メジェド

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メジェド(Medjed)とは、古代エジプトにおける神のうちの一柱である。死者の書に登場する神でありながら、シンプルでデザイン性に優れている。

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概要[編集 ]

古代エジプト神話における冥府の神のうちの一柱である。冥府の神といえば有名なものが多いが、メジェドだけは極端に出番が少なく、文献中にたった2回しか登場していないのだ。そのため、多くのことは不明の一言で片付けられる始末である。なお、現在分かっていることといえば、

  1. 目からビームを出す。
  2. オシリスの手下。
  3. 不可視。
  4. モブ的な扱いを受けていた[1]

...たったのこれだけである。また、いつも鳥の横にいることも有名である。

容姿[編集 ]

この偉大なるメジェド様の御容姿は、はっきり言って幼稚園児でも書けるような便器型である。失礼かもしれないが、黄ばみのない大便器にしか見えないのだ。便器と見分けがつくところと言えば、口や鼻、耳はないが、目と眉はある[2] ところだろう。また、手はないが足はある[3]

なお、現在ではこの不可解な容姿が人気を集めている。空前絶後の便器ブームが到来しているのだ。

正体[編集 ]

最近の研究では、メジェドは神ではなく一種のマスコットキャラクターではないか、という説も浮上している。それはメジェドの神としての存在価値を発見できなかったからであり、もしかしたらそうかもしれない、という程度のものに過ぎない。以下にその候補を記す。

  • 人間説
    直立二足歩行という点では一番無難な説であるが、目からビームが出ることの説明がつかない。また、なぜ上半身を覆っているのかも些か疑問である。
  • ひよこ説
    これはメジェドの上半身の形状から浮上した説で、生まれたてのひよこが殻を割り切れていない時の姿なのでは、というものである。しかし、この説では足の形状について不可解な点が残る。
  • 座薬説
    形を直観的に捉えることで誕生した説。座薬の擬人化、とでも言うべきだろうが、そもそも座薬が古代エジプトに存在したのかは不明なため、なんとも言えない。
  • 乳説
    上の3つとの決定的な違いは、ビームが出ることを説明できるか否かである。もしこれが正しいことが証明されれば、チクビームは神のなせる技だったことになる。


脚注[編集 ]

  1. ^ というのも、登場した時は決まって端に追いやられているからである。
  2. ^ 目は左右非対称の垂れ目で、特に左目の目頭が下がり気味である。
  3. ^ なお足に指はない。さらに、短足かつ外股であり、決してルックスには恵まれていない。

関連項目[編集 ]

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