2009年11月09日
キリマンジャロの雪(1)
アフリカ大陸の最高峰・キリマンジャロの頂には雪があります。
ヘミングウェイの小説にもなったこの雪。
正確には氷河ですが、その氷河が急激になくなってきています。
100年前には12平方キロあったと推測される氷河が、2007年にはわずかに1.85平方キロに。
このままでいけば2022年には氷河が消失してしまうと、アメリカのオハイオ州立大学が予測を発表しました。
生まれて初めて海外に行ったのが、このタンザニアです。
そして、キリマンジャロの麓で4ヶ月ほど暮らしました。
富士山よりもはるかに雄大な独立峰。
晴れた日には頂上の雪まで望める中で、日々、仕事をしていました。
タンザニア・キリマンジャロは自分自身がいろいろなことを考えるようになった原点、出発点。
キリマンジャロの雪が消えるまでに、あんな話、こんな話。
大半は失敗談を、気の向くままに綴っていこうと思います。
(神田浩史)
キリマンジャロ山.jpg
<写真はタンザニア大使館ホームページより>
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