日本油化学会年会第62回年会で成果発表 天野(学生)・永井「食用油脂中アセチル基含有トリアシルグリセロール」
菜種油、パーム油、ラードにおいて、通常の食用油脂に含まれないはずのアセチル含有トリグリセロールが含まれていることを発見した。これは機能性油脂としての可能性もある。
研究センター
菜種油、パーム油、ラードにおいて、通常の食用油脂に含まれないはずのアセチル含有トリグリセロールが含まれていることを発見した。これは機能性油脂としての可能性もある。
キムチの発酵、腐敗には野菜由来の微生物が関与すると考えられている。今回、産地が異なる白菜とそれらの白菜を用いて製造したキムチの品質劣化を比較した。白菜の産地により品質劣化に差が見られたが、白菜由来の微生物が与える影響は少なかった。
リン酸トランスポーターを根の表皮や維管束特異的に発現させることで成長やリン酸利用効率が高まるが、表皮と維管束の両方で発現させるとその効果は低下する。
大学選びの情報を提供しているYouTube「土佐兄弟の大学ドコイク」でイチゴ品種「東京幸華」とミニトマトの品種開発の研究が紹介される。
沖縄、チュニジアなどの土壌より分離した微生物が、アルカン、合成ムスクなどを分解し、リモネンから抗がん物質を生産した。
本論文は、倉庫ロボットを用いたアプリケーションにおける効率向上に焦点を当てた、動的無線電力伝送(DWPT)システムの最適化について探求している。結合効率の変化による入力インピーダンスの変動を分析することで、LCCトポロジーを調査した。理論的分析により、LCC補償トポロジーは、一次コイルと二次コイルの相対位置の変化によって引き起こされる結合効率の変動に対して、感度が低いことが証明された。シミュレーション結果は、LCCトポロジーの電力伝送効率が25%であるのに対し、SSトポロジーでは11%に過ぎないことを示している。
低リン酸耐性植物の研究の進捗や今後の展望と食と農の未来研究センターのスマート農業技術の開発についての記事が掲載された。
本論文は、水中での容量性無線電力伝送(CWPT)システムにおける平行板コンデンサのモデリングと特性を分析する。有限要素法(FEM)シミュレーションを用いて、容量およびコンダクタンスに対する様々なシミュレーション要因がシミュレーション結果に与える影響を調査した。海水環境での結合容量とコンダクタンスのためのフィッティング方程式を提案し、シミュレーション結果に良く一致することが確認された。特に、本論文では、3MHzの周波数で結合アドミタンスの実部と虚部の比率が約295.9であることを初めて示している。この結果は、海水環境でのCWPTシステムにおいて、サセプタンスよりもコンダクタンスが支配的であることを確認するものである。
「東京幸華」と食と農の未来研究センターの紹介記事が種苗業界の新聞「日本種苗新聞」(発行)に掲載された。