ハンムラビ法典
ハンムラビ法典( - ほうてん)とは地球上で二番目に古い格闘技指南書である。カウンター攻撃を持つ全ての武術においてこの教えは継承されている。
成立[編集 ]
ハンムラビ法典は古代バビロニア帝国の王ハンムラビによって作られた。ハンムラビは元々小さな勢力であったがその独自の武術を用いてバビロニアを統一し、王に登り詰めたといわれている。その後、ハンムラビは後世の武術家と武術を愛するバビロニア国民のためにこのハンムラビ法典を編纂した。ギリシャ人たちが殴り合いのスポーツのような幼稚で野蛮な格闘技を行っている間に、バビロニア人達はカウンターを主体とする系統化された高度な総合格闘術を編み出していたのである。
内容[編集 ]
ハンムラビ法典のもっとも特徴的にして有名な文言であり、古代バビロニア武術の奥義でもある「目には目を、歯には歯を」の記された奥義タリオの法がある。これは古代バビロニア武術の最高峰のカウンター攻撃であり、瞬時に相手の攻撃部位を判断し、回避攻撃を取らずに攻撃速度を上げることで相手の攻撃を受けたときには同じだけのダメージを相手に与えるという技である。本来カウンターは相手の攻撃を避けて攻撃するものであるが、ハンムラビ法典では回避に回らず攻撃に転じることで体格差などのハンデのある相手でも有利に戦えるとされる。
この時代、バベルの塔にはハンムラビの武術をならい、ハンムラビ法典を紐解くために世界各地から多くの武芸者が集まったと言われる。彼らがシルクロード経由で世界各地にカウンター武術を伝播していき、世界各地で格闘技の発達が進んだと考えられている。
発展[編集 ]
最も早く、ハンムラビ法典の有用性に気がついたのは皮肉にも古代バビロニアで奴隷にされていたユダヤ人たちであった。彼らはイスラエルがアラブ人達をホロコーストするまで弱小民族であり、その長い歴史の中で護身術・武術は必要だったのである。そして彼らの教典である聖書には「目には目を、歯には歯を」とカウンター攻撃の極意がハンムラビ法典より転載されている。
これをさらに発達させたのがイエス・キリストである。彼はこの方法を拡大解釈し、「相手の攻撃を受けきってから反撃を加える」、すなわち「右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい」と弟子達に述べている。これは純粋な格闘技のカウンターというよりもむしろプロレス的な要素を大いに含むと現在では考えられているが、この奥義について現在でも教皇庁とプロレスファンの間で議論が絶えない。そして現在のプロレスリングにおいてもこの考え方は継承されている。
ゴータマ・シッダッタもこの格闘術の信奉者であった。彼の前世はカウンターを極めるために飢えた虎数匹相手に戦い命を落としたと言われるほどこの武術に傾倒している。この考え方は後に業(カルマ)として仏教の中に凝縮され、アジアに波及して言ったといわれる。
そしてこの武術を極限まで高めたのがこの武術の聖地であるアラビアにて最強の武術イスラム教を広めたムハンマドである。彼の広げたイスラム教の中でのイスラム法は「レイプされたらムチ打ち50回」などの無茶な厳罰で有名だが、これはカウンターによる攻撃を極限まで高めたものの名残である。また現在でも中東の地で自爆テロが絶えないのはこのハンムラビ法典の教えにのっとっているためでもある。