おにぎり
おにぎりとは、米をにぎりつぶした食べ物である。一般には三角形のものが多いが、最近は逆三角形の物も人気となっている。その他にも、どの方向から見ても球の形に見えるものや、男性器をかたどった細長い棒のようなものなど、様々な面白い形のものがある。また、中に何かが入っていることがあり、食べるときにそれに気づくことができるかどうか、というゲームをすることもできる人を飽きさせない食べ物である。コンビニエンスストアでは売り上げが毎年上がり続けている大人気商品である。
歴史[編集 ]
おにぎりの起源は平安時代にまで遡るが、弥生時代にまで遡ることも可能である。以下時代の要所におけるおにぎりの特質を述べる。
縄文時代のおにぎり[編集 ]
この時代のおにぎりは味がとてもよく、よく作りこまれていたのではないかと推定される。村のところどころにはコンビニエンスストアのようなものが設置され、そこでおにぎりが売られていたのではないかといわれている。しかし、稲が日本に伝来したのは弥生時代なので、この時代のおにぎりが何でできていたのかは不明である。
弥生時代のおにぎり[編集 ]
弥生時代の遺跡ではないかと思われる遺跡から1987年に三角形の黒い物体が発見された。この遺跡を調査していた考古学の研究チームはただちにそれが日本初の三角おにぎりであるとして大々的に発表した。数週間にもおよぶ綿密な検査の結果、その黒い物体はただの石であったことが判明した。
江戸時代のおにぎり[編集 ]
江戸時代からおにぎりに海苔が巻かれるようになった。おにぎりの粘性を無化し、香りも良い海苔がおにぎりにぴったりであることが、次第に一般にも認知され始めたためである。これが現在の海苔とおにぎりの関係の基礎となった。また、江戸時代の海苔とおにぎりに関する有名な逸話もある。ある日、歌兵衛は主に渡すおにぎりを誤って地面に落してしまい、おにぎりは泥だらけになってしまった。そこでそのおにぎりに海苔を巻いて渡したらなんとかばれずにすんだ、というものである。これは現代の食品産業に見習うべき教訓として着実に受け継がれている。
明治時代のおにぎり[編集 ]
明治維新の際にはおにぎりは重要な食糧だった。とくに戊辰戦争の際におにぎりは他のどの食糧とも変えが効かないほど有効な携行食糧として活躍した。つまり、旧幕府側はその兵士に対して「どうせ死ぬんだからもったいない」ということで石に海苔を巻いたものをばれないように渡していた。しかしこのような知的戦略があったにもかかわらず、旧幕府は戦争に敗れた。恐らくそのおにぎりを食べた兵士が消化不良を起こしたことが原因だとされている。
現在のおにぎり[編集 ]
現在おにぎりは豆まきの豆として使用されるのが普通である。おにぎりを漢字で当てると「鬼切り」となり縁起がいいためである。したがって節分の日以外ではおにぎりはあまり人気ではない。しかしその日になると大勢の鬼が満面の笑みで庭先に集まってくるので主催者側も困り果てている。また、某大手コンビニエンスストアが、おにぎりとそれを包む海苔を切り離してパックする現在のスタイルのおにぎりを商品化したが、開封時に海苔が絶対に包みに一部残るようになっており、開封者をいらつかせている。そのため店舗側は「海苔が包みに一部残ってもいらいらしなくなる粉」を開発し、消費者に有償で提供している。
作り方[編集 ]
おにぎりは他の和食に比べても比較的簡単に作ることができ、基本的に以下の三つの段階に分けられる。
- 米粒をたくさん取ってくる
- 愛情を込めてしっかりと米をにぎりしめる
- 皿の上に置く
(※(注記)なお米はあらかじめ炊いておいた方がくっつきやすくなる。)
中に具を入れる場合はできたおにぎりの上に入れたい具を置いておくとかってに入っていく。また、三角形などの形にしたい場合は、握っている最中にその形になってほしいとお願いをするとたまにそうなることもある。いずれにしても大して難しいことはなく、誰でも簡単に作れる。
問題点[編集 ]
作ることも簡単で有能な携行食となる万能なおにぎりにも問題点が存在する。その作り方の特性上菌が繁殖しやすく、カビが生えてきやすいという点だ。特に注意する必要があるのが黄色ブドウ球菌という菌で、人の手に常駐しており、そこからおにぎりに移りやすい。この菌は興奮してくるとエンテロトキシンというとても恐ろしい毒を作りだすことで知られており、0.01mgで体重1トンの像を5000頭処刑することができる。特に10代の美少女ににぎってもらえると通常の40倍もの量のエンテロトキシンを放出するので、該当する人はにぎらないようにしたい。その代わりボーイフレンドの棒をにぎってあげることで棒が元気になることが指摘されている。
衛生的なおにぎりのにぎり方[編集 ]
以下に菌が湧かない清潔なおにぎりの作り方を紹介する。
- 無菌室に滅菌処分された電子ジャーを用意しておく。
- カビキラーなどで体を洗い菌を殺しておく。その後滅菌処分された衣服、手袋、頭巾を着用する。
- 無菌室に外から菌が入らないように慎重に入室する。
- 菌が付いていた時のことを考慮し洗剤で米を洗う。
- 米を炊き、適量を手に取る。その際手がやけどしないように手袋の上から軍手をはき、その上に冷却材を置く。そこにラップを4、5枚かぶせてそこに炊いた米を置き、それに熱冷まシートを貼り、冷めるまで数分間待つ。(全て要滅菌)
- 米が冷めたら熱冷まシートをはがし、万が一残っていた菌が増殖してしまわないように塩を米に対して1:1の割合で擦り込む。(塩も要滅菌)
- ラップの上から米をそっとにぎりしめる。このとき米と米の間に隙間があった場合菌が繁殖しやすくなるので、思い切りにぎりしめる。その後滅菌したまな板の上にたたきつけて完全に空気を抜く。米が飛び散った場合は全て捨てる。
- おにぎりの形がある程度まとまったら光を遮断するためにアルミホイルを巻き、エタノールで満たした容器の中にそれを入れて冷凍庫で保存する。この時冷凍庫の扉が開いてしまったら中の温度が下がってしまうので、ガムテープなどを使って扉を固定する。(アルミホイル、エタノール、冷凍庫の内外部全て要滅菌)
以上の作り方で完全に菌のいないせいけつなおにぎりを作ることが可能である。中毒を防ぐためにも積極的にこの方法を取り入れる必要がある。