犯行声明
犯行声明(はんこうせいめい)は、かつては組織犯罪者だけが行えた宣伝行為の一種である。
現在の犯行声明[編集 ]
現在では、情報化社会の発達により、誰でも簡単に犯行声明を行えるようになった。
ごくわずか、あるいは無料の広告料で、全世界に自分の名を(悪名だが)轟かせることができるため、チョイ悪(笑)の方々に大変人気のメディアとなっている。場末の誰も見向きもしなかったブログが、数百万アクセスを数秒であつめ、サーバがパンクするほどの人気を集めることが多い。
飲酒運転 [編集 ]
最近は、特にモータースポーツの分野で犯行声明が行われることが多い。
日記に一行
>ゃばぃくらぃ飲んでたぁ。でも、車で帰っちゃったょ
と書き込むだけで、多大なるアクセス量を稼ぎ出したブロガーが急増しており、広告業者もその多大なる宣伝効果に注目している。
珍走 [編集 ]
モータースポーツを格闘技の域に高めたのは、間違いなく珍走団の功績である。
とあるゲバ学生が、ブルジョア的暴挙である右直を行った反動的帝国主義者に革命的制裁を加え、その様子を克明に記した手記は世間の脚光を浴び、「エアロバキバキ」は流行語ともなった。出身大学は、学食の職員が鉄パイプで殴り合うなどの革命的な校風で知られており、学園紛争という伝統芸能を未だに残す貴重な学校として、一部の思想家の注目を集めた。
ナチュラリスト [編集 ]
とある漫画家は、コンビニで、両足の間のハンマーヘッドを公開した。この体を張った宣伝により、期待通り一躍有名人となった。次回作に期待が集まっている。
ロリ画像 [編集 ]
ローティーンブロガーの最終兵器である。誰の人権が侵害されるのかわからないが、自分で自分の人権を侵害することになったらしい。詳細は統一協会と日本ユニセフに聞いてみて下さい。
ホモ [編集 ]
とある店員が「すんげぇ爆肉」「汁ぶっかけてぇなぁ」「深夜に店の中で盛りあおうぜ!」と見学者を集め、あまつさえ山盛りに盛った牛丼の製造過程をビデオ公開した。その宣伝効果により、公式サイトは人がめちゃめちゃいっぱいいてアクセスできない状態となった。
プロとアマチュアの競争激化[編集 ]
技術の進歩により犯行声明のマルチメディア化も進んでおり、個人でも高度な犯行声明が出せるようになった。
このため、昔ながらの犯罪組織では、より強い宣伝効果を求め、信仰心の薄い日本人DQNバックパッカーの首切りショーなど、常に表現力を強化していく必要があるとされる。海外の団体が、首切り動画を公開する場として日本を選ぶ場合もある。
有名人の犯行声明についても、「店ひとつぶっ潰した」など、単なる万引きをインパクトある表現で語り注目をあびる優れた女性歌手など、常に素人の表現力を上回るクォリティが求められている。