聖闘士星矢Ω
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聖闘士星矢Ω(せいんとせいやおめが)は、神話かぶれの中二病患者が作ったバトルアニメである。
概要[編集 ]
- 古代ギリシアの聖書・『聖闘士星矢』を元に、東映アニメーションがその後の世界を舞台として制作したオリジナルアニメ。
- 下敷きとされた漫画作品は、漫画化された1980年代の「こまけぇこたぁいいんだよ!」なノリを多分に反映していたのだが、本作ではあらゆる面から徹底して現代化を図っており、笑いあり涙ありロマンスありといった、どちらかと言うと現代の少年 ジャンプ漫画 的な内容になっている。
- しかしこれが悲劇を生み、頑固な原理主義者からは、「原典と全然ノリが違う!」「お前星矢をプリキュアとまちがえてんじゃねえのか!?」と猛反発を受けることになった。
- 玩具スポンサーもつかずスタッフも若手中心という零細体制も、これに拍車をかけており、一部のファンからは本気でなかったことにしたいと思われている。
- ......とまぁ原典の続編として見ると、激しく賛否の分かれる作品となったが、属性要素や主要メンバーのバトルスタイルの差別化、馬越嘉彦の奮闘などもあり、単純な東映アニメとしては、安定した映像水準を見せつけている。
- そんなこんなで1年間の
(削除) 論争 (削除ここまで)激戦を終え、ひっそりと終了すると思われた作品だったが、ここで予期せぬ展開が待ち構えていた。 - なんと大きなお友達向けのレーベルで、玩具化することが決定し、番組も2年目に突入することになったのだ。
- これを受けたスタッフは、主要メンバーの契約切れもあり、制作体制をばっさりと一新。玩具の販促対象である原作ファン達に対して、媚び媚びに媚びまくった内容への方向転換を図った。
- しかし後に新この主要スタッフが、プリキュア準備の片手間に制作をさせられていたことが露見。番組の展開も映像クオリティも、徐々に怪しい方向へと転がり始めていく。
- やたらめったら頑丈な敵・いつまでもゴールの見えない突入作戦・ご都合主義の連続など、今度は前年度とは違った意味で、「お前星矢をプリキュアとまちがえてんじゃねえのか!?」と言われるようになってしまった。
- 本作は「続編モノの難しさ」を、身を以って我々に教えてくれた作品であると言えるだろう。
新設定[編集 ]
- 聖衣石(クロストーン)
- 「鎧型の聖衣はお金かかるから駄目!」とのお達しにより、代用装備として用意された貧乏聖衣。
- クロスボックスやオブジェ形態は廃止されており、フィットスーツ型の鎧に変化している。ガンダムからエヴァンゲリオンになったとたとえると分かりやすいだろう。
- 作中でもこうなったもっともらしい理由は用意されているのだが、事情を詳しく知らなかったシャイナさんが、凄まじくフワフワした説明をしていたため、しばらく物議をかもすことになった。
- 2年目には一部の聖闘士達が、これを元のプロテクター型の聖衣に戻しているが、お財布事情はさほど変わっていなかったらしく、若干無理をして動かしている感がある。
- 小宇宙属性(コスモぞくせい)
- 元々アテナが持っていたという「光の小宇宙」と、敵のボスキャラが持っているという「闇の小宇宙」とが反発した結果、聖衣石と共に世にもたらされた新概念。
- 上記の光と闇に加え、炎・風・雷・土・水の5種類の自然属性が付与されるようになった。光と闇は互いに反発し合い、自然属性は炎>風>雷>土>水>炎>......といった相性優劣を持つ。
- ただし格上との戦いが当たり前な『聖闘士星矢』の世界では、属性相性ではカバーしきれない戦況の方が圧倒的に多く、相性の概念は急速に空気化している。「属性とは何だったのか」は聖域内での流行語となった。
- 2年目では敵陣営の変化もあり、属性概念はほとんど用いられなくなっている。一応一輝や蛮といった、2期からのメンバーの中にも、属性を使っている者はいるので、赤っ恥をかかないように注意しよう。
- Ω(オメガ)
- 2期から登場した小宇宙の新境地。エイトセンシズが戦闘ではクソの役にも立たないものであったため、手っ取り早いパワーアップの手段として、新たに用意されたものと思われる。
- 聖闘士同士の友情パワーを高め合い、決死を超えゾンビになる勢いで追い詰められた時、覚醒すると言われている。
主人公たち[編集 ]
- 天馬星座(ペガサス)の光牙
- 馬鹿。仲間達にも公言されるほどの馬鹿。育ての親にベッタリなマザコンでもある。
- ジャンケンで延々同じ手を出していたことにも気付けない馬鹿だが、先代の異様なタフさは引き継いでおり、神との連戦によるダメージや、全身骨折を抱えた状態で新生十二宮を踏破するなど、なかなかに人間を辞めている。
- とはいえ精神強度はやや豆腐メンタルなところがあり、12時間ちょっとで5度の闇堕ちを見せるという暴挙に出たことも。
- 本人は世界の命運にかかわるほどの宿命を背負っていたのだが、それが明かされたのは終盤になってからなので、相変わらず「目立てない主人公」に甘んじている。
- それでも何かあった時には、自ら率先して敵陣に突っ込む行動力を発揮しており、仲間達からは信頼されたり同情されたりしている。
- 最終回では自分が目立てていないことを、今更になって気に病み始め、自分探しの旅に出た。
- 光属性と闇属性を持つ。1期のラストで闇属性を喪失した。
- 子獅子星座(ライオネット)の蒼摩
- 主人公の親友にしてナンバー2枠。だったはずなのだが不遇。
- 作風の犠牲になっている傾向があり、青銅6人組の中では若干影が薄い。チャッカマンというあんまりなあだ名をつけられてもいる。
- 基本的には陽気で面倒見のいい兄貴分だが、チャラ男であるのが玉に瑕で、バイト中にチャンネーを口説いていたりする。しかし本命は攻略できなかった。
- バトルスタイルはボクシング風で、火属性。光牙と並ぶ鉄砲玉だが、それ故噛ませ犬ならぬ噛ませ獅子となるケースも多い。ちなみに聖衣がどの形態でもダサいという弱点を持つ。
- 鷲座(アクィラ)のユナ
- 本作後半のヒロイン。そこ、キュアアクィラとか言わない。
- 1期ではヒロイン大好きな脚本家の寵愛を受け、最強の肝っ玉母ちゃんとして活躍する。
- 何かあったらとにかく殴るのが教育方針であり、光牙が女を取られて凹んだ時には、ひたすらボコった末氷の洞窟に放りこむという、13歳ヒロインにあるまじきスパルタぶりを見せつけた。先代鷲座も厳しい訓練には定評があり、鷲座の聖闘士としては、正統な気質の持ち主であると言えなくもない。
- これでも当初は生真面目すぎるゆえ、実力を発揮できていないというキャラクターだったのだが、あえて仮面を外すという校則違反を犯すことで、柔軟な思考ができるようになった。檄先生は「聖闘士の掟を破ることにはなるが、自分の心の掟を守っていればそれでいい」と指導したが、文面自体はあまりにフワフワしたものであるため、原作ファンからは概ね不評。
- 1期は1期でやりすぎなほどに目立っていたのは間違いないのだが、新スタッフに「聖闘士の戦いに女は不要!」と言い出す輩でもいたのか、2期ではヘタレ化した上過剰なまでに出番を減らされる。あっちが立てばこっちが立たぬとはこのことである。
- バトルスタイルはキック主体で、風属性。あまり難しくないからか、この特徴は2期でも順守されている。
- 龍座(ドラゴン)の龍峰
- 前作に登場した紫龍の息子。しかしビジュアル的には瞬に近い。
- 可愛い顔してかなりの策士であり、光牙の実力を図るために敢えて先生にチクるなど、悪知恵を働かせる場面も多かった。性格は至って大人しいので注意。
- 当初は病弱な設定があり、思い出した頃に倒れたりスタミナ不足に陥ったりしていたが、セブンセンシズ覚醒によって体質が改善された。スゴいね、小宇宙。
- バトルスタイルは中国拳法風で、水属性。病弱さをカバーするためか、1期ではカウンター主体の戦い方をしており、ぶっちゃけ親父よりも盾を使いこなしている。
- 狼座(ウルフ)の栄斗
- 忍者。彼の全てはこの一言に凝縮されていると言っても過言ではない。
- どこからともなく現れようが、いつの間にか情報を聞き出していようが、命綱無しで窓に貼りつこうが、巨大な凧を使って空を飛ぼうが、何をしようが「忍者だから仕方ない」の一言で片付けられる
(削除) 汚い (削除ここまで)便利な忍者。 - 本筋には絡むことが少なかったのだが、こうしたフリーダムな言動は視聴者に強烈な印象を残し、気付けば本作最強のネタキャラに数えられるほどの怪人物に成長していた。何でもありのスタイルは、ある意味車田漫画的であると言える。
- 2期では燃え尽き症候群になったところへ、唐突にロックンロールに目覚めてバンド活動を始めたが、あまりその後の展開には反映されなかった。
- バトルスタイルはやっぱり忍術で、土属性。当初はアテナに対する信仰心も薄かったため、戦闘では忍具などの武器もバンバン使う。
- オリオン星座のエデン
- 体育座の聖闘士ではない。シスコンでありロリコンでありショタコンでありホモでもあるという、大変な多重性癖の持ち主でもある。
- 温室育ちのお坊ちゃんであり、それ故に豆腐メンタル気味。上記体育座のあだ名は、アリアを喪った悲しみを引きずり、6話もの間体育座りで微動だにしなかったという伝説的な記録によるものである。
- こんな軟弱者だが戦闘能力は異様に高く、他の青銅が5人がかりで手も足も出なかったフドウ相手に、それなりに戦えていたというとんでもない実力を誇る。しかし実の父親に対しては、姑息にも精神攻撃を仕掛けていた。
- 最終回では唐突に光牙とおホモだちになり、あらゆるヒロインや友人達を置いて、2人きりで乳くり合いながら旅に出る権利を獲得している。
- 雷属性。栄斗ほどではないが技が多く、それらを2期でも使い続けた優等生。
- アリア
- 1期前半のメインヒロインと務めた能登。中盤にて死亡・退場する。
- たまたまアテナの小宇宙を浴びてしまったばっかりに、アテナの代理として祭り上げられてしまった悲劇の少女。
- これまでの星矢シリーズにない天然ゆるふわな性格は、スタッフ視聴者共に多くの人間を虜にし、ちゃっかり週刊少年チャンピオン本誌にも(パロディキャラが)登場した。
- 2期では序盤でちょびっとだけ触れられるも、さすがに以降はさっぱり出番がなくなった。
- 鋼鉄聖闘士/小馬座(スチールセイント/エクレウス)の昴
- 2期から登場したもったいないおばけ。12歳の少年を水島裕が演じているという事実が、2期の狂気を物語っている。
- 旧アニメ版放送当時に黒歴史扱いされ、ようやく笑い話にできるようになった頃、彗星のように現れレギュラー化した鋼鉄聖闘士であり、発表された際には話題を呼んだ。2期中盤で小馬座の聖衣を装着し、貼れて青銅聖闘士になる。
- 事あるごとに新世界の神になると公言するビッグマウスだが、実力的にはイマイチな部分も多い。
- しかし仲間を守りたいと思ったり、もったいないと思ったりした時には、異様な小宇宙を発揮する。それもそのはず、彼の正体は......
前作のメインキャラクターたち[編集 ]
ここでは特に出番の多かった、旧作主人公達5人組と、アテナの計6人を記載している。残りの連中についてはウィキペディアでも読んでればいいんじゃない?
- 射手座(サジタリアス)の星矢
- 前作主人公。1期から登場。原作終了後に黄金聖闘士へと昇格した。
- 冒頭でマルスに拉致監禁されており、1期の時点では出番が少ない。そのかわり瀕死の状態で召喚したみがわりが、そのマルスと戦い大爆発を引き起こすなど、活躍する時にはバカみたいに圧倒的な実力を見せつけている。
- 2期では敵のインフレに伴い、若干無能な面を見せることが多くなった。ついでに沙織さんとはえらく仲が進展しており、マザコン光牙をギリギリさせている。
- 天秤座(ライブラ)の紫龍
- 龍峰の親父。1期から登場。
- 1期時点では五感の全てを喪失しており、老師とは違う理由で一歩も動けない体になった。しかし原作ファンからは、「いつもの縛りプレイ」と捉えられており、全く心配されていない。
- 動けるようになった2期では、空席になった天秤座を継承し戦線に参加。老師譲りのスパルタぶりを発揮するも、教育のためなら自分の身をも投げ出すという親馬鹿ぶりを見せつけた。
- 余談だが龍峰の生まれた年は、彼が五感を喪う1年前に当たるため、身動きできない状態で子作りしたわけではない。というか生後1年で親父がそんな有様になるあたり、龍峰の人生も大概ハードモードである。
- 白鳥星座(キグナス)の氷河
- 2期から登場。1期から出ていた? あ〜〜聞こえんな!!
- 四半世紀にもわたってマザコンを貫き続けた傑物であり、光牙とはマザコン談義に花を咲かせている。そのマザコンぶりは最早職人芸の域に達しており、パラスとの戦いの際には、栄斗・エデン・昴からなる最強芸人軍団を引率していた。
- 前作組の中では割と優遇されており、公式人気投票では、僅か1話の出番にもかかわらず2位にまで上り詰めた。ランキングに名前が載ってない? 聞こえn
- 残念ながら彼には新生聖衣が用意されていたため、水瓶座の聖衣は継承されなかった。ついでに5人の中で唯一、何故か現役当時よりも、声色が若返っている。
- アンドロメダ星座の瞬
- 1期から登場。龍峰の親父ではない。
- 傷を負って一線を退いて以降は医者をしており、5人の中で唯一定職に就いている。2期では体調回復に伴い、戦線復帰を果たしたが、往年の甘さが再発し物議をかもしたことも。
- 原作続編のNDでは、次期乙女座に進言されていたのだが、こちらの世界ではフドウが健在であったため、乙女座の瞬誕生はかなわなかった。
- 鳳凰星座(フェニックス)の一輝
- 2期から登場。本来は1期から出る予定だったのだろうが、回想シーンのみの登場に留まっていた。
- マルス戦役の裏でサターンの影を追っており、その間に聖衣も聖衣石状態から元の形へ自己修復させているなど、相変わらずやることなすこと滅茶苦茶な御仁である。
- 終盤で全人類の時間が停止させられた時には、たまたま1人だけ亜空間に飛ばされており無傷だった。その後他の聖闘士達よりも、遥かに巨大な小宇宙を光牙へ送っており、視聴者の腹筋を崩壊させている。
- 本作における彼の声優のキャスティングをたとえるのなら、『ルパンIII世』におけるクリカンである。もっともこちらの山田康雄は亡くなっていないが。
- 女神(アテナ)城戸沙織
- ブラック企業を率いるしょこたん。オープニング主題歌に合わせて起用された。
- 1期では囚われの身になっている時期が非常に長く、出番も少なくなっている。2期の放送があり出ずっぱりになると知っていたならば、しょこたんがキャスティングされることもなかっただろう。
- 聖戦当時の戦い方が要らぬ誤解を生んでおり、結果イオニアの裏切りを招いたのが、1期のアレコレの発端となっている。
- このことを受けてか、2期ではえらく慎重になり、ハービンジャーの顰蹙を買った。しかし最終決戦においては、瀕死の聖闘士達から生命力を、最期の一滴までまとめて搾り取っており、往年のサディストぶりが健在であることを見せつけた。
- グラード財団の総帥なだけあり、聖域のシステムを徹底的に近代化している。これにより聖闘士は滝を逆流させることも、極寒の海中で素潜りすることも、恋人を殺されることもなくなった。
- 星矢と宇宙創世に勤しむ一方、光牙相手に授乳プレイに興じ、裏ではハービンジャーを言葉責めで弄んでいるという、なかなかに物凄い性関係の持ち主でもある。
パライストラ[編集 ]
- アンサイで冗談半分に書かれたサンクチュアリ学院が、まさかの公式になってしまった施設。
- 人材難にあえぐ聖域が、即戦力となる青銅聖闘士を教育するため、新たに開校した専門学校。校長はイオニアが、教師はベアー檄などが務める。
- 効率化が図られたゆとり教育は、原作ファンからも「生ぬるい」と言われているが、これは劇中でも早くに言及されているため、確信犯であると思われる。
- 青銅教育が一応の成果を見た2期では、更なる戦力徴兵のため、聖闘士の水準に満たない一般人までもを、鋼鉄聖衣を与えシゴき倒している。
- 特に掟として明文化されていないのに、やたらとタイマンにこだわるのが聖闘士の生態だったが、本校では織田信長の鉄砲三段撃ちよろしく、集団戦法の実用化に力を入れている。
- 使えるものは何だろうと最大限に使うのが、グラード財団流である。
黄金聖闘士[編集 ]
- 通称「マーズの神様」。黄金聖衣のほとんどが横流しされており、そのため構成員の大半を、マルス興業の排出した一発屋芸人達が占めている。
- このようなキワモノ揃いになったのは、元々本作が1年で完結する予定であったため、短い期間で顔を覚えてもらうようにするためだったのではないかと考えられる。良くも悪くも、一度見たら忘れられない連中ばかりなのは間違いない。
- 登場する黄金聖闘士のほとんどが、今の地位を目指した理由を語っている。相変わらずマスクの装着状況はまちまちである。
- 牡羊座(アリエス)の貴鬼 派閥:アテナ派 マスク:無装着派
- 前作の牡牛座・ムウの弟子。相変わらずの世襲制にならい、彼も黄金を襲名している。
- 小宇宙のビームに乗せて修復素材を送り込み、内側から聖衣を修復する新技術を発明しているが、小宇宙を大きく消耗するため、もっぱら時間がない時の緊急手段として用いられている。しかしこれが原作ファンの怒りを買い、2期では本当に必要な場面においても、この技術が用いられることはなかった。
- 牡牛座(タウラス)のハービンジャー 派閥:マルス派→アテナ派 マスク:普段は無装着派
- マルス興業の芸人で、イオニアがスカウトしてきた大型新人。スラム街で暴力的なドツキ漫才を披露していたところを見出された、本作の黄金聖闘士を象徴する人物。
- 骨を折ったり心を折ったりすることが大好きだが、蟹座の聖闘士ではない。実は弱い者いじめが嫌いという、意外と純情な側面を持っていたりもする。
- 2期ではいつの間にか庶民代表として扱われていた。最終的には教皇職を押しつけられ、原作で辛酸を嘗めた牡牛座生まれ達を救済した。この突拍子もない人事を受け入れたきっかけは、過去二度の教皇の不祥事を見てきた貴鬼による、「お前なら汚職とは縁がないだろう」という消去法的な言葉だったりする。もう滅んじまえよ聖域。
- 双子座(ジェミニ)のパラドクス 派閥:マルス派→パラス派 マスク:装着派
- マルス興業の芸人で、女の執念を剥き出しにしたヨゴレ芸の持ち主。史上初の女性黄金でもある。
- 現在の芸風に目覚めたきっかけは、幼少期に紫龍に救われ恋に落ちたこと。そのヤンデレじみた愛情は、息子の龍峰にも向けられ、日曜朝からおねショタレイプ(の隠喩)を見せつけるというブレイブな芸当に出た。
- マルスの没後、「ブラック企業の社畜になるのは嫌!」と聖域を飛び出し、パラスに拾われることになる。
- 双子座(ジェミニ)のインテグラ 派閥:アテナ派 マスク:姉と同じ
- 『双子座のパラドクス』というタイトルで18禁美少女ソフトが発売されていた為、大人の事情で急遽代わりに出てきたキャラクター。
- 2期から登場。パラドクスの双子の妹。芸能界に飛び出しちゃった姉を、定職に就かせ働かせるため、新たな黄金聖闘士として出撃する。
- 真面目一辺倒なサラリーマン気質であり、仮面が壊された時にも律儀にアテナに謝っていた。
- 蟹座(キャンサー)のシラー 派閥:マルス派 マスク:装着派
- 全国の蟹座達の前に、再び立ちはだかったマルス興業の芸人。死体人形版パペットマペットが主な芸風で、本気を出すとなんでだろうまで披露する。
- オリジナリティに乏しい芸風説明の通り、どうしても先代・デスマスクのモノマネ臭が強く、芸人達の中ではキャラの弱い部類。加えて闇堕ちした光牙の前に、本気で死の危険性を覚えるほど恐怖しており、メンタル面ではデスマスクにすら及ばないと言われている。
- 渾身の死に芸である「蟹しゃぶ」は、一応一定の評価を得ている。
- 獅子座 (レオ)のミケーネ 派閥:マルス派 マスク:無装着派
- マルス興業の芸人で、大声で喚き散らす絶叫漫談を持ち芸としている。
- マルスが昔から懇意にしているベテラン芸人だが、変に原作っぽい武人肌な性格が仇となり、どうにも地味。老け顔と死に際のマヌケ面くらいしか話題にならない。一応エデンの師匠でもある。
- 乙女座(バルゴ)のフドウ 派閥:マルス派→アテナ派 マスク:無装着派
- マルス興業の芸人で、神というキャラ設定であるあるネタを断罪していくピン芸人。
- 驚くべきことに不動明王の化身であり、神に近い男どころか神そのものである。どこで知り合ったのかは不明だが、マルスの昔からの友人であり、その縁で黄金聖闘士に就任した。
- 相変わらず黄金聖闘士の中でも最強クラスの実力を誇る。加えて歴代屈指の電波キャラでもあり、「死んでも現世の苦しみから解放されるんだから構わないだろ?」と言わんばかりのかっ飛んだ言動は、「こいつだけは生かしておいてはいけない」と視聴者を恐怖させた。
- 2期では聖域が新たな就職先に相応しいか見極めるため、しばらく企業研究を続けていた。
- 天秤座(ライブラ)の玄武 派閥:アテナ派 マスク:無装着派
- マルス興業に所属する謎の新人と思われたが、実は聖域からやって来た企業スパイだった。
- 元々は聖闘士の修行に根を上げ逃げ出したドラ息子だったが、世界の危機と聞きつけて、急いで戦場に戻ってきた。逃げ出したことへの後悔からか、やたらと聖闘士の掟にこだわる。
- 2期では早々に死亡し、着るもののない紫龍に天秤聖衣を移される。今回ばかりは、紫龍が脱衣を披露しなかったのが何よりと言えるだろう。
- 雀蜂/蠍座(ホーネット/スコーピオン)のソニア 派閥:マルス派 マスク:装着派
- マルスの娘にしてエデンの姉。元々はハイマーシアンだったが、メディアの命令によって芸人デビューを果たす。
- 蒼摩の父親を殺害しており、これがきっかけで知り合った蒼摩とはライバル関係になる。しかし物語が進むごとに、相当無理をして戦っていたことが判明し、蒼摩から気を使われ攻略対象へと変わっていった。
- 最後の戦いでは渾身の説得を受けたものの、好感度不足が原因でバッドエンドへ直行、命を落とすことになった。この回の脚本家はイカ娘 の人であり、彼女の暗黒面がイカんなく発揮され、日曜朝でありながら下手な鬱アニメよりも壮絶な内容になっている。
- 山羊座(カプリコーン)のイオニア 派閥:マルス派 マスク:装着派
- 聖闘士でありながらマルス興業に移籍した芸人であり、御年数百歳と推測される最長老。本作の評価を著しく下げている原因の1人。
- 実は沙織が産まれた時から、彼女を必要以上に崇拝しており、「地上をマルスに渡すなら、沙織をアテナとして殺すことなく、ただの人間として解放してやる」とメディアに丸め込まれて裏切った。このためロリコン扱いされることも多いが、成長してもなおその愛情が留まることを知らなかったため、なおのことタチが悪い。
- アモール曰く「黄金聖闘士の中でも最強」。とはいえ学園長になる前までは、遥か昔に引退していたロートルであり、最強と謳われた力は放送時間数分程度分しか披露できない。
- 水瓶座(アクエリアス)の時貞 派閥:マルス派→パラス派 マスク:装着派
- マルス興業に所属する芸人で、時間を巻き戻すという体のパントマイム芸を披露する。こいつも本作の評価を著しく下げている原因の1人。
- よりにもよって台詞を数えるほどしか発していないタイミングで洗脳されており、そもそもどんな奴だったのかすらよく分からない。登場するや否や玄武にボコられ、異空間で調子に乗ったまま情けなく倒されるという、歴代黄金全ての中でも、最悪に近い扱いで退場した情けない男。
- 2期ではサターンの力によって、まさかの復活を果たした。彼の過去は1期ではボカされており、それが解明されるのかと期待されていたのだが、結局そんなことはなく1話退場。本当にコイツは何のために存在していたのだろう?
- 魚座(ピスケス)のアモール 派閥:マルス派 マスク:無装着派
- マルス興業に所属する芸人で、イケメンを活かしたホスト風のピン芸の持ち主。実はメディアの弟である。
- いつもの石田彰キャラという風情のキャラクターで、飄々とした態度が印象に残る人物。毎度毎度志望動機を真面目に聞き入る光牙達に対して、「敵の言うことを真に受けないでくださいよwww」と、視聴者の心を代弁するようなツッコミを入れた。
- 監督が「十二宮の最初(ハービンジャー)と最後は強くしよう」と提案しており、敵ながら歴代魚座に例のないほどに、圧倒的な強さでの大立ち回りを披露した。一方、薔薇はマルスが吹き飛ばしてしまったため、使用することができない。
マルス興業[編集 ]
- 火星に事務所を構えるお笑い事務所。平社員の名前は火星士(マーシアン)。
- 1期で敵対する組織であり、光牙達と激しい敷地争いを繰り広げた。
- 13年前の戦いで信じられないレベルまで戦力を損なっており、主戦力となるはずのハイマーシアンは、ソニアただ1人しか確認されていない。このため企業スパイのイオニアを用いて、内側から聖域を乗っ取っており、事務所の養成したお笑い芸人達を、黄金聖闘士として排出している。
- マルス
- 火星の神にしてマルス興業の社長。エデンの父親でもある。
- 不要な暴力を仕分けし、統制するのが経営方針であり、要するに火星版蓮舫である。妻をテロリズムで喪い、ゴッサムシティの黒い奴みたいな処刑人になった末、神様として覚醒した。
- 実は後妻にいいように操られており、1期完結を見る前に事務所を乗っ取られた。
- メディア
- 自分を「聖なる魔女」とか呼ばせているキツいオバハン。マルスの後妻でエデンの実母。
- 1期のほぼ全てを裏で操っていた黒幕であり、自分達のダークなお笑いが受け入れられる世の中を作るため、メディアを掌握しようとしていた。メディアなだけに。
- アプス
- 1期の真のラスボス。宇宙創世と共に生まれたと言われる闇の神。
- ダークサイドに堕ちたシオンとする説や、マーシアンの1人が暗黒進化を果たした姿とする説もある。終盤まで存在そのものが伏せられていたため、どうにも存在感が薄い。
パラス不動産[編集 ]
- 愛の女神・パラスが率いる会社。社員の名前は刻闘士(パラサイト)。
- 人間達の時間を停止させ、強制的に土地を奪い取るという、地上げ屋的な手段を用いている。所持している土地が非常に広大なことで有名。
- 2期で光牙達と敵対し、アテナとパラスの愛の園を作るため、世界中の土地を奪い尽くそうとしていた。
- あろうことか黄金聖闘士を引き止めるでも潰し合わせるでもなく、正面から撃退することにで対処しており、戦力的には歴代組織の中でも最高クラスに充実している。しかし幹部が全員他企業の企業スパイであり、組織体制は非常に危うい。
- パラス
- 愛の女神にしてパラス不動産の社長。アテナとは姉妹同然に育った過去を持つ。
- 独占欲が非常に強く、アテナが人間にかかりきりになったことに怒り、人間を滅ぼそうとしたことがあった。今回も同様に人間を滅ぼし、アテナを独占しようとしている。
- 一見すると無邪気な幼女だが、実際には神として然るべき知性を持ち合わせており、見覚えのない四天王達のことも、大方スパイだろうと看破しつつ黙認していた。
- 天神創世剣(てんじんそうせいけん)のタイタン
- パラス不動産の幹部。主な業務は社長補佐。
- サターンから派遣された企業スパイでありながら、パラスにベタ惚れしてしまったロリコン。これまた成長した後にも、変わらず愛を貫いた上、サターンに反旗すら翻したという真性である。
- 身に付けた創世刻衣(ジェネシステクター)は、射手座・双子座・乙女座のキメラを象っている。四天王の中でも屈指の実力を持つが、聖剣は即座に破壊されたため、他に比べると印象が薄い。
- 天地崩滅斬(てんちほうめつざん)のハイペリオン
- パラス不動産の幹部。得意分野はライバル会社への対処。
- 敵に容赦をしない残忍な性格で、その上油断もせず頭も使うという、「四天王最強の武人」という評価に見合った強敵。しかしゾンビ映画が大の苦手という、妙な弱点を持っている。
- 身に付けた崩滅刻衣(デストラクションテクター)は、獅子座・牡牛座・牡羊座を象っている。威力減衰したとはいえ、アテナエクスクラメーションにも耐えるという、アホみたいな堅牢性を持つ。
- 武神光臨剣(ぶしんこうりんけん)のガリア
- パラス不動産の幹部。人事部の部長を務めている女性(一応書いておくがあまり作中で女扱いされてない、この人よりひでぇ)。
- 類稀なるスカウト能力の持ち主で、あのパラドクスを引き抜いている。しかし本人は人を見下し嘲笑うのが大好きで、その上調子に乗りやすいという小物。
- 身に付けた光臨刻衣(フォトンテクター)は、蟹座・水瓶座・魚座を象っている。デスマスク・時貞・アフロディーテと、歴代のハズレ黄金の駄目な部分を継承してしまったのでは?ともっぱらの噂。
- 重爆雷斬刃(じゅうばくらいざんば)のアイガイオン
- パラス不動産の幹部。経営戦略を担当している。
- 通称汚い福山雅治。ゴリラ顔をしているが、これでも四天王一の知将である。の割にあまり作戦を披露した機会はなかったが、知識探求に対しては非常に貪欲。ガリアに「四天王一の小物」と罵られるは、死に様は四天王の中で一番カッコいい。
- 身に付けた重爆刻衣(グラビトンテクター)は、蠍座・山羊座・天秤座を象っている。実は四天王の中で唯一、必殺技名が公開されていない。
- サターン
- パラス不動産に大量の企業スパイを送り込み、裏で操っていた時の神。剣にアレな名前をつけることに定評がある。
- 実は昴の真の姿であり、自らも聖域に侵入したスパイ中のスパイ。人間の力の正体を知るため、自ら記憶を封印し、聖闘士になりすましていた。
- しかしこのことがきっかけで、人間に感情移入してしまい、光牙との戦いの中で彼らを認めるようになる。シリーズに登場した神々の中でも、決着すらつかなかったという非常に珍しい例。
関連項目[編集 ]
この項目「聖闘士星矢Ω」は、アニオタなら解りますけど、腐女子には向いていません。もっと腐るようにしてください。 (Portal:スタブ)