...とか書いたが、要はエロゲーム化である。このゲームを一言で言えば、とにかく脱ぐ。
前作ではキングのみだったが、本作では数名のキャラクターに脱衣KOが設定されている。その上、リョウ&ユリのサカザキ兄妹は勝っても脱衣する。(パーフェクトで勝利した場合)。その父親・タクマは、常に上半身裸で戦闘する。親の因果が子に報いた例である。
余談だが、隠しボスのギースは、この時点では普通の青年だったが(少なくとも外見上は)、日本で修行した結果、半裸の精神を心得ている(ただし、『餓狼伝説スペシャル』以降)。和の真髄は露出 にあった事が証明された(不破刃 も半裸)。
ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝[編集 ]
1996年に発売された。主役はロバートになり、彼とリョウ以外のキャラクターはリストラされた。ボスは(削除) ハルク (削除ここまで)ワイラー。あれ?アミバだっけ?
物語の舞台もサウスタウンからグラスヒルバレーに変更。脱衣KOは可能だが、アルティメットKO限定のため難易度が上がっている(残念)。
このゲームがコケたため、『龍虎』シリーズは打ち切りとなり、1998年に4作目が発売される事は無かった。さらに本作のみスーパーファミコン版が発売されてない。
不破刃が登場した事で。一部ですごい有名。すごい漢 だ。
この節を書こうとした人は途中で寝てしまいました。
後は適当に頑張って 適当に頑張って 下さい。 (Portal:スタブ)
キャラクター[編集 ]
例によって、重要な順番に説明する。
龍虎の拳(初代)キャラクター[編集 ]
最重要キャラクター[編集 ]
- キングさん(仮名)
- ストーリーモードでは第4ステージの敵キャラクター。脱衣KOの元祖。ツンデレっぽい。
- エンディングよりも脱衣KOの方が重要(つか、キング自身のエンディングないし)。
- ムエタイ使いであるが、それはあまり重要ではない。
- 続編の『2』や番外編の『KOF』で改悛しても、髪型やスーツ姿は変わらず。
- その他の詳細はリンク先を参照。
主人公[編集 ]
ストーリーモードで、プレイヤーが操作する。
キーパーソン[編集 ]
- ユリ・サカザキ
- リョウの妹。捕らわれのヒロインである。語るほどの内容は無いよう。
- ロネット・サカザキ
- リョウとユリの母で、故人。初代より十年前に不審な事故で殺害されて、夫のタクマは犯人を探し出すために子供たちの前から姿を消した。しかし『〜2』では藤堂の存在と同じく、彼女の殺害事件も忘れ去られていた。
敵キャラクター[編集 ]
対戦モードでのみ、使用可能。
- 藤堂竜白(とうどう りゅうはく)
- 1面の敵。実力についてはお察し下さい。運は無いが、家族には恵まれている。
- 『〜2』では唯一カットされたキャラクター。そのため、『外伝』で彼を探すために次女の香澄が渡米した。
- 『KOF』では長らく背景カメオ登場に甘んじていたが、『CAPCOM VS. SNK 2』において
(削除) 娘の代理として (削除ここまで)正式プレイヤーデビューした。 (削除) アイヤー! (削除ここまで)えいやー!- ジャック・ターナー
- 2面の敵。ザコながら通常投げを持つので侮ると危険。この頃はメンツを重んじる不良だったが、『〜2』では軟派なチンピラと化した。
- 『KOF』では出番が全くないにも関わらず、いまだにキングに不潔な奴呼ばわりされている。
- 李白龍(リー・パイロン)
- 3面の敵。仮面を被っているが、おじいちゃんである(『〜2』で判明)。美形ではない。
- それよりも、元キックが使えるが...いいのか?(『ストリートファイター』のキャラクターである元のしゃがみ強キック。春麗も使う)。
- 『KOF』では背景カメオ登場のみだが、『ネオジオバトルコロシアム』には参戦している。
- ミッキー・ロジャース
- 5面の敵。ドレッドヘアーのボクサーくずれ(『〜2』では再起を誓い、ショートにしている)。ボクサーのくせに強い、と言われた(当時)。
- ダメージを与えるとア〜ン♥♥とエロい声をする。
- 初代では2種類の飛び道具しか使えない雑魚だったが、『〜2』では色々なパンチ技が追加された。
- ジョン・クローリー
- 6面の敵。声はリョウと同じ。Mr.ビッグの親友だが、『〜2』を最後に出番が途絶えている。軍の教官でありながらシンパ行為(Mr.ビッグへの武器横流し)をしたのに、懲戒免職だけで済んだ。
- Mr.ビッグ(ペンネーム)
- 中ボス。ユリを誘拐した張本人だが、小悪党にしか見えない。グラサン、棍棒、そしてハゲがトレードマーク。
- 初代ではジャンプが出来ない。しかし『〜2』ではジャンプ可能になり、『KOF』では足技も習得した。
- ベガのサイコクラッシャー、バルログのローリングクリスタルフラッシュが使える(...)。
- Mr.カラテ(匿名希望)
- ラスボス。極限流空手の達人(龍虎乱舞を除く)。
- 正体(タクマ・サカザキ)を隠す必要は判るが、天狗の面はないだろ。つか、鼻を折られちゃったし(比喩として)。
- 続編の『〜2』や番外編の『KOF』では「タクマ・サカザキ」として登場するが、『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』と一部の家庭用『KOF』では「Mr.カラテ」として登場する。
龍虎の拳2キャラクター[編集 ]
追加・変更点のみ。
新キャラクター[編集 ]
- 如月影二(
(削除) にょづき (削除ここまで)きさらぎ えいじ) - 忍者。極限流空手を抹殺すべく参戦。笑止。実は藤堂家をダメ流派と思ってるらしい。『龍虎外伝』では同門の不破刃に取って代わられたが、『KOF』では大活躍している。
- テムジン
- 夏の悲劇〜。モンゴリアン、キン肉バスターを使うドジョウ髭。彼のエンディングには幼き日のテリーが登場している。
- 近年、スーパーロボット大戦シリーズに参戦、一部で話題となった。
- 余談だがテムジンのテーマ「in the blue sky」は名曲である。
客演キャラクター[編集 ]
- ギース・ハワード
- オープニングにも登場する隠しボス。アンディ・ボガードではない。しかもロネット殺害事件には全く係わっていない。
- 気力がなくても烈風拳が撃てる反則仕様(でも、気力がなくなると溜める)。日本での修行前なので、袴ではなくスーツ姿。また古武術を完全習得していないので、(烈風拳は使えるが)当身投げは使えない。
- ネオジオ版では使用できないキャラクター(スーファミ版では対戦のみ使える)。
ART OF FIGHTING 龍虎の拳外伝キャラクター[編集 ]
- 不破刃(ふは じん)
- 影二のライバルであるすごい漢。詳しくはリンク先を参照。
- 藤堂香澄(とうどう かすみ)
- 行方不明の父親(藤堂竜白)を探すため、危険な国アメリカに乗り込む(日本語しか喋れないのに)。まずサウスタウンを訪れるが既に父親がこの街を去ってしまったので、その手掛かりを求めてグラスヒルバレーを訪れる。
- 『外伝』出身のキャラクターでは唯一『KOF』で活躍している。『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』では父親と入れ替わりに登場している。
- カーマン・コール
- エージェントとしては優秀らしいが、名前が...。ゲーメストの『龍虎外伝』の漫画では主人公だったのに、この漫画で出番の無かった香澄のほうが『KOF』に客演登場した上に、彼自身は『CAPCOM VS. SNK 2』のイギリス面の背景しか出番が無い。
- レニィ・クレストン
- ムチ女。賞金稼ぎはレニィにおまかせ。しかし、ウィップのほうが知名度が圧倒的に高いので『KOF』への客演出場は適わなかった。
- ロディ・バーツ
- 誰ですか!?あ、レニィの相棒でトンファー使いのパツキン兄ちゃんか。
- 王覚山(ワン・コーサン)
(削除) 裸の (削除ここまで)大将。語尾は「〜なのね」。八九寺真宵のように大きいリュックを背負っていて、連れはホエホエ(後述する)一羽のみ。エンディングでは彼の絵を見る事ができるが、この程度なら小学校高学年にだって書ける。
隠しキャラクター[編集 ]
サブキャラクター[編集 ]
- フレア・ローレンス
- ロバートの幼馴染。それだけの美少女。ユリやリムルルなどのようにプレイヤーデビューはしなかったので、彼女の人格崩壊は免れた。
- ホエホエ
- 王覚山の飼っているペリカン。ナコルルにとってのママハハ(鷹)に近いポジションである。
ネタフリ[編集 ]
本作の約10年後が『餓狼伝説(1)』であるが、途中経過は語られる事無く...。極限流は『ザ・キング・オブ・ファイターズ』によってイロモノと化した。合掌。
関連項目[編集 ]
外部リンク[編集 ]
この項目「龍虎の拳」は、壮大なネタ振りです。誰か、人類の歴史に残るようなとてつもなく面白いネタを書いてください。
私には書けません。 (Portal:スタブ)