労使トラブルを防ぐための

雇用契約書の作り方・活用法〔第3版〕

雇用契約書は労使のコミュニケーションツール!正社員・契約社員など雇用形態ごとの作り方がわかる。無期転換社員を追加した第3版。

著者 保険サービスシステムHD株式会社
保険サービスシステム社会保険労務士法人
ジャンル 経営学 > 経営管理(組織・人事労務・生産・業務)
出版年月日 2020年03月30日
書店発売日 2020年04月01日
ISBN 9784419067021
Cコード 3034
判型・ページ数 A5・240ページ
定価 1,760円(税込)
在庫 在庫あり

この本へのお問い合わせ・感想

「雇用契約書」は従業員と会社がよりよい関係を築くためのコミュニケーションツールです!

「未払い残業代の請求」や「社員の問題行動」等の労使トラブルに備えて就業規則を整備する会社も多くなってきました。法定のルールを知り、それに沿った会社のルールを決め、ルールブックである就業規則を整備するのはとても大切なことです。しかし、雇用契約書を交わす際に、そのルールを伝えないのでは、あと一歩足りません。
人を雇い入れるときは、就業規則・労働条件を示して、相手に「わかりました。そのルール、その条件で働きます」と約束をしてもらう。この最終段階の「約束」のツールとなるのが、雇用契約書です。

本書では、雇用契約の基礎知識はもちろん、雇用契約の入り口(採用〜入社)から、労働時間や賃金について、雇用契約の出口(解雇・退職)まで、それぞれのポイントを説明しています。

また、実践編として、正社員・契約社員やパートタイマーなどの有期雇用契約社員・無期転換社員の雇用形態ごとの雇用契約書の作り方を解説しています。
読み進めていくと、雇入れ時に雇用契約書の内容を相手につまびらかに説明して納得してもらうのも、本書でおすすめしている1年に1回雇用契約の確認を行うのも、つまるところはコミュニケーションだということにお気づきになるかと思います。

雇用契約(書)を単なる契約・書類ととらえずに、労使の意思疎通をスムーズにするコミュニケーションツールとしてご活用ください。

【著者プロフィール】
保険サービスシステムHD株式会社
経営理念「ベストアドバイスルール」のもと、あらゆる選択肢の中からお客様に最も有利な選択肢を提供するコンサルティング会社。
グループに社会保険労務士法人を有し、中小企業の経営基盤強化のためのワンストップサービスを提供している。
<主なサービス>
公的保険と民間保険を一元化したリスクマネジメント
企業版FP(財務戦略・事業承継対策)

保険サービスシステム社会保険労務士法人
「中小企業の発展+大切な社員を守る」を使命とし、就業規則の作成・労務管理・採用・福利厚生など、人事・労務の支援を行う。
独自開発の就業規則は「中小企業のリスクマネジメント」に特化しており、労務問題の専門弁護士チーム監修の元、労働関連法の改正や、時代の変化による新しいトラブル事例に対応した「年1回の更新サービス」が好評を得ている。
12名の社会保険労務士チームによる、労務問題や法律目線だけに寄らない経営感覚に優れたコンサルティングには定評があり、年間100回近く、経営者向けのセミナー・勉強会も開催している。

第1章 雇用契約の基礎知識
1 雇用契約って何?/労使は権利・義務関係で結ばれている
2 雇用契約の始まりと終わりは?/始まりは互いの同意・終わりは退職日
3 内定取消しと使用期間中の解雇は簡単?/雇用契約が成立すると解雇は難しい
4 雇用契約は労働条件通知書ではダメなの?/労働条件通知書ではリスクが高い
5 雇用契約書はこう作る・こう交わす/雇用契約書の作成ポイントは三つ
6 雇用契約書と一緒に交わしておきたい書類/採用時に合意をとってリスク回避を
7 雇用契約書はいつ交わすの?/雇用契約書は1年に1回交わすと効果がアップ
8 雇用契約書の交わし直しを有意義に使う/コミュニケーションをとる機会にしてトラブル防止
9 雇用契約を変更するときは?/不利益変更の同意を得るしくみづくり
10 雇用契約書はいつまで保存すればいいの?/退職後もトラブル防止で保存する
11 雇用形態によって雇用契約書の内容を変える/正社員と有期雇用契約社員の違い
12 雇用契約と業務委託契約の違いは?/偽造の業務委託契約はNG!
13 就業規則を整備する/雇用契約書を活かす就業規則の作り方
14 就業規則も1年に1回見直す/法改正・社会実情や経営事情に合わせて変更する
15 労使トラブルが起きたときの解決法は?/労使トラブルの社外での解決の場は主に四つ
16 労働基準監督署/労働基準監督署の役割

第2章 雇用契約の入り口 <採用〜入社>
1 採用選考は慎重に/応募者の問題要素をチェックする
2 採用前に知りたい情報を把握する/事前確認書を活用する
3 採用前に健康情報を把握する/健康診断書・告知書を活用する
4 採用内定時に注意すること/条件付きの内定を出してもよい
5 内定から入社直後に注意すること/内定期間は社員に自覚を促す期間
6 入社時の大切な書類1/誓約書に盛り込む事項
7 入社時の大切な書類2/身元保証人は2人
8 使用期間中に注意すること/使用期間は本採用が大前提
9 有期雇用契約で社員を採用する場合/使用期間代わりの採用には要注意
10 有期雇用契約社員を雇う場合1/契約期間中は雇用が守られている
11 有期雇用契約社員を雇う場合2/雇用契約時と雇止めの注意点
12 有期雇用契約社員を雇う場合3/無期への転換・正社員と同じ待遇での注意点
13 有期雇用契約社員の労働保険・社会保険/要件を満たせば加入する

第3章 雇用契約の内容 <労働時間・賃金>
1 労働時間・休憩時間・休日/法定の基準を知って活用する
2 残業してもらうとき1/割増賃金と労働時間管理
3 残業してもらうとき2/36協定を事前に結び届け出る
4 安全と健康に配慮する/長時間労働は健康障害のリスクが高い
5 労働時間の特例1/変形労働時間制
6 労働時間の特例2/変形労働時間制以外の特例
7 休暇の種類1/給与が支払われる年次有給休暇
8 休暇の種類2/法定休暇と法定の時短制度・特別休暇
9 賃金を決める1/争いの多い賃金の決め方に注意
10 賃金を決める2/割増賃金の計算と支払い方法
11 定額残業制1/定額残業制の導入は慎重に
12 定額残業制2/定額残業制を導入する手順
13 管理監督者の注意点/「管理監督者」と「管理職」の違い
14 労使協定のルール/会社と社員が合意した労働条件の特例

第4章 雇用契約の出口 <解雇・退職>
1 退職・解雇1/退職規定でトラブル防止
2 退職・解雇2/解雇のハードルは高い
3 退職・解雇3/解雇の有効性に注意する
4 異動/会社の人事権の範囲であることを明確に
5 休職制度/退職までの猶予期間を設定する
6 解雇時・退職時の注意点/退職合意書でトラブルを防ぐ
7 定年と高年齢者雇用確保措置/高齢者が働く制度は「年齢」に注意

第5章 雇用契約書の作成 実践編
1 雇用契約書の作成手順/チャートで見る 雇用形態別の記載内容
2 作成前の基礎知識1/トラブルを防ぐ雇用契約書の作成法
3 作成前の基礎知識2/雇用契約書を結ぶまでの流れ
4 作成前の基礎知識3/雇用契約書に記載する内容
5 雇用契約書の書き方1/前文・誠実勤務義務(共通)
6 雇用契約書の書き方2/雇用期間・就業場所・業務内容など〜正社員
7 雇用契約書の書き方3/雇用期間・就業場所・業務内容など〜契約社員・パートタイマー
8 雇用契約書の書き方4/雇用期間・就業場所・業務内容など〜嘱託社員
9 雇用契約書の書き方5/雇用期間・就業場所・業務内容など〜無期転換社員
10 雇用契約書の書き方6/労働時間・休日など〜正社員・契約社員
11 雇用契約書の書き方7/労働時間・休日など〜パートタイマー・嘱託社員
12 雇用契約書の書き方8/労働時間・休日など〜無期転換社員
13 雇用契約書の書き方9/賃金<一般的な賃金制度の場合>(共通)
14 雇用契約書の書き方➉/賃金<定額残業制の場合>
15 雇用契約書の書き方11/人事異動・休職(共通)
16 雇用契約書の書き方12/退職・解雇(共通)
17 雇用契約書の書き方13/安全衛生義務(共通)
18 雇用契約書の書き方14/紛争の解決・合意管轄など(共通)
19 雇用契約書の書き方15/服務規律<就業規則の抜粋>(共通)

付録 雇用契約書(正社員用)サンプル

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