はてしない物語
はてしない物語 (- ものがたり) とは、1979年に発表されたミヒャエル・エンデ作のファンタジー児童文学である。
作者が日本好きだからか、日本人女性と再婚したせいなのかはわからないが、日本では人気のある外国児童文学の一つである。
概要[編集 ]
ちなみにどちらも、小説の内容はまったく同じである。
日本以外の場合[編集 ]
想像力が豊かなこと以外何の取り柄もない少年、バスチアン(Bastian)が主人公となっている。 大まかに分けると二部構成となっている。
- 前半では本の中の登場人物の視点からバスチアンが本の中の世界、「ファンタージエン」の崩壊を救う話。
- 後半ではバスチアン自身がファンタージエン国に呼ばれ、本当の自分を探す話。
古今東西の文学や思想が散りばめられ、どこかの国の話に見えるような見えないような、独特なファンタジーな世界が構築されており、世界中の子供達でも楽しめるものになっている。
日本の場合[編集 ]
生意気にも早くも中二病を発病している引きこもり少年、バスチアンが主人公となっている。 大まかに分けると二部構成となっている。
- 前半ではバスチアンが妄想全開で、本の中の世界「ファンタージエン」の崩壊を頼まれてもいないのに勝手に救おうとする話。
- 後半ではバスチアン自身がファンタージエン国に突入し、中二病全開でファンタージエンを滅茶苦茶にしていくが、我に返り真人間に戻ろうとする話。
最後はバスチアンが「中二病はおろか、引きこもりすら治ってしまう」という、まさに現代日本では奇跡と呼ばれる現象が起こるため、まさにファンタジーだということで大人からの人気も高い。
冊子[編集 ]
最初に発行された日本語版は、以下のように物語に出てくる「はてしない物語」とまったく同じつくりにするという洒落たものになっている。
- ハードカバーで装丁はあかがね色
- 冊子の表紙には蛇がお互いの尻尾をくわえたアウリンの模様がある
- 文字も現実世界の部分はあかがね色、ファンタージエンの部分は緑色に刷り分けられている
エンデもべた褒めだったこの冊子だったのだが、2000年になって岩波書店は何を血迷ったのか、この本を上下巻の文庫本で発売した。最近の岩波書店は型どおりのことしか考えられないらしく、冊子を他の文庫本と同じ作りにしてしまい、上記の特色を全部ぶっつぶしてしまった。もし原作者が生きていたら、映画同様ぶちキレていたであろうが、死んじゃってるので大丈夫だろう、という思惑があるに違いない。
しかし、ネットでの推薦文はどこもかしこも「ハードカバーを買え」と書かれてしまい、売り上げはよくない。
これは別の物語、いつかまた、別のときにはなすことにしよう[編集 ]
お話の中で、このフレーズが11箇所も登場する。どこにあるかは検閲により削除 。これは話が広がりすぎたために、「こっちの話はどうなったの?」と聞くファンの声を先回りしたものである。こう書くことにより、「ここでは書かないよ」ということをはっきり明示し、こころおきなく中心の話を書くことができる。
こうしないと、何がとは言わないが後のイベントであれはこうだったああだったと言い訳をした結果、余計に顰蹙を浴びたり、ヒロインを巨大化したどさくさに紛れ、何も解決させずに強制終了させるはめになることは明白であった。それを考えれば、とても頭のいい作戦である。
近年ではこの周辺のお話をヘンデの弟子達が作るという動きが起きている。日本ではオタク達が勝手に二次創作の名の下に好き勝手にやっている現状を考えれば、ドイツは遅れているというか健全というか、まあそんな状況である。
警告:以下の文章にはネタバレ、いわゆるスポイラーが含まれています。これにより記事はより空気力学的に洗練され、その結果としてより高速で疾走できるようになります。
もしあなたが、セブルス・スネイプは二重スパイであり裏切っていないことや、「吾輩」は偉そうな事言った挙句に酔っ払って溺れ死ぬことや、スメルジャコーフは父殺しをイワンに自白して縊死することや、葉蔵はヨシ子が襲われている所を見て逃げ出してしまうことや、皆で宿題を終わらせることがエンドレスエイト脱却の鍵だったことや、オリエント急行に乗り合わせていた乗客全員が犯人であることや、「丹下左膳」の作者・林不忘と推理作家の牧逸馬・「めりけんじゃっぷ」で有名な谷譲次が同一人物であることを知らないのであれば、充分注意して、初版本を手放さないようにしてください。
あらすじ[編集 ]
物語は、バスチアンが早朝から本屋で古本を万引きした後、引きこもるところがなかったので学校の屋根裏に引きこもって盗んだ本『はてしない物語』を読み始めるところから始まる。
「はてしない物語」にでてくる「はてしない物語」という本のとにかくはてしない物語[編集 ]
ファンタージエン国、そこで虚無によってなにもなくなってしまう現象が発生した。原因は国の命の中心と言える幼ごころの君の原因不明の病気。幼ごころの君が死ねばそれは国の崩壊を意味するが、医者達は自民党のことが気になってそれどころではない。幼ごころの君は国一番の無免許医に幼ごころの君の力が込められているお守りアウリンをアトレーユという男に渡すよう命令した。
アトレーユは国で一番の年寄りの生物モーラに会えたが、彼女は「ググれ」と言って相手にしてくれない。それでも、幼ごころの君が元気になるには新しい名前が必要であるが、国内にそれができる人がいないことを教えてもらった。しばらくして、アトレーユは幸いの竜が恐怖の生物イグラムールに襲われようとするのを見つけ、ついでに自分も襲われてしまう。
気がついたらアトレーユは別の場所にいた。フッフールと名乗る幸いの竜も一緒に逃げることができ、今後一緒に旅することになる。しばらくして南のお告げ所へつながる門へとアトレーユは向かった。自分の内面が見えるという二つ目の門の前にアトレーユが立つと、そこには(文中では悪口、問題発言、差別用語が5ページほど続くため検閲により削除 )とにかくひどい人間の姿が見えた。そこを急いで越え、最後にお告げ所に入ることができた。
ちなみに、このひどい人物はバスチアンの描写そのものである。
お告げ所のウユララとは実態がなく声だけの存在。(歌だけで10ページ以上ぐらい使うぐらいくどい)。そのウユララに「モンゴルの実家で治療したほうがいい」と言われたので国境に向かうが、なぞの一団に拉致されてしまう。アトレーユはアウリンをなくしながらも脱出し、たどり着いた町にいた人狼に「しょせんはお話のなかの生き物じゃねぇか。おまえらは虚無に飛び込むと妄想になって、妄想と現実がわからない落ちぶれた人間をたくさん生み出すだけだ!」と罵倒するが、人狼は発狂して死んでしまう。
大ピンチのアトレーユ。ここでご都合主義でなくしたアウリンを見つけたフッフールが、ご都合主義でアトレーユを発見し救出。そしてご都合主義で幼ごころの君の住むエルフェンバイン塔へあっという間に到着。しかし、幼ごころの君はアトレーユに1年間のライセンス停止と2場所の出場停止を命じずると、すぐに一人で出かけてしまう。
病の進行が止まらない幼ごころの君は、この世界のすべての物語を書き続ける、さすらい山の古老に押しかける。そして、「最初から書き直しなさい。しないと死刑よ!」と命令した。そして最初から書き直しになる。
書き直した物語[編集 ]
バスチアンという少年がが早朝から本屋で古本を万引きした後、引きこもるところがなかったので学校の屋根裏に引きこもって盗んだ本『はてしない物語』を読み始める。
物語の舞台はファンタージエン国。
この「はてしない物語」の続きはいったいどうなっているのか?続きはこちらで一挙大公開! この「はてしない物語」の続きはいったいどうなっているのか?続きはこちらで一挙大公開!
関連項目[編集 ]