鞍馬天狗
鞍馬天狗(くらまてんぐ)とは幕末〜明治にかけて活躍した作家、大仏次郎(だいぶつじろう)によるノンフィクション小説である。
日本以外に世界16カ国で翻訳、刊行されている。また、幾度となく映像化され後のヒーロー番組の礎とも呼べる作品となった。2010年にはハリウッドでの実写映画化が決定している(主演:クリスチャン・ベール 監督:マイケル・ベイ)。
なお、ここでは現在日本放送協会で放映されているSFX時代劇ドラマ「鞍馬天狗」について記述する。
あらすじ[編集 ]
鞍馬で天狗を相手に武術の鍛錬に励みながら成長した小野宗房青年が、過酷な運命を背負いつつもそれを右から左へ受け流し、正義の刃をこの世の許せぬ悪へと振り下ろす「鞍馬天狗」となって戦っていく物語。
市井の中ではお気楽浪人「倉田典膳」として愉快な仲間達と過ごすふりをしつつ、夜の闇が降りると彼の中の押さえられない衝動(トラウマ)が噴き出し、正義の戦士「鞍馬天狗」へと変身(生着替え)して悪党達を血祭りにあげていく。
登場人物[編集 ]
天狗と愉快な仲間達[編集 ]
本名「小野宗房(おの むねふさ)」。幼少の頃より鞍馬山に住む天狗を相手にアクション俳優となるための訓練に明け暮れる。実はその天狗というのは彼の育ての親であったのだが、彼は気付かず、ある日勢いあまって天狗を撲殺してしまう。こうして罪を背負ってしまった小野宗房は二度とこのようなことが起こることのない世界を築くため、あとついでに自分の産みの親の敵も取るために、正義の戦士「鞍馬天狗」となって戦う事を誓う。
類稀な身体能力と無双の剣術を駆使し悪を倒していくが女には弱い。貧乳、人妻とストライクゾーンは広いらしい。
長州藩出身の気象予報士。日本一のお天気お兄さんを目指すため京で活動中に小野宗房と出会い行動を共にする。劇中で彼の天気予報コーナーがあるが、その予報が当たっているかは謎である。
- 黒姫の吉兵衛(演:徳井優)
本業はコソ泥だが、副業で引っ越し屋とダンス講師をやっている。副業の方が儲けがいいらしい。ダンスで鍛えた身のこなしを小野宗房に認められ、スパイとして働く。後にCIAの設立に尽力する事になるが、それは本編では描かれない。
特技はヨーヨー。当時の日本チャンピオンとして記録が残っている。
新選組!?[編集 ]
悪の秘密組織「新選組」副長。前科一犯(罪状は自転車ドロ)。この事から分かるように鬼の副長の名に恥じぬ非情さを持つ。
悪の秘密組織「新選組」局長。毎週数十人単位で戦闘員(隊士)が鞍馬天狗によって倒されるため、人員の確保に頭を悩ませている。人材派遣会社フルキャストから戦闘員を派遣してもらおうとするも「近藤 勇」を「近 藤勇」と間違える中国人ばかりだったため断念した。
怒りが頂点に達すると表情筋が硬直し、顔のテカりが増す。
天狗周辺の女性[編集 ]
桂小五郎の愛人。桂にはもったいないとの声も。
- 白菊(演:京野ことみ)
小野宗房の親の敵の娘。ちょうど反抗期を迎えた頃に小野宗房と出会う。公家の娘であるが、電脳瓦版にトップレス画像が流出するなど、私生活はなかなか奔放のようだ。
なお、このトップレス画像は後に「世界三大がっかりおっぱい」として電脳瓦版上で知らない者はいない程のネタとなる。小野宗房とは今のところ友達以上恋人未満 セックスフレンド以下の模様。
「鞍馬天狗」つよさのひみつ![編集 ]
鞍馬天狗は強化スーツに身を包み、天狗仕込みの軽やかな身のこなしと、愛しさと切なさと鮮やかさと強さと速さを兼ね備えた剣術を駆使した、スマートな戦闘を得意とする。
ここではその強さを支えるひみつをかいぼうするとしよう!
- 変身時
- 頭巾(TENGU-MET)
- 鞍馬に住む天狗だけが生成することができるとされる超合金「クラマローリングストーン」で出来ており、3tもの衝撃に耐えることができる。この頭巾はイカのような形状をしているが、この様な形状をしている理由として、
- 等さまざまな説が挙げられているが、今のところ「一番衝撃を吸収できる形であるから」が有力である([要出典])。
- 着物(TENGU-SUIT)
- 超合金「クラマローリングストーン」が縫い込まれている。あらゆる物理攻撃をほぼ無効化する事ができ、鞍馬天狗の持つサイキックパワー(テレポート能力)を増幅させる機能も持つ。鞍馬天狗にダメージを与えることができるのは近藤勇の持つ「コテツ」などの霊刀だけである(血を吸っていればなお良し)
- 刀(TENGU-SWORD)
- 超合金「クラマローリングストーン」を鍛えて造られた。一振りで一度に5人をなぎ倒す事が出来る。この刀は月の光を浴びることで強化され、満月の夜に最も威力を発揮する。鞍馬天狗が満月の夜を好んで戦うのはこのためで、決して演出の都合などではない。必殺技は「フルムーンバーストスラッシュ」円月殺法ではないかという声も聞かれるが、おそらく気のせいであろう。
- ホワイトタイフーン号
- 別名「白き台風の目」鞍馬天狗専用の移動用白馬。鞍馬天狗を目的地へと届けた後は空気(カメラ位置)を読んで撤収する。戦闘が終了するとまたどこからともなく現れる。「バトルモード」への変形も可能だが、本編で描かれることはない。(受信料を納めている人だけが特典として見る事が可能)