おひとりさまの死後事務委任(第3版)
遺品の片付け、お葬式やお墓のこと……どうすればいいんだろう?
よくある疑問をまるごと解決する好評書の最新版!
葬儀の方法から埋葬先、財産の寄付先まで自分のことは自分で決めたいと思うのは誰でも同じです。
そのために「終活」が大切になるのですが、いざという時に頼れる人がいない「おひとりさま」には、たくさんの難しい問題があります。
▶ 自分のお葬式は誰がやってくれる?
▶ 田舎にある先祖のお墓に誰が入れてくれるの?
▶ 介護施設に入ることになったら、身元引受人は?
▶ 孤独死をしないための備えは?
ちょっと考えただけでもいくつもの疑問が浮かんでくるはずです。
そこで、今注目されているのが『死後事務委任契約』です。生前にこの契約を結んでおけば、役所への届出から通夜・葬儀から埋葬まで、滞りなく進めることができます。
また、『成年後見制度』や『身元引受・身元保証制度』を併せて活用すれば、認知症の症状が見られた場合や、介護施設への入所にあたってもサポートを受けることができます。さらに、残した財産についても『遺言』や『信託』を活用することで、希望の使い道を指定することが可能です。
本書は、『死後事務委任契約』に加えて、『成年後見制度』『身元引受・身元保証制度』『遺言』『信託』の5つ制度を活用して、安心で満足できる終活を行うためのポイントをひとつひとつ解説しています。第3版では、各種情報のアップデートとともに事例等も追加しています。
「昔から、自分のことは自分でやってきた。最期まで、自分のことは自分でやりたい」というおひとりさまに、是非読んでいただきたい1冊です。
【著者プロフィール】
島田 雄左(シマダ ユウスケ)
1988年福岡県生まれ
実業家・司法書士
株式会社スタイル・エッジ代表取締役
24歳で司法書士事務所を開業。国内トップ規模の士業グループに成長させる。2021年より現職。主に士業・医業等のプロフェッショナルに向けた総合支援を行う。 YouTubeやX(旧Twitter)で法律、仕事、マネーリテラシーなど、さまざまな情報を配信中。著書に『家族信託の教科書』(税務経理協会)、『人生で損しないお金の授業』(同)がある。
吉村 信一(ヨシムラ シンイチ)
吉村行政書士事務所代表
東京都行政書士会所属
広島県広島市出身
広島工業大学附属広島高等学校卒業。東京スクールオブミュージック専門学校卒業。
テレビ局の音声エンジニアから行政書士に転身した異色の経歴を持つ。平成24年に東京都北区で吉村行政書士事務所を開業。相続分野のほか、開業当初から死後事務委任契約の受任や看取りに取り組み、その先進的な取組みはテレビ、新聞、雑誌などさまざまなメディアで取り上げられている。
近年は、自身の経験やノウハウを伝える講演に取り組み、死後事務委任契約の実務を担う専門家を増やしていくための活動に力を注いでいる。
1 おひとりさまは増えている?
2 おひとりさまの相続財産はどうなる?
コラム:国庫への財産帰属はなんと1015億円
3 認知症の方は5人に1人!?
4 介護施設にはおひとりさまは入所できないのか?
5 ライフステージごとの財産管理
6 おひとりさまの老後の生活費はいくら必要?
第2章:おひとりさまの終活は5つの制度を活用しよう
1 おひとりさまの終活は5つの制度を活用する
2 成年後見制度
コラム:成年後見人の横領を防ぐには?(後見制度支援信託)
3 身元引受・身元保証制度で介護施設問題はクリア
4 遺言は気が重い!? エンディングノートという選択肢
5 遺言書が必須の時代
コラム:遺贈寄付
6 遺言は実は7種類もある?
コラム:自筆証書遺言書保管制度を活用してみましょう!
7 遺留分
コラム:遺言信託
8 信託制度
9 役所は遺品整理をやってくれない事実
コラム:現金6000万円を贈与しても非課税!?
コラム:信託のもう一つの活用方法
コラム:リースバックってなに?
第3章:死後事務委任契約の活用が増加!
1 そもそも死後事務委任契約ってなに?
コラム:おひとりさま対策を進めている自治体の取組み
2 死亡当日の緊急対応! 現場はこうやって動いている!
コラム:過剰な延命治療をしてほしくない-尊厳死宣言書の活用-
3 葬儀・火葬に参列
コラム:香典の取扱いには要注意?
4 私の遺骨は海に撒いてほしい!(埋葬・散骨など)
コラム:お布施の金額はどうやって決めればいいの?
コラム:戒名をあらかじめもらっておく! —生前戒名のススメ—
コラム:土葬は禁止されている?
5 各行政機関の手続で大忙し
6 勤務先で退職の手続を行う
7 介護施設や病院代の支払いを行う
8 大家さんと大喧嘩? 家の片付けも結構大変
コラム:遺品整理と遺産整理って何が違う?
9 公共料金を解約するのも私たちのお仕事です
コラム:現在ならでは フェイスブックアカウント削除の実態?
第4章:よくある質問
1 依頼する専門家はどうやって選べばいいの?
2 専門家にお金を預けるのが不安ですが...どうやって管理するの?
3 献体にはできないの?
4 他の家族に内緒で葬儀できますか?
5 定期的にお家に来ていただけますか?
6 確定申告を頼むことはできますか?
7 私がオーナーになっている会社を畳んでくれますか?
8 公正証書じゃないとだめですか?
9 葬儀社選びのポイントは?
10 介護施設選びのポイントは?
第5章:実際に死後事務委任契約を設計してみよう!
1 相談したい内容
2 家族の構成・人間関係
3 所有している財産の構成や価格・承継の希望について
4 就労の有無・勤務先・収入について
5 葬儀・火葬について
6 遺骨の取扱いについて
7 病気の有無・病状・かかりつけ医について
8 保険契約について
9 住居の状況について
10 遺品の取扱いについて
11 公共サービスやクレジットカードなどの利用・契約状況について
12 納税状況について
13 SNS等のサービスの利用状況について
14 ペットの飼育状況について
コラム:遺産を受け取ってもらえないこともある!? 遺贈寄付の注意点
第6章:事例編
【事例】末期がん患者様のケース
【事例】40代おひとりさま女性のケース
【事例】ご家族から依頼を受けるケース
【事例】子供がいない夫婦のケース
【事例】夫と死別した女性のケース
【事例】葬儀をめぐってトラブルになったケース
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