聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話
聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話 (せいとうしせいや - めいおうしんわ) はかつて週刊少年ジャンプ誌上において連載された聖闘士星矢で絶望のドン底に落とされた蟹座・牡牛座・魚座の諸氏を救済するための漫画。
概要[編集 ]
聖闘士星矢で上記の3星座(特に蟹座)の扱いが極端に悪かったため3星座の人間(特に小学生男子)がいじめにあう事態が発生した。ジャンプ編集部に多数の苦情がよせられたが編集部は無視。何がどういう経緯になったかはよくわからないが、週刊少年チャンピオンで黄金聖闘士が主役の漫画が連載されることになった。蟹座や魚座は救われることになったが逆に絶望させられることになる星座の人もいる漫画。
主人公は黄金聖闘士。黄金聖闘士12人によるオムニバス形式でストーリーが進行する。
ストーリー[編集 ]
車田版聖闘士星矢から遡ること200数十年前。アテナとハーデスの聖戦が再び幕をあげようとしていたが、アテナは戦争するのが面倒くさいので中止を決定。ハーデス達と楽しく暮らそうと孤児院の女の子サーシャに転生する。ハーデスの器で兄のアローンや幼馴染のテンマたちとキャッキャウフフの毎日を送っていたが、空気を読めない射手座の聖闘士に邪魔をされ聖域に連れていかれる。こうして黄金聖闘士をはじめギリシアの聖域のみなさん、冥界のみなさん、とばっちりでイタリアのみなさんの受難の日々がはじまるのだった。
用語[編集 ]
- 聖域(サンクチュアリ)
- ギリシアのどこかにあるという場所。聖闘士を養成するために日々過酷でアホらしい特訓をする人々が集う。おまけにアテナの光臨を何百年も心待ちにしてたり頭の方もちょっとおかしい。
- 聖闘士(セイント)
- アテナを守護する戦士たち。黄金聖闘士の下にに白銀、青銅がいてさらにその下に雑兵たちがいる。200数十年後からは考えられないほどの団結力を誇っている。聖闘士の戦いは原則1対1のルールを割と守っている。
- 冥闘士(スペクター)
- ハーデス軍の戦士たち正式な冥闘士は108人いる。幹部は「三巨頭」の3人とパンドラの合わせて4人。その他に雑兵や死神や夢の神まで参加している。物語序盤はHPへらないというチートを使っていた。聖闘士とは違い平気で物量作戦を仕掛ける。
- 小宇宙(コスモ)
- 聖闘士や冥闘士の力の源。闘志を集中させることにより小宇宙を高めることができる。肉体的にも精神的にも傷つくことで増大したり、脱衣して興奮することで高まったりもする。
- ロストキャンバス
- ハーデスとなったアローンが描いている絵。キャンバスがイタリアの空という壮大な絵である。冥王の最終目的はこの絵の完成である。
登場人物[編集 ]
聖域軍[編集 ]
- 聖戦そのもを起こさないためにハーデスの器の少年アローンの妹に転生。
- 聖闘士が任務で聖域を離れるときは笑顔で送り出す。
- 敵にやられてゾンビ化した聖闘士の手を握って成仏させてやる。
- 任務で死にかけで帰ってきた醜男聖闘士を抱きしめてあげる。
- 聖域軍から1人しか離反者が出ていない。
- 最終決戦は自分と兄と幼馴染の3人で。他のみなさんは生き延びてください。
等、次のアテナからは考えられないくらい女神。勿論人類を滅ぼす幾億もの星の雨なんか絶対に降らさないし、まして女性の服を引っぺがしておっぱいを啜るなんてことは絶対にしない。
- 教皇セージ
- なんと元蟹座の聖闘士。蟹座男子を希望に導く存在。弟子ももちろん蟹座。弟子マニゴルドと共に死の神タナトスを封印して体力を使い果たし死亡。
- ハクレイ
- 教皇セージの双子の兄。「教皇?マンドクセwwww」といってめんどくさい地位を弟に押し付けてチベットに引きこもった。が、さすがに弟が死んで聖域軍の旗色が悪くなったので出てきた。前聖戦の全聖闘士と雑兵を召喚して敵にたたきつける積尸気転霊波というチート技を使う。弟セージと「なんで俺ら双子座じゃないんだろうな。」と語り合ったようだ。弟子は牡羊座。
- テンマ
- サーシャの幼馴染。サーシャ追いかけて聖域入り。「俺、聖闘士になるんだ。」と序盤でたてたフラグは最終回で回収された模様。
黄金聖闘士 [編集 ]
一人が死ぬと次が出てくる戦力の逐次投入という間違った戦術を使う頭の悪い人たち。掲載順は死んだ順番。
- 魚座(ピスケス)のアルバフィカ
- イケメン。魚座=イケメン。イケメンがコンプレックスで顔で敵の攻撃を防御するというアホな行動をとったりする。一番最後の宮を守っているのに一番最初に死ぬ。猛毒のバラに耐えるため自分の血を猛毒にした猛者。その毒の血で敵を貫くクリムゾンソーンという大技が追加された。ハーデス軍の三巨頭ミーノスに猛毒の血を打ち込みまくり相打ちになる。
- 乙女座(バルゴ)のアスミタ
- 今聖戦、次回の聖戦を通しての功労者。冥闘士のHPへらないというチートを封じるための数珠を作るために小宇宙を燃やし尽くして死亡。ちなみにその余波で多数の冥闘士が巻き添えになって死亡。
- 牡牛座(タウラス)のアルデバラン
- 本名ハスガード。でも誰も本名で呼んでくれない。タイタンズノヴァという大技が追加された。輝火という強敵と対戦しHPを大きく減らし、ハーデス出現でさらにHP減らし、バイオレートとの対戦でまたHP減らし、回復の機会がないままテンマに修行を付けて地味にHP減らし、精神攻撃系のザコキャラに襲われて死亡。パラメータの大半を体力と力に振っているので精神系攻撃喰らうと即死。弟子たちもその後ひどい目にあう。雑魚に殺されるのは牡牛座の宿命か?車田版同様見せ場が少なかったが、亀みたいな情けない場面は一切なくそれなりにかっこいい生き様で牡牛座の男子を救ってくれた。
- 蟹座(キャンサー)のマニゴルド
- 青銅聖闘士を投獄したり、敵に投げつけたり、蟹座男子のトラウマを刺激した。しかし黄金聖闘士でもトップクラスの実力を持ち、積尸気冥界波で敵の魂を抜出し積尸気鬼蒼焔でその魂を燃やすというチート技を使う。死の神タナトスの肉体と共に消滅するというかっこいい散り様をみせ、かつて絶望に沈んだ蟹座男子に光を与えてくれた。
- 山羊座(カプリコーン)のエルシド
- 「俺がエクスカリバーだ!」新技の追加もなくただひたすら手刀で戦い続けた。あまり見せ場がもらえなかったかわいそうな人。山羊座男子はまだシュラの方がよかったと思ったに違いない。敵の声を聞いて釘宮病を発病しスキだらけになった結果、片腕ドラゴンになってしまった。ギリギリまで頑張ってギリギリまで踏ん張ってピンチのピンチのピンチの連続そんな時、青銅聖闘士に頼ってしまった。夢の四神と相打ちになって退場。
- 水瓶座(アクエリアス)のデジェル
- 小技がいくつか追加されたがあまり役に立っていない。誰もが忘れていたブルーグラードにオリハルコンを取りに行くお使い任務でハーデス軍と遭遇。しかもパンドラが余計なことしてポセイドンが暴走。大変なことになる。ポセイドンの肉体が初恋の女性だったのでポセイドンの暴走を抑えるために一緒に人柱となって退場。
- 蠍座(スコーピオン)のカルディア
- 拷問大好きな小物。蠍座男子に絶望をあたえかけた聖闘士。デジェルと一緒にお使いに行って三巨頭の一人ラダマンティスと対戦。正々堂々戦うラダマンティスにフェイントで必殺技を決める小物。ラダマンティスと相打ちか?と思ったらラダマンティスは何とか生存。数少ない黄金聖闘士の犬死を見せつけ蠍座男子を絶望させてくれた。
- 射手座(サジタリアス)のシジフォス
- 今聖戦の引き金を引いた人物。空気読めないことを反省して謹慎という名の引きこもりになっていた。が山羊座と青銅聖闘士に引きずり出されたヘタレ。一応ケイロンズライトインパルスという技が追加された。最大の見せ場は三巨頭アイアコスとの決戦、撃破ではなく、自ら心臓を抉り出すところ。当然そんなことをして生きていられるはずもなく雑魚冥闘士アヌビスを道連れに退場。
- 双子座(ジェミニ)のデフテロス
- 通称鬼。双子座の弟。アナザーディメンション、、ギャラクシアンエクスプロージョンに加え敵をマグマの海にたたきこむマヴロスエラプションクラストが追加された強キャラ。弱小白銀聖闘士や弱気な青銅聖闘士を強烈なシゴキで鍛えなおしたりする面倒見のいい兄貴分。普段は火山の中で暮らしているが兄を救うために聖戦に参加。首尾よくお兄ちゃんを聖域軍に復帰させたが自分は死亡。
- 獅子座(レオ)のレグルス
- 最年少の黄金聖闘士。15歳。バイオレートを凹り実力の差を見せつけてくれた。神の血を受けて復活したラダマンティスに一人でアテナエクスクラーメーション(普通は黄金3人で放つ)×ばつ4倍の威力のソディアッククラーメーションをぶちかましラダマンティスのどてっぱらに大穴開けてみせたがラダマンティスは死なず。蠍座と同じ犬死だが、サソリとは違いすさまじい力を見せつけ獅子座に希望をくれた。
- 双子座(ジェミニ)のアスプロス
- 教皇の座に就きたくてしようがないから教皇暗殺という暴挙に出た双子座兄。双子座はそんなんばっかりだ。弟を傀儡にして教皇暗殺を決行するがあっさり看破されて自害。聖域に反旗を翻し冥王軍に参加していた。ギャラクシアンエクスプロージョンが強技なので新技はなし。弟と2身合体して聖域軍に復帰したのも束の間時の神カイロスを封じた後寿命が来て死亡。
- 牡羊座(アリエス)のシオン
- 聖衣の修復と称して聖闘士たちの恥ずかしい秘密を覗き見ていた変態。冥界に行った時もそのへんのことを裁判所で指摘されてあせっていた。首尾よく聖戦を生き延びたが約200年後に双子座に暗殺される。
- 天秤座(ライブラ)の童虎(ドウコ)
- 見せ場は最初にテンマと出会うところぐらい。サーシャに聖衣を届ける以外たいした活躍もなく、時には足手まといになったりしてそれでも聖戦を生き延びた。露出癖があり何かにつけて裸になる。大事な一戦でも裸になった。この露出癖は後に弟子に受け継がれる。師匠が本物の龍とかいう超設定が追加された永遠の18歳。
白銀聖闘士 [編集 ]
主に冥王軍にやられて黄金聖闘士の強さを引き立てる役回りを与えられている悲惨な階級の聖闘士。
- ケルベロスのダンテ
- 冥王軍にやられてゾンビになってしまった。サーシャを殺そうとしたが手を握られて意識を取り戻し「サーシャ様マジ天使。」と言い残して成仏した。
- カラス座
- 「ちょっと冥王軍の様子見てくる。」と死亡フラグ立てて出かけて行って見事に瀕死状態で聖域に帰還。死の間際にサーシャに抱きしめられて「サーシャ様マジ天使。」と言い残して死亡。
- その他の白銀聖闘士のみなさん
- 数人がかりで冥闘士一人にやられてその冥闘士を黄金聖闘士が一撃で葬るとか明らかに引き立て役です。
青銅聖闘士 [編集 ]
聖闘士最下級で48人いる。それでも音速のパンチを打てるとか常軌を逸した身体能力を誇る。
- 大工集団
- ノアの箱舟の修復を担当した青銅聖闘士。ウルフ、ベア、ヒドラ、ライオネットたちザコ聖闘士。冥王軍の引き立て役にならず、黄金聖闘士の引き立て役にもならず逆に引き立て役にしたりして活躍した。
冥王軍[編集 ]
108人もメンバーがいるので「相手は一人だ袋叩きにしてしまえ!」戦法が使える。でも黄金聖闘士1人に集団でかかっていっても逆に凹られてしまうかわいそうな人たち。世界征服をたくらんでいるが世界を征服した後のことを全く考えていないおバカな集団。しかも冥王の目的が絵の完成とかでトップの意思が下まで伝わっていない。
- ハーデス
- 通称「冥王」。復活の度に仮の肉体を用意するがほぼ美少年。美少年好きのショタコン。今回アローンを用意して憑依したら自分の姿に見とれて、逆に乗っ取られて好き放題やられてしまう。
- アローン
- 冥王ハーデスの器に選ばれた少年。サーシャの兄。ハーデスに乗っ取られたかと思いきや、そんな感じに見せかけてハーデスの力を使ってやりたい放題やっていた。ハーデスも面白がってみていたがそのうちハーデスにも呆れられるほどになって捨てられてしまった。
- パンドラ
- アローンのお目付け役。アローン可愛さのあまり閉じ込めちゃったりDVっぽいことをしちゃったりするエロいお姉ちゃん。
- タナトス
- 死神。ハーデスの部下。「人間なんて相手にならねぇwww」とかほざいていたのに蟹座あいてに無様なことになった愛すべきかませ犬。蟹座男子に生きる希望を与えてくれた素敵な死神。
- ヒュプノス
- タナトスの相棒。「油断するから人間にやられんだよwww」とかのたまっておきながら自分も人間にやられていた。いつやられたのか思い出せない地味な存在になってしまった。
三巨頭[編集 ]
- 天貴星(てんきせい)グリフォンのミーノス
- 聖戦開始直後に魚座にぶちのめされた。「俺不死身だしwwwチートだしww」なんてのんきになって舞台袖で出待ちしてたら処女座にチート封じされて復活できなくなった間抜けな人。
- 天雄星(てんゆうせい)ガルーダのアイアコス
- 自称『カルラ王』。『俺たちの領域』という恥ずかしい内容の詩を部下バイオレートに送った結果職場恋愛に発展。射手座に凹られた後、職場恋愛を禁じた冥王軍の規律を乱した罪でアローンの制裁を喰らって退場。本名の水鏡は伏線でもなんでもなかったようだ。
- 天猛星(てんもうせい)ワイバーンのラダマンティス
- 蠍座を虫けら扱いして正面から力押しでぶつかった結果、見事にフェイント喰らって瀕死の重傷に。その後アローンが神の血を与えて復活させたらチート性能を獲得。腹に風穴あけられても生きていられる体になった。腹に穴をあけられたのを治してもらおうとアローンのところへ行ったら「絵をかいてる邪魔しないで」と言われ制裁されて退場。
- 天暴星(てんぼうせい)ベヌウの輝火(かがほ)
- 三巨頭がラダマンティス一人になったんで繰り上げで三巨頭になったアローンLOVEのちょっとヤバイ少年。
その他の冥王軍[編集 ]
- オウルのパルティータ
- なんと人妻。テンマのお母さんでムチムチの太ももがエロい熟女。元聖域軍で寝返って冥王軍に入ったと思わせ実は息子に最強の神聖衣をあげるためだった親バカ。
- 天孤星(てんこせい)ベヒーモスのバイオレート
- 通称「人間ミサイル」貴重なおっぱい要員。詳細は別項目で。
- 地獣星(ちじゅうせい)ケット・シーのチェシャ
- 今聖戦で冥王軍唯一の生存者。生き残った理由はサーシャが猫派だったため。
- 天醜星(てんしゅうせい)デッドリービートルのスタンド
- 通称「かませ犬」無印星矢では発動できなかった必殺技「スタンド・バイ・ミー」が使えるようになったが結局かませだった。愛すべきかませ犬。
- その他かませ犬やザコキャラのみなさん
- 黄金聖闘士の見せ場を作ったり凹られたりひどいめにあわされるためだけに存在する愛すべきやられ役たち。
その他の人たち[編集 ]
- ギリシア人
- アテナとハーデスの戦争に巻き込まれ住む家を失ったり家族と離ればなれになったりシャレにならない事態に陥った可哀想な一般人。おまけに聖戦の余波で国が財政破綻してさらに大変なことになってしまった。
- イタリア人
- アローンが気まぐれで舞台をイタリアに移したために聖戦に巻き込まれた悲惨な人たち。おまけに国の財政も悲惨なレベルになってしまう。
- ポセイドン
- 久しぶりに起きてみたら現世用に用意された肉体がナイスバディで金髪の美女だった。大喜びで美女の肉体を堪能していたらパンドラに体を傷つけられて大激怒&大暴走。
サーシャ被害者の会[編集 ]
まさに女神のサーシャだが実は801であり聖闘士や冥闘士がア〜ン♥♥する薄い本を描いては有明などで売っていた。それを知った連中が被害者の会を結成。サーシャに謝罪と賠償を求めている。主なメンバーは
- ×ばつアローン
- ×ばつパンタソス
- ×ばつデジェル
- ×ばつアスプロス
- ×ばつザコ聖闘士のみなさん
である。