書記
書記(しょき)とはこの宇宙の主宰者である。無から人間を作り出すことができる。近年、京都家裁にいる書記官がこの特殊能力で馬場さんという人を生み出してニュースになった。
歴史[編集 ]
中世まで[編集 ]
有史以来、書記は明らかに権力者の一員であり続けている。
近代以前、ほとんどの地域においては、識字率の低さから流暢に読み書きできる時点で確実に一定以上の地位が約束された。しかし書記として宇宙の主宰者となるには至らなかった。
以下は書記が権力を掌握した世界の類型である。
- メソポタミア
- 言葉がわかるものはすべて書記と言われていた。メソポタミア支配階級の多くが書記である。ウルの王も自分が書記学校を出たことを自慢させている。
- 古代エジプト
- エジプト語を書くだけで生涯の安定が保障された。日本の地方上級公務員制度は古代エジプトの書記制度を範としている。
- しかし宇宙の主宰者となるには先代を殺してファラオになる必要があった。
- 中国王朝
- 殷の時代より書記は王や皇帝をはじめとする各権力者の次に権力を有していた。時代が下ると書記を志望する者が1億人程度現れて暴動を起こしたため、四書五経を丸暗記している者だけが書記となる資格を有することとなった。
- しかし宇宙の主宰者となるには性転換手術を受けなければならなかった。なお、恋姫無双の登場人物は若本規夫とあなたを除き、宇宙の主宰者となるため全員性転換をしている。
- 中世ヨーロッパ
- 聖職者はラテン語による聖書のみならず、戸籍も管理しており、一般人より文字の習熟が容易であった。殆どの民衆は文字が読めず、彼らが書記となるためには聖職に就くことが絶対条件であった。神に仕える時点で一定の地位が確約されるため、やはりここでも書記は地域の権力を掌握していた。既に堅気の世界で一定以上の権力を有する者には、勝手に自分で聖職者を自称することも少なくなかった。
- しかし宇宙の主宰者となるにはヴァチカンで焼身自殺する必要があった。
- 朝鮮王朝(李氏朝鮮)
- 漢字を読み書きできれば確実に書記である両班となることができた。漢字の読み書きに習熟するには両班の子弟である必要があった。両班になれば天から 鶏 が降り続け、10年後にも安定した生活が営めるとされた。このため、両班になれる者は皆両班になった。
- しかし檀君を押し退けて宇宙の主宰者の座を得る術は無かった。現在残る文献では、今のところ確認されていない。なお、ハングルは文字ではなく文字のようにして使える文様の一種であるため、ハングルを文字として使うことに習熟しても書記となることはできなかった。
近代以降[編集 ]
「書記」の語が宇宙の主宰者を指す語になったのは近代になってからである。もともと宇宙を主宰するものは「神」と呼ばれていた。いわゆるゴッドである。しかしソビエト連邦の誕生により唯物論が発達し、宇宙の主宰者が神と呼ばれることはなくなった。そこで宇宙の主宰者を新たな呼称で呼ぶ必要が出てきたのである。そうしたなか、「書記」という言葉がソビエト連邦で生まれた。
「書記」は「喋る者」の対義語である。当時のソビエト連邦ではトロッキーが共産主義の理想を喋りまくっていた。その脇でスターリンは書記としてノートを取っていた。しかしスターリンが持っていたのはデスノートで、彼は仕事をサボって気に入らないやつの名前を書き込んでいたのである。このあとスターリンが新世界の神になったことから「書記」は宇宙の主宰者の名前として定着するようになった。
日本の行政機関にもかつて「書記官長」と言う官職があった。しかし書記官が宇宙の主宰者を意味する語として使われるようになったとき、「天皇こそが宇宙の主宰者である!」とネット右翼が主張したため、その名前は「内閣官房長官」にあらためられたという過去がある。
京都家裁の人[編集 ]
一方で司法機関は書記官を設置し、宇宙の主宰者としての権限を与えた。この場合書記に対応する「喋る人」は裁判官である。普通の書記官は喋る人=裁判長の脇でメモを取ったり鼻くそをほじったりして公務員としての生活を謳歌している。しかし、京都家裁の広田照彦さんは仕事熱心で、私生活で株で大もうけするだけでは飽き足らず、ついに無から人間を生み出すという宇宙の主宰者としての本来の業務に手をつけたのである。書記官から生み出された男は「馬場」と名づけられ、オレオレ詐欺団から6300万円を奪い取るなどの義賊となった。
この功績を称え、広田書記には保養所で公費でご飯を食べられる待遇にしようという意見が出ている。
役職名として[編集 ]
児童会や生徒会などといった生徒の間で結成される組織において必ずある役職名の一つである。しかし宇宙の主催者どころか大方体育祭や文化祭など学校行事のパシリやあいさつ運動など特に意味の無い啓発運動に駆り出されることが多いため人気はなくむしろ押し付けあいによって決められることが多い。そのため名義上だけでも現在一番えらいとされる会長と権限を交換するべきではないかという議論が各学校で起こっている。