図書委員
この図書委員は一応馬鹿にはなっていますが、文章構成など変なところがたくさんあります。
早くりっぱな馬鹿にしちゃってください。
図書委員(としょいいん、The member of Sabbath)とは、失われた古呪術の復活を目的とした秘密結社である。
概要[編集 ]
「学業を修め、道を究める」古今東西、学校と言う機関においてこの目的は万学の父と呼ばれたアリストテレスの時代から不変の価値をもって継承されてきたが、十字軍以降アラブという魔境から漏洩した(十字軍の英雄たちによって持ち出された)科学などというまやかしの価値観が世界中に蔓延するようになってしまった。その結果として、信仰や魔術など本来人間と自然があるべきままの関係を保って共生するための叡智が科学によって淘汰されてしまう事態が発生、20世紀に入るとそれらは完全に「とち狂い血迷った迷信と退屈な因習」であるとして完全になかったこととされてしまい、人類の退廃はもはやどうしようもないところにまで達していた。......もうどうでもいい、なるようになれ、という冷笑主義者が世論の大勢を占める中、最後まで諦めまいと文化の復興、学術の追究を目指して約束の地に集うた草莽の志士たち、彼(女)らこそが図書委員会なのである。
階級・組織[編集 ]
図書委員会は幹部会員と一般会員によって構成されており、その入会に際してはいずれも学問の金字三角石への忠誠を約束する誓約書に署名・捺印し、かつて生け贄として奉げられた牛二頭の代わりに、万年筆の先で親指を刺した血の一滴によって入会契約が成立する。ちなみに、以下の条件を満たす者のみが入会契約を結ぶことが可能である。
- 本を月に100冊以上読んでいること(一般会員は10冊以上)、累計読書数が5000冊に達していること(一般会員は1000冊)
- 人種は問わないが、メガネ属性は基本装備。
- 何より空飛ぶスパゲッティ・モンスターを信仰していること。
- そして殉教者であること(生きている間は、あくまでも見習い会員である)。
幹部会員[編集 ]
図書委員会における幹部会員はもっぱら教職員によって独占されており、これはたとえ図書委員会であろうとも「教師>生徒」という力関係からは逃れられない現実を表している。
- 大書教(だいしょきょう)
- 略称は「大教(だいきょう)」。バチカンでいうところの教皇にあたり、その呼称は「〜猊下(げいか)」とされている。
- 司書長(ししょちょう)
- 略称は「書長(しょちょう)」。北朝鮮でいうところの総書記にあたり、その呼称は「〜閣下(かっか)」とされている。
- 司書(ししょ)
- 略称は無し。ドラゴンボールでいうところの亀仙人にあたり、その愛称は「じいちょ」とされているが、誰も呼ばない。
- 司書補(ししょほ)
- 略称は「書補(しょっぽ)」あるいは「司補(しっぽ)」。いわゆる幹部候補生。
- 館報部員(かんぽうぶいん)
- 略称は無し。毎日PCでエロゲをしつつ、紙ごみを大量生産している人たち。
ちなみに、階級ごとの職掌が明記されていないのは、(削除) 威張り散らすばかりで自分では何もしないから (削除ここまで)秘密結社という性格上、その一切について秘密としているからである。
一般会員[編集 ]
図書委員会における一般会員はもっぱら優良生徒によって独占されており、これはかつて崇高な理念によって結成された図書委員会にあっても、現実への妥協を繰り返す中で腐敗し、権力の走狗へと成り下がりつつある兆候を示している。
- 図書委員長(としょいいんちょう)
- 略称は「委員長(いいんちょう)」。色々知っているらしいが、何をしているんだろう?
- 書記(しょき)
- 略称は無し。マメに活動日記をつけているが、そのほとんどは愚痴ばかりであり、記録としてはまるで役に立たない。
- 会計(かいけい)
- 略称は無いが、よく年度末の決算期に「会稽の恥(かいけいのはじ)」を雪ぐため、予算執行部と対立して過激な闘争を展開する。
- その他もろもろ(いわゆる雑務係)
- 委員長ほか各役員(書記、会計)の補佐、蔵書の貸出および返却状況の管理、図書室利用者に対する読書マナー向上の呼びかけ、図書館施設の管理および保守点検、夏休みなど各休暇における課題図書の設定、提出された課題の採点および評価、図書室の清掃、破損図書の修繕および処分、図書室内部の治安維持および風紀振粛、反乱分子の粛清、おやつの買い出し、必要物品の調達および管理、図書室利用者からの苦情処理および接客対応、暴動の鎮圧、荒らしの撲滅、いじめかこわるい、予算編成の調整、業務記録の作成および管理、その他一切合切の雑用......まだあるのか?
活動[編集 ]
古今東西、学校には見栄のためかお守りのつもりなのか知識の結晶とも言われる紙で出来たアレを大量に保有されている(これを専門用語で「ツン読」という。本を「積んでおく」ということから)ものであるが、管理がしっかりしていないために、そのままどれがどれなんだか、何を意味して何を伝えたいのかさえもわからないまま、てっとり早く分かりやすい性格を有する科学に傾倒してしまう人類の通弊を考慮し、図書委員会はとりあえず蔵書を管理・保存し、その上で(削除) 意志薄弱で押しに弱そうなカモ (削除ここまで)向学心旺盛(そう)な生徒を見つけては読書を推奨する、という(削除) 頭の悪い (削除ここまで)シンプルにして効率的な手法を用いた活動を展開している。地道かつ地味で強引な活動の結果、1995年に一人の女子生徒を洗脳することに成功したのだが、2003年に入って宇宙人までもが本を読むまでになったのは、ひとえに図書委員会による人類レベルの文化的貢献である、というのはまったくの過言である。
図書委員会の危険性[編集 ]
図書委員会の活動は常に危険と隣り合わせである。委員会の議会において、委員内の右翼主義と左翼主義間の諍いが発端で図書館はよく戦場となり、図書館戦争なるものが勃発する。長期にわたって図書館の中を四散させた結果として軍事裁判が開廷され、図書館司書から各々の統率者に、戦争犯罪として死刑を宣告される。また、「燈火親しむべし」という中国の文人・韓愈の言葉をリスペクトすべく、それに伴った企画展が開催される。その企画展で一番功績を立てることが出来なかった者には拷問が待ち構えている為に、他の図書委員を陥れようと目論む醜い悪行が蔓延っているのである。[不要出典]
絶対に負けない......
〜 図書委員 について、笠原郁
関連項目[編集 ]
- 図書館戦争
- 読書
- 読書マラソン
- ゆとり教育
- R.O.D
- 〜夢見る葡萄〜本を読む女
- 読書する女
- 積読
- KinKi Kids - 図書委員はこれが好きだと言われている。