学修成果を「可視化」する
「四日市大学成長スケール」
四日市大学では、文部科学省の「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」に平成26年に採択されたのを機に、教育手法改革の柱として「成長スケール」を開発しました。
これにより教員と学生が成長に向けた課題を共有し、「可視化」された成長を確認しながら、4年間を通して地域から求められる人材へと継続的な成長を実現します。
成長を「可視化」し、
目標や課題を明確にすることで、
学習意欲を高めます。
総合政策学部 学部長
教授三田 泰雅
成長スケールのポイントは、学生たちの成長を「可視化」すること。主体性や思考力、コミュニケーションカなど、成長スケールで取り上げられているさまざまな力は、社会で重要視されているものばかりです。しかし同時に、これらは客観的評価がなかなか難しい力でもあります。そこで成長スケールでは9項目の具体的な「指標」を設定し、学生自身に達成度を評価してもらうことにしました。これを担当教員と確認してすり合わせることで、自分を過大に見積もることも過少評価することもなく、ありのままに現在地を確かめながら目標を立てることができます。さらに成長スケールの特色は、これを卒業まで定期的に続けるところにあります。定点観測の経年変化をフィードバックし、入学からの成長の軌跡を目に見える形で把握できるように、成長の歩みを実感し、等身大の自信をはぐくむことにつながっています。こうして私たちは、学生一人ひとりが確かな手ごたえをつかんで社会に羽ばたいてゆくためのサポートを実現しています。
谷川 泰雅さん
「スキル科目」は専門的なスキルや資格取得を目指すための全学共通科目です。
目的に応じた5つのユニットからいずれかを選択し、5科目以上のスキル科目を履修することができます。
01英語力養成ユニット
「TOEIC®」の試験対策をはじめ、社会で役立つ実践的・総合的な英語力(英会話)のスキルを身に付けることができます。
POINT
実践的な英語力を修得!
国際社会で役立つ実践的な英語力や、大学院進学に必要な英語の基礎・応用力を身に付けることができます。
スキル科目
02IT基礎力養成ユニット
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)やWebデザインなどの資格取得をはじめ、基礎的なITスキルを修得します。
POINT
社会で必要なパソコンスキルを修得!
Word・Excelなど、ビジネスシーンで必須のパソコンスキルや、社会で必要とされるITの基礎知識を修得します。また、これから必要とされるWebデザイン技能も身に付けることができます。
スキル科目
03公務員養成ユニット
公務員採用試験合格に向けた講座。1年次から4年間にわたり段階的に選択できるため、計画的に試験対策に取り組めます。
POINT
「公務員養成プログラム」でより深く!
総合政策学部の学生は、「公務員養成ユニット」と、行政学や地方自治論など行政・自治体の知識が学べる専門科目で構成された「公務員養成プログラム」が選択できます。
スキル科目
04社会調査士養成ユニット
社会調査の企画や、調査結果の解析・報告ができる知識・技能を有した「社会調査士」の資格取得を目指します。
POINT
情報社会に有用な資格として注目!
情報化社会の進展にともない、調査・データ分析の知識・技能は、一般企業はもちろん、行政の幅広いセクションで必要とされるものとなっています。
スキル科目
05スポーツライセンスユニット
(公財)日本スポーツ協会公認のスポーツ指導資格である「コーチングアシスタント」「アシスタントマネージャー」の取得を目指します。
POINT
国のスポーツ振興政策でニーズ拡大!
ライフステージや適性に応じた適切な指導が行える「スポーツ指導者ライセンス」保有者は、地域社会や企業など、社会のさまざまな場所で求められます。
スキル科目
四日市大学では5つの「専攻」での専門的な学びと。
全学共通で選択できる5つの「スキル科目(ユニット)」を、セットでカリキュラムに組み込んでいます。
専攻で学ぶ専門知識・技能と、スキル科目で身に付く専門スキルを、
個々の目標や興味に応じて組合わせて履修・修得することで、
学びの先にある、資格取得や卒業後の進路が見えてきます。
履修モデル例※(注記)履修モデルは一例です。
例えば「企業」に就職したいと思った場合
例えば「専門職」を目指したいと思った場合
例えば「公務員」になりたいと思った場合