2011年12月04日
【報告】国際水映画祭2011で解説を務めました
昨日(12月3日)に東京・渋谷の国連大学で開催された「国際水映画祭2011」にて、
「グローバル化と水の民営化・商品化」をテーマとした作品の解説を、
AMネット理事の神田浩史と堀内葵が担当しました。
神田は、午前中の全体シンポジウムにて、PARC代表理事の佐久間智子さんと「水は誰のものか」というテーマで対談し、
堀内は、午後の『水なき世界』という映画の上映後に解説トークを行いました。
堀内の担当部分では、水道民営化の問題点や、水を人権と定めた国連決議を紹介し、
日本国内の民営化の状況や自治体と企業が組んで取り組む水ビジネス輸出計画に警鐘を鳴らしました。
質疑応答では、「公営か民営ではなく、水道事業体がいかにオウナーシップ(所有意識)を持つかが大切」という指摘や、「先進国が浄水技術を独占している状況をどう考えるのか」などの意見が出され、重要なポイントに気づかされました。
「国際水映画祭2011」は本日(12月4日)も引き続き開催されています。
お時間のある方はぜひ足をお運びください。
(堀内)
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