天然パーマ
天然パーマ(てんねんぱーま)とは、頭皮から陰毛が生えてくる不治の病である。俗に「くせ毛」「くせっ毛」「天パ」「天パー」「鳴門の渦潮」「田舎ヤンキー」「ヘアヌード」などと呼ばれる。なお、発症している者が外を出歩くと「頭部公然わいせつ罪」の容疑で逮捕される場合がある。この記事では、以下天パーと表記する。別に人体に影響があるわけでもないが、古代から感染が広がり続けている。
だが、心配するな......筆者も天パーだ。
古事記から読み取る歴史[編集 ]
イザナミが火の神迦具土神を産んだ際の火傷が原因で死んだ後、イザナギはイザナミを取り戻そうと黄泉国へ向かった。
そしてそこでイザナギが見たものは、火で髪の毛がチリチリになったイザナミの姿だった。あまりの変貌にショックを受けたイザナギはやっとの思いで黄泉国から逃げ帰り、身を清めるために禊を行なった。
イザナギはここで様々な神を生んだが、左目を洗っても 右目を洗っても、あの「チリチリ頭のイザナミ」が頭から離れない......禊をしていても、つい失笑してしまうのだ。
そこで同時に両目を洗ってみると、やっと笑いも収まった。その「チリチリ頭のイザナミ」のイメージが流れ出て生まれたのが「曲髪嗚尊(クハノヲ)」であり、日本における天パー遺伝の源流である。
原因や発症時期[編集 ]
遺伝性の慢性的な病なため「生まれつき」ではあるが、自覚症状は性別や個々の生活スタイルによって様々である。
- 女性
- 大半が幼少時から髪を伸ばすため、親によって発見されることが多い。
- 男性
- 生活スタイルによって様々である。筆者の場合、小学校6年生まではスポーツ刈り・中学校3年生までは校則により坊主だったが、高校に入り「ちょっとオシャレに」と思い髪を伸ばし始めて発覚した。
治療法[編集 ]
冒頭に記した通り「不治の病」であり、現在の医学で完治させることはできない。
対処法として矯正と言われるものがあるが、病院での治療費は高額でありながら1〜2ヶ月で症状が戻ってしまう。
なお我々「天パー保守派」から言えば、「矯正=謀反」である。
症状[編集 ]
「死に至る」や「頭痛が痛くなる」などは無いが、髪の毛が自ずとクルクル巻かれるため、発覚した後の精神的なダメージは大きい。
以下に利点と欠点を挙げるが、時にして良く、時にして悪事を働くという「人間らしさ」を持つのが特徴である。
利点[編集 ]
- 病院でパーマ代を支払わずに済む(矯正を除く)
- 2週間毎に自然とヘアースタイルが変わる(個人差あり)
- 学校で、頭髪検査の対象外になる
- 合コンの際、ネタに使える
- まつ毛も曲がっているためビューラーが要らない
- 流局したときに点棒がもらえる
- 曲線を持っている分、緩衝材の役割を持っている
- 工夫次第でおしゃれなパーマスタイルになる
- 「俺は曲がり具合で24時間後に雨が降るかどうか分かるんだよぉ!」(石原良純)
欠点[編集 ]
- ヘアースタイルが自由に変えられない
- 伸ばしすぎるとキノコみたいな頭になり、モミアゲすら曲線を持ち始める
- 変なあだ名を付けられやすい
- 学校で担任が変わるごとに説明しないといけない
- 合コンネタで盛り上がっても、やっぱり相手側は遺伝のことを気にしているのであろう
- 帽子を被るとその跡が残ってしまう
- ダイエースプレーでさえも恐れるぐらいの「腰の強さ」があり、多くの少年達はパンクロッカーへの夢を諦めてしまった
- スチールウールに似ている
発症レベルと発症している有名人[編集 ]
発症レベルは4段階に分けられることが多い。
本項では、悲しくも天パーで言えば「Level:S」並みに頭の固いトコにリストアップされてしまった人を含め分類する。
なお中には矯正(謀反)を行なった人物もいるが、矯正前のレベルが不明な人物に対しては「現状」を基に分類している。
Level:C[編集 ]
「そこまで言えるか?」と思えるぐらいの天パー、または謀反容疑。筆者から見れば君らはストレートだ!!
Level:B[編集 ]
「こいつら天パーを殺すどころか上手く生かしてるぜ!」と思えるぐらいcoooooolな天パー。カリスマ的存在だ。
Level:A[編集 ]
BよりもキツくSよりも緩い、中途半端な天パー。筆者はここ。
Level:S[編集 ]
彼ら本当に「人工パーマ」じゃないのか......。
Level:X[編集 ]
もはや、この世のものとは思えぬレベル
- ヒゲ爺
- 熊袋
あだ名[編集 ]
以下、天パの人間につけられやすいあだ名の一覧である。
関連項目[編集 ]
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