奥様運び

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ウィキペディア では、「奥様運び 」の記事を面白がって珍項目 として紹介しています。我々には敵わないでしょうけど、彼らなりのユーモアもまあ悪くないんじゃないでしょうかね。

奥様運び(おくさまはこ-)とは主にフィンランドで楽しまれている、男性が奥様をおんぶしてゴールを目指すという非常に愛嬌のあるほのぼのとしたスポーツである。

概要[編集 ]

フィンランドでは昔、求婚の為に近隣の村から娘をかっさらうというどう考えてもジョークに出来ないブラックジョークがあり、それを無理矢理ジョークにごぎつけて競技化したのが奥様運びである。決して人身売買とかではないのでご安心あれ。(その意味の場合、世界ではお子様運びがポピュラーとなっている。)

奥様運びでは実に様々な体勢があり、三角絞めやチョークスリーパーホールドなどが主流であった。しかし近年では、エストニアスタイルという奥様が夫の首周りを脚で挟み、夫の背後にぶら下がって夫の腹部にしがみつく上記のプロレス技と大して変わらない体勢が主流となった。この姿勢は見た目ほど頚部が圧迫されにくく、失神率が異様に低くエストニアから多数の優勝者を出したことで最強にして最速の奥様運び法となった。(この為、普段奥様運びの練習に勤しむエストニア人は人を運ぶ能力だけなら自衛隊にも匹敵しうると言われている。)

この奥様運びは夜のスポーツ以外で夫婦やカップルで気軽にできるスポーツで、今では世界中の恋人達に楽しまれている。バスケット界のスターもこの競技を楽しんでいたもよう。しかし世界選手権大会では奥様運びの日本選手は見当たらないので、日本のカップルは夜のスポーツにしか興味がないようだ。

奥様運び世界選手権大会[編集 ]

世界選手権の模様。この通り、真剣な表情で全身全霊をかけて競技に望んでいる。

奥様運びは年に一度、世界大会が行われている。元々このスポーツはサハラ砂漠やナイル川などの厳しいコースで行われていたが、あまりに危険だとして近年では危険度が高くない場所で行われていた。しかし253.5mのコースでは物足りないという声が聞かれるようになり、奥様運び国際大会競技規則委員会は2009年大会から42.195kmで行うことを正式に発表した。

1997年に初めて行われた大会では地元のフィンランドが優勝した。しかしそれ以降はエストニアが帝王が如く頂点に君臨し続け、今や世界選手権大会はエストニア人の為の大会と化している。Margo Uusorg氏が最多優勝回数を誇るが、奥様が2003年以降違っているのはあまり触れてはならない。

なお優勝者には賞品として奥様と同じ体重のビールがプレゼントされる。なので奥様の体重が重ければ重いほどより多くのビールが貰えるが、それだけ優勝する可能性が減ってしまうので、優勝だけを狙うなら軽い体重の奥様と組んで出場しなければならない。しかし欲を言うなら多くのビールを獲得しておきたいので、パワーとスピードの両方に自信があるのなら百万円を借金してでも奥様を太らせよう。

公式ルール[編集 ]

  • コースの全長はどうでもいいが、所々に落とし穴や爆竹が無くてはならない。
  • コースには156の障害と深さ1mのローション風呂を備える。
  • 奥様は恋人や妻である必要はなく、なんなら旦那様でもいい。
  • 奥様の体重は49kg以上でなければならない。49kgに満たない場合は、足りない分100gにつき100ユーロを賄賂として体重測定員に払わなければならない。
  • 全ての参加者は、とにかく楽しまなければならない。
  • 奥様が地面に落下した場合は、夫は地獄に落下しなければならない。
    ウケ狙いの一例。気合が入りすぎて最早芸術である。
  • 奥様は危険防止の為、ヘルメットを被らなければならない。(それでも首の骨を折る危険性が残るがそこら辺はご愛嬌である。)
  • 競技者は常に注意を怠らず、奥様が落下しそうになっても出来る限りそのままの体勢で堪えなければならない。また常に思考を怠らず、地球が割れて滅亡まであと五分とかなっても、奥様に対して最高の最後の台詞を用意していなければならない。
  • 夫がデブだろうがガリだろうが奥様を抱えて一番早くゴールした者を優勝とする。
  • 最も楽しませたカップル、最高のコスチュームと最強にイタイ夫には特別賞が与えられる。これがメインと言っても過言ではない。
  • 参加費は50ユーロだが、上乗せすることによって微妙に判定が有利になったりするかもしれない。

関連項目[編集 ]

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