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'''クレスタ'''(Cresta)とは、[[トヨタ自動車]]がかつて開発していた車である。[[ハイソカー]]の一種。
'''クレスタ'''(Cresta)とは、[[トヨタ自動車]]がかつて開発していた車である。[[ハイソカー]]の一種。
[[テイルズオブデスティニー|一部のテイルズ作品]]にも出てくることは[[オタク]]の間で有名。
[[トヨタ・マークII|マークII]]と[[トヨタ・チェイサー|チェイサー]]の姉妹車である。一応マークII三兄弟の一人という事になっている。通称は「クレスタ[[チョコレート]](削除) 」、あるいは「テイルズの町 (削除ここまで)」。なお、'''破壊されることに定評のある[[GTO|内山田教頭]]の愛車である。'''
[[トヨタ・マークII|マークII]]と[[トヨタ・チェイサー|チェイサー]]の姉妹車である。一応マークII三兄弟の一人という事になっている。通称は「クレスタ[[チョコレート]]」。なお、'''破壊されることに定評のある[[GTO|内山田教頭]]の愛車である。'''
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[[グランツーリスモシリーズ|車オタクのための某レースゲーム]]にもマークIIとチェイサーは出ているのにこれだけ出ていない。トヨタは「ダンディな男のための車だから出ないんだ」と釈明しているが実際のところは暴走族ごっこが出来るからである。
一応高級車で憧れの車という事にしたいトヨタは、その気持ちを叶えるべく、[[族車キングシリーズ]]や[[テイルズオブデスティニー]]・[[テイルズオブデスティニー2]]など、さまざまなゲームに出てくることでも知られる。
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(削除) また、 (削除ここまで)[[グランツーリスモシリーズ|車オタクのための某レースゲーム]]にもマークIIとチェイサーは出ているのにこれだけ出ていない。トヨタは「ダンディな男のための車だから出ないんだ」と釈明しているが実際のところは暴走族ごっこが出来るからである。
(削除) === (削除ここまで)初代(X50·X60系 1980年-1984年)(削除) === (削除ここまで)
(追記) ; (追記ここまで)初代(X50·X60系 1980年-1984年)
ビスタ店オープンと同時に1980年4月に登場。マークII/チェイサーの[[姉妹車]]で、歴代唯一のサッシュレスドアである。(削除) <del>この後[[暴走族]]に好まれるのが目に見えていなかった。</del> (削除ここまで)グレード名には「'''スーパールーセント''' (Super Lucent) 」という大変イカれたグレードがあり以下、スポーティーグレードが「'''スーパーツーリング''' (Super Touring) 」、「'''スーパーデラックス''' (Super Deluxe) 」、「'''スーパーカスタム''' (Super Custom) 」、「'''カスタム''' (Custom) 」となる。
(追記) : (追記ここまで)ビスタ店オープンと同時に1980年4月に登場。マークII/チェイサーの[[姉妹車]]で、歴代唯一のサッシュレスドアである。グレード名には「'''スーパールーセント''' (Super Lucent) 」という大変イカれたグレードがあり以下、スポーティーグレードが「'''スーパーツーリング''' (Super Touring) 」、「'''スーパーデラックス''' (Super Deluxe) 」、「'''スーパーカスタム''' (Super Custom) 」、「'''カスタム''' (Custom) 」となる。
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(追記) : (追記ここまで)ツートンカラーが絶大な人気を得て若い世代(特に[[暴走族]])の高級車指向を一気に推し進める原因となった。CMではアメリカの大物歌手ボズ・スキャックスの名曲を大音量で掛けエンジンの中を車が走るものであった。
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(追記) ; (追記ここまで)2代目(X70系 1984年-1988年)
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(追記) : (追記ここまで)1984年8月登場。この代から一般的なプレスドアのセダンとなった。マークIIと共に[[ハイソカー]]ブームに乗り、大ヒットを記録した。
:1985年4月、[[スズキ・エスクード]]のパクリである「エクシード」を発売。
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(追記) ; (追記ここまで)3代目(X80系 1988年-1992年)
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(追記) : (追記ここまで)1988年8月登場。4輪[[暴走族]]の最後の残党に愛された世代。最上級グレードにさらに「'''スーパールーセントG''' (Super Lucent G) 」 が追加。しかしこの頃からセダン人気が下がってくるのでこれ以降売れなくなっていく。
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(追記) : (追記ここまで)1990年8月マイナーチェンジ。フロントグリル・テールランプ・ホイールのデザインがクレイジーに変更され、マイナーな3ナンバー仕様はバンパーが大型化される。これはクレイジードライブに対応するためである。
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ツートンカラーが絶大な人気を得て若い世代(特に[[暴走族]])の高級車指向を一気に推し進める原因となった。CMではアメリカの大物歌手ボズ・スキャックスの名曲を大音量で掛けエンジンの中を車が走るものであった(削除) 。「高級車の加速を実現した新開発1Gのパワーはどうだ!」というセリフが入るが加速は遅いし高級車ではない (削除ここまで)。
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(追記) : (追記ここまで)ゴージャスな[[自動車教習所]]の[[教習車]]でもマークIIセダン/チェイサーと併せて多く投入されていたが、この代を最後にクレスタの教習車は廃止。以後は安っぽいマークIIセダンの教習車を細々と作っていたが、1996年1月にはもっと安っぽい[[トヨタ・コンフォート|コンフォート]]にして潰した。
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(削除) === (削除ここまで)2代目(X70系 1984年-1988年)(削除) === (削除ここまで)
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1984年8月登場。この代から一般的なプレスドアのセダンとなった。マークIIと共に[[ハイソカー]]ブームに乗り、大ヒットを記録し(削除) た。暴走族が好んで買ったため、中古車がマークIIより高いというふざけた事態にも見舞われ (削除ここまで)た。
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(追記) ; (追記ここまで)4代目(X90系 1992年-1996年)
1985年4月、[[スズキ・エスクード]]のパクリである「エクシード」を発売。山道をクレイジーに走れる素晴らしい仕様として[[テイルズオブデスティニー|某勇者]]が使用したのは有名な話である。
マークIIワゴンのフロントグリルをクレスタ用にすることで「クレスタワゴン」を捏造できる。やっているものもたくさんいるが見分けが付かない。同じようにチェイサーワゴンも出来るがやっぱり目立たない。普通が一番という事だ。
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(削除) === (削除ここまで)3代目(X80系 1988年-1992年)(削除) === (削除ここまで)
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1988年8月登場。4輪[[暴走族]]の最後の残党に愛された世代。(削除) あのイカれた (削除ここまで)最上級グレードにさらに「'''スーパールーセントG''' (Super Lucent G) 」 が追加。しかしこの頃からセダン人気が下がってくるのでこれ以降売れなくなっていく。
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1990年8月マイナーチェンジ。フロントグリル・テールランプ・ホイールのデザインがクレイジーに変更され、マイナーな3ナンバー仕様はバンパーが大型化される。これはクレイジードライブに対応するためである。(削除) そして、影の薄いGTツインターボは[[オナラターボ]]化で280馬力にパワーアップしたとかしなかったとか。しかし、[[暴走族]]が調子に乗るからやめろと散々[[国土交通省]]が言ったのにトヨタが聞かなかったのは言うまでも無い。 (削除ここまで)
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ゴージャスな[[自動車教習所]]の[[教習車]]でもマークIIセダン/チェイサーと併せて多く投入されていたが、この代を最後にクレスタの教習車は廃止。以後は安っぽいマークIIセダンの教習車を細々と作っていたが、1996年1月にはもっと安っぽい[[トヨタ・コンフォート|コンフォート]]にして潰した。
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(削除) === (削除ここまで)4代目(X90系 1992年-1996年) (削除) === (削除ここまで)
[[Image:Itasha Kita.jpg|thumb|特別仕様車・ハルヒスペシャル]]
[[Image:Itasha Kita.jpg|thumb|特別仕様車・ハルヒスペシャル]]
1992年10月登場。姉妹車のマークII・チェイサーともども3ナンバーサイズに大型化される。スポーティーグレードは「GTツインターボ」から「'''ツアラー'''(TOURER)」に変更された。(削除) 理由は「[[トヨタ・ソアラ|ソアラセダン]]」だから。<del>ソアラじゃねぇよこんなの。</del> (削除ここまで)
(追記) : (追記ここまで)1992年10月登場。姉妹車のマークII・チェイサーともども3ナンバーサイズに大型化される。スポーティーグレードは「GTツインターボ」から「'''ツアラー'''(TOURER)」に変更された。
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(追記) : (追記ここまで)1993年10月、スピンすると好評だったFR駆動の他に、スピンしなくて速い4WDモデルの「スーパールーセントG Four」と「スーパールーセント Four」が追加された。
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(追記) ; (追記ここまで)5代目(X100系 1996年-2001年)
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1993年10月、スピンすると好評だったFR駆動の他に、スピンしなくて速い4WDモデルの「スーパールーセントG Four」と「スーパールーセント Four」が追加された(削除) 。しかしオートマのみだったので[[走り屋]]には不評だった。もちろん、必殺技・キックダウンを使いまくったのは[[言うまでもない]] (削除ここまで)。
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(追記) : (追記ここまで)1996年9月モデルチェンジ。ツアラーシリーズが「'''ルラーン''' (Roulant) 」に名称変更され、全車オートマに。
[[DQN]]仕様でまれに見かけるがカスタムのベースにはもっぱらマークIIが多用され、クレスタのそれはほとんど見かけない。つまり、写真にあるようにクレスタは「カッコよく」ではなく「オレ流に」いじれ、ということである。[[グランツーリスモシリーズ]]にも出ないところを見るとそうらしい。
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(削除) === (削除ここまで)5代目(X100系 1996年-2001年) (削除) === (削除ここまで)
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1996年9月モデルチェンジ。ツアラーシリーズが「'''ルラーン''' (Roulant) 」に名称変更され、全車オートマに(削除) 。もちろん、一部の[[走り屋]]はマニュアルにした<del>が、別にいいじゃねぇかよ。そんなにドリフトしてぇのかよ</del> (削除ここまで)。
けどそんな事は[[どうでもいい|どうだっていい]]。一番の問題は「エクシード」が上級グレードになり、それまでクレスタを代表するグレード名であった「スーパールーセント」が'''お安い版になってしまった'''のである。スタイリングは先代以上にオヤジ臭くなり、[[女子高生]]に聞く「'''彼氏の車だったらそれを理由にフる車ランキング'''」で堂々の上位に食い込んだ。しかし、ルラーンGはツアラーVにはないシブさがあるという[[昭和]]臭い若者もいる。[[腐女子|テイルズオタク]]だ。オヤジ臭さがあいまってマークII・チェイサーより屋根が20センチ高く、移住性は一応よいものになっている。CMに出ていたのが[[GTO|内山田教頭]]なんだからクレスタがオヤジ車なんだってことぐらい[[お察しください。]]
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2001年7月に大して残存量が無い[[トヨタ・チェイサー|チェイサー]]とともに生産終了した。マークIIはしばらく売っていたがいずれなくなった(削除) 。悲しい話だが、ライバル車種の[[日産・ローレル|ローレル]]もなくなったのを見るとこの頃がセダンの終焉だったといえる (削除ここまで)。
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(追記) : (追記ここまで)2001年7月に大して残存量が無い[[トヨタ・チェイサー|チェイサー]]とともに生産終了した。マークIIはしばらく売っていたがいずれなくなった。
「クレスタ」という名前は言うまでも無く「'''クレ'''イジー'''スタ'''ー(狂った星)」の略である。スペイン語で「西洋の紋章の頂に輝く飾り」と言う意味があるそうだがたぶん後付けである。
「クレスタ」という名前は言うまでも無く「'''クレ'''イジー'''スタ'''ー(狂った星)」の略である。スペイン語で「西洋の紋章の頂に輝く飾り」と言う意味があるそうだがたぶん後付けである。
== キャッチコピー ==
== キャッチコピー ==
一応、高級車らしいのでたくさんくどいのが存在する。くどいだけである。
*「'''トヨタの最高級パーソナルセダン'''」
*「'''トヨタの最高級パーソナルセダン'''」
[[トヨタ・クラウン|クラウン]]はどうしたんだと突っ込まれたのは言うまでも無い。そしてこの頃少しクラウンの売り上げが減った。[[日産・セドリック|セドリック]]が売れたという利点もあったが。
[[トヨタ・クラウン|クラウン]]はどうしたんだと突っ込まれたのは言うまでも無い。そしてこの頃少しクラウンの売り上げが減った。[[日産・セドリック|セドリック]]が売れたという利点もあったが。
*「'''クレスタ、なんと私的なクルマだ。'''」「'''The Exclusive Car'''」
*「'''クレスタ、なんと私的なクルマだ。'''」「'''The Exclusive Car'''」
クレスタがあなた的ではなくあなたがクレスタ的なのです(削除) 。英語は分からん。格好付けである。やめてくれ (削除ここまで)。
クレスタがあなた的ではなくあなたがクレスタ的なのです。
*「'''男は、最高のものを独占したい。'''」
*「'''男は、最高のものを独占したい。'''」
クレスタが最高のものかどうかは不明。しかしこのキャッチフレーズのせいで[[かわいい]]女の子の基準が改定されたという事実は見逃せない。
クレスタが最高のものかどうかは不明。しかしこのキャッチフレーズのせいで[[かわいい]]女の子の基準が改定されたという事実は見逃せない。
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つまり、ライバル車種である[[日産・ローレル|ローレル]]とか[[日産・レパード|レパード]]にケンカを売っている、ということである。この頃は[[トヨタ・セリカ|セリカ]]でもスカイラインを挑発していたので[[日産]]党には腹だだしい限りだった。
つまり、ライバル車種である[[日産・ローレル|ローレル]]とか[[日産・レパード|レパード]]にケンカを売っている、ということである。この頃は[[トヨタ・セリカ|セリカ]]でもスカイラインを挑発していたので[[日産]]党には腹だだしい限りだった。
*「'''私の場合、クレスタでなければならない。'''」「'''心の貴族'''」
*「'''私の場合、クレスタでなければならない。'''」「'''心の貴族'''」
これはクレスタ依存症患者の一例だと[[世界保健機関]]から物議の声が上がった一作である。心の[[貴族]]って・・・。一体何よ。[[三千院ナギ]]のことか。この[[釘宮]]病患者め。
*「'''優れて私的なできごと、クレスタ。'''」
*「'''優れて私的なできごと、クレスタ。'''」
私の内輪ネタである。それも公共電波で。[[ニコ厨|自重しろ。]]
*「'''プレステージサルーンは、あたらしい完成度へ。'''」「'''大人として、クレスタに乗ろう。'''」
*「'''プレステージサルーンは、あたらしい完成度へ。'''」「'''大人として、クレスタに乗ろう。'''」
ガキはクレスタではなくマークIIに乗っていろ、という事である。ひどいキャッチフレーズとして日産等からクレームがきた。
*「'''私のクレスタ'''」「'''高い意思をもったセダン'''」
*「'''私のクレスタ'''」「'''高い意思をもったセダン'''」
高い意思を持ち、サーキットではスピンを連発する悲惨な私のクレスタ、というトヨタの悲惨な叫びを見事なまでに再現したキャッチフレーズ(削除) 。でも、クレスタはかっこ悪い (削除ここまで)。
高い意思を持ち、サーキットではスピンを連発する悲惨な私のクレスタ、というトヨタの悲惨な叫びを見事なまでに再現したキャッチフレーズ。
*「'''クレスタにはルーティさんが待っている'''」
厳しい旅にも、悲しい旅にもクレスタには素晴らしいものがある。簡単に言うとうっせぇよの一言である。[[テイルズオブデスティニー2]]からの引用。
*[[DQN御用達車種]]
*[[DQN御用達車種]]
*[[トヨタ・マークII]]
*[[トヨタ・マークII]]
*[[トヨタ・チェイサー]]
*[[トヨタ・チェイサー]]
{{スタブ (自動車)}}
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2025年3月7日 (金) 17:40時点における版
クレスタ(Cresta)とは、トヨタ自動車がかつて開発していた車である。ハイソカーの一種。
概要
マークIIとチェイサーの姉妹車である。一応マークII三兄弟の一人という事になっている。通称は「クレスタチョコレート」。なお、破壊されることに定評のある内山田教頭の愛車である。
車オタクのための某レースゲームにもマークIIとチェイサーは出ているのにこれだけ出ていない。トヨタは「ダンディな男のための車だから出ないんだ」と釈明しているが実際のところは暴走族ごっこが出来るからである。
歴史
- 初代(X50·X60系 1980年-1984年)
- ビスタ店オープンと同時に1980年4月に登場。マークII/チェイサーの姉妹車で、歴代唯一のサッシュレスドアである。グレード名には「スーパールーセント (Super Lucent) 」という大変イカれたグレードがあり以下、スポーティーグレードが「スーパーツーリング (Super Touring) 」、「スーパーデラックス (Super Deluxe) 」、「スーパーカスタム (Super Custom) 」、「カスタム (Custom) 」となる。
- ツートンカラーが絶大な人気を得て若い世代(特に暴走族)の高級車指向を一気に推し進める原因となった。CMではアメリカの大物歌手ボズ・スキャックスの名曲を大音量で掛けエンジンの中を車が走るものであった。
- 2代目(X70系 1984年-1988年)
- 1984年8月登場。この代から一般的なプレスドアのセダンとなった。マークIIと共にハイソカーブームに乗り、大ヒットを記録した。
- 1985年4月、スズキ・エスクードのパクリである「エクシード」を発売。
- 3代目(X80系 1988年-1992年)
- 1988年8月登場。4輪暴走族の最後の残党に愛された世代。最上級グレードにさらに「スーパールーセントG (Super Lucent G) 」 が追加。しかしこの頃からセダン人気が下がってくるのでこれ以降売れなくなっていく。
- 1990年8月マイナーチェンジ。フロントグリル・テールランプ・ホイールのデザインがクレイジーに変更され、マイナーな3ナンバー仕様はバンパーが大型化される。これはクレイジードライブに対応するためである。
- ゴージャスな自動車教習所の教習車でもマークIIセダン/チェイサーと併せて多く投入されていたが、この代を最後にクレスタの教習車は廃止。以後は安っぽいマークIIセダンの教習車を細々と作っていたが、1996年1月にはもっと安っぽいコンフォートにして潰した。
- 4代目(X90系 1992年-1996年)
- 1992年10月登場。姉妹車のマークII・チェイサーともども3ナンバーサイズに大型化される。スポーティーグレードは「GTツインターボ」から「ツアラー(TOURER)」に変更された。
- 1993年10月、スピンすると好評だったFR駆動の他に、スピンしなくて速い4WDモデルの「スーパールーセントG Four」と「スーパールーセント Four」が追加された。
- 5代目(X100系 1996年-2001年)
- 1996年9月モデルチェンジ。ツアラーシリーズが「ルラーン (Roulant) 」に名称変更され、全車オートマに。
- 2001年7月に大して残存量が無いチェイサーとともに生産終了した。マークIIはしばらく売っていたがいずれなくなった。
車名の由来
「クレスタ」という名前は言うまでも無く「クレイジースター(狂った星)」の略である。スペイン語で「西洋の紋章の頂に輝く飾り」と言う意味があるそうだがたぶん後付けである。
キャッチコピー
クラウンはどうしたんだと突っ込まれたのは言うまでも無い。そしてこの頃少しクラウンの売り上げが減った。セドリックが売れたという利点もあったが。
- 「クレスタ、なんと私的なクルマだ。」「The Exclusive Car」
クレスタがあなた的ではなくあなたがクレスタ的なのです。
クレスタが最高のものかどうかは不明。しかしこのキャッチフレーズのせいでかわいい女の子の基準が改定されたという事実は見逃せない。
つまり、ライバル車種であるローレルとかレパードにケンカを売っている、ということである。この頃はセリカでもスカイラインを挑発していたので日産党には腹だだしい限りだった。
- 「私の場合、クレスタでなければならない。」「心の貴族」
- 「優れて私的なできごと、クレスタ。」
- 「プレステージサルーンは、あたらしい完成度へ。」「大人として、クレスタに乗ろう。」
- 「私のクレスタ」「高い意思をもったセダン」
高い意思を持ち、サーキットではスピンを連発する悲惨な私のクレスタ、というトヨタの悲惨な叫びを見事なまでに再現したキャッチフレーズ。
関連項目