ポエム
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「ポエム 」の記事がみつからない
詩はあっても ポエムはみつからない
詩とポエムはアダムとイヴ
どちらが欠けても 何も生まれない
さあ 今こそ見せるんだ
ポエム(poem) それは ひとの心が言葉になった ひとつの芸術のかたち
えっ 「詩」と同じじゃないかって?
いいや 詩とは違うんだ 似て非なるもの―― 互いに互いを憧憬め合ってきた――
確かに それは大きな違いじゃない
でも 詩とは 違うんだよ
何かが 違うんだ
〜 概要 〜[編集 ]
ポエム それはみずからの 心の奥底から溢れ出る感情を
本能のままに文章で綴った 芸術作品
堅苦しい言葉なんていらない 体裁なんて気にしなくていい
それらに捕らわれてしまったら まるでそう やわらかな甘い果実が
イバラに縛られてしまうかのように 真実の魅力を失ってしまう
剥き出しのパッションを 感性を あるがままに言葉に綴るのさ
〜 詩とポエムの違い 〜[編集 ]
ボクらの生まれたこの世界じゃ 詩とポエムが混同されちゃってる
さあ それぞれの作品を見てみよう
君なら違いがわかるはず きっと――
- 詩 -[編集 ]
(出典:木下夕爾児童詩集) 「ひばりのす」 作詩:木下夕爾 ひばりのす みつけた まだだれもしらない あそこだ 水車小屋のわき しんりょうしょの赤い屋根のみえる あのむぎばたけだ 小さいたまごが 五つならんでる まだだれにもいわない
- ポエム -[編集 ]
(出典:俺の押入れから出てきたノート) 「隠しきれないTo My Heart」 作詩:若かりし日の俺 外に出てごらんよ 自分の殻に閉じこもっていないでさ ほら やさしい春の風が きみの頬をそっとなでる そう それは 春風のキッス ウソをついても 隠しきれない きみの中にある ぼくへの熱い Love Soul ごまかしてもだめさ わかっているよ 言っちゃいなよ 好きなんだよって ふふふ きみの瞳に そっとララバイ
まあ つまりは そういうことさ
〜 その他のポエム 〜[編集 ]
-古代日本風ポエム-[編集 ]
聞こえないか 太古に大気に拡散した巫女の歌声が
その歌声は 今も風にのって運ばれてくる
今このときも 歌は世界のどこかで歌われている
その歌に ふいに古代の旋律がまじることがある
人は風の中にある歌を体内に取り込むのかもしれない
『さきたま』 みきを抱き よいにねつく みきはねを深く いを汲み上げて たまをしめす 幸(さき)を巫女し 筋に習って 文(もん)を刻む
- 電波ポエム -[編集 ]
電波ポエム ――それは何か電気的なもの
電気的な何かが ポエムから迸る――
それが 電波ポエムというものなんだ
さあ 電波ポエマーの保木渡流さんから
私たちも 電波を分けてもらおう
(出典:二編とも「保木渡流詩集 ジャガー先生と俺」) 「天草サブレ」 作詩:保木渡流 サブローとレモンで サブレだっちゃ! オ〜〜イエス オ〜〜プリーズ ム〜〜ン スッポーーーン プリッ ブリブリッ!! なんかムズムズすると思ったら くつ下の中に 黒まめ入ってたよ ム・カ・ツ・ク〜〜 モケケ モケケケ よ〜〜し ぜったい生徒会長になる!!
「ホット・ホット・サマー」 作詩:保木渡流 日焼けの皮の じょうずにむけたやつを カニにはってどうする
- 母恵夢のぽえむ -[編集 ]
ぽえむのぽえむなんだから
ポエム以外の何物でもない――よね?
「母恵夢のぽえむ」 作詩:愛媛天山 瀬戸内の 温暖な風土に生まれ 詩情ゆたかに育った 母恵夢 お母さんの名前は 恵夢(えむ) 和菓子の上品な味わいと 洋菓子素材の芳醇な風味を 独自の製法技術で調和させた 創作菓子 それが 母恵夢のぽえむ ペポペポピ♪
- ポエムと愛媛県 -[編集 ]
この「母恵夢のぽえむ」 どこかで聴いたことがないかい?
――そう ポエムの故郷 愛媛県さ
愛媛県といえば何だい? ――そうだね ポンジュースで知られる『POEM』の本場だね
愛媛県では みんな 街で出会うと ポエムで挨拶するんだ
"上のポエム"で声を掛けられたら 即興で"下のポエム"を返す
それが 愛媛のみんなの 昔からのルール
いいかい 愛媛に行くときは 下のポエムがすぐに返せるように よく勉強しなきゃいけないよ
もし どうしてもできないなら 地元のガイドさんが手を差しのべてくれるはず きっと――
〜 ポエマー 〜[編集 ]
「ポエマー」 ――それは ポエム作家の自称
英語ではpoemer ポエムをするひと それがポエマー
"作詞家"や"詩人"とは違う もっと違う何か――
そう ポエムしなければ生きていけない それがポエマーだ
- さくら友蔵 -[編集 ]
世界で最も有名なポエマー さくら友蔵
彼は 数え切れないほどのポエムを テレビで詠い そして去っていった
彼の"心のポエム"は 今でもなお 私たちの耳に 遺っている
『秋の暮』 さくらともぞう 汝は海胆 我は〆鯖 秋の暮 老ゆるとも 騙さるるとも 秋の暮 ゆつくりと 涙流るる 秋の暮 おのづから 明日には明日の 秋の暮
秋の暮の ヴィオロンの如き 節長き啜り泣きに
その 物憂き 悲しみに
私たちの 魂は 傷められるんだ
- 赤碕翔 -[編集 ]
横浜のポエマーさ・・・。 彼はいろいろポエムをする・・・。
『10年前の横浜』 あかさきしょう 10年前 横浜にとびきり速い男がいた そいつは第3京浜の多摩川コーナーを 5速全開で抜けてったんだ 一緒に走っていたヤツら、口を揃えてこう言ったね 「アイツは、クレイジードライバー 命知らずの大馬鹿野郎だ」ってね... おとぎばなしは終わりさ... 俺達の物語は、はじまったばかりなんだ...