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「ジョンニョン:スター誕生」チョン・ウンチェ"役のため初めてショートヘアに"

[ 2025年1月3日 20:00 ]

写真=PROJECT HOSOO
女優チョン・ウンチェが「ジョンニョン:スター誕生」でイメージチェンジを試み、視聴者から好評を得た。

彼女は最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで、tvN土日ドラマ「ジョンニョン:スター誕生」放送終了のインタビューを行った。

初回視聴率4.8%(ニールセン・コリア、全国基準)でスタートを切った「ジョンニョン:スター誕生」は、ユニークな題材と俳優たちの熱演に支えられ、最終回は16.5%で有終の美を飾った。チョン・ウンチェは「多くの俳優と制作陣が、血、汗、涙によって作り出した『ジョンニョン:スター誕生』が視聴者から愛されて本当に嬉しいですし、感謝しています。良い作品になると確信していましたが、これほど愛されるとは思いませんでした」とし「あまりにも新鮮な題材のドラマですので、人にとっては馴染みがないかもしれません。視聴者がどのように感じるだろうかと気になっていましたが、想像以上に愛されて本当に嬉しいです」と結果に満足する様子を見せた。

彼女は梅蘭国劇団で男役を演じる主演女優で、最高のスタームン・オクギョン役を演じた。オファーを受けた時、原作を見たという彼女は、膨大な長さの原作をどのようにして全12話で表現するのだろうかと気になると共に、女性国劇という新鮮な題材に感じた魅力などにより、出演を決めたという。

作品を通じて女性国劇を知った彼女は、「他の俳優たちにも馴染みのない分野でしたので撮影に入る前、資料をたくさん探して実際に国劇の公演も見に行きました。国劇にゆっくり接近して、ドラマの中でどのように表現するべきか探っていきました」とし、「最初は未知の世界でしたので慎重に接近しましたが、撮影する過程で国劇の魅力と美しさに魅了されました」と説明した。

国劇のスターを演じるため、長い間トレーニングも受けなければならなかった。準備過程を聞くと彼女は「撮影の4ヶ月くらい前にキャスティングされ、すぐに練習を始めました。パンソリ(韓国の民族芸能:歌い手と太鼓の伴奏者の二人だけで演じる、身振りを伴った一種の語り物)のトレーニングは撮影をしながらずっと受けましたので、1年ほど受けたと思います」とし「ソリには初めて接しましたが、話すこととも、歌うこととも違ってとても難しかったです。ソリを指導してくださった名唱(歌の名人)の先生がどうすればその役に合った音を出すことができるか、重点的に指導してくれました」と話した。

ムン・オクギョン役は当初、キム・ヒオラが演じる予定だったが、校内暴力疑惑などで降板し、チョン・ウンチェが演じることになった。これについて彼女は「キャスティングを提案された時、具体的な状況や内部の話については全く知りませんでした。作品の中でムン・オクギョン役を提案されましたし、このキャラクターをどのように演じてキャラクターを構築していくのか、それが私には一番の宿題でした」と慎重に答えた。

悩んだ末に、彼女が発見したムン・オクギョンのイメージは何だったのだろうか。彼女は「生きていく中で指標になってくれて、重要な岐路に立たされた時、道しるべになってくれる、妖精のような存在だと思いました。それがよく表現されてこそ、ムン・オクギョンがドラマの中で存在の意味を見つけることができると思い、キャラクターを作っていきました。私にできる表現は最大限、全てやったと思います。放送を見ながら『別の方法で表現してみたらどうだったのかな?』と思うことはいつもあると思いますが、適切な水準で足りないところもなく、きちんと終えられたと思います」と評価した。

彼女は同作を通じて、馴染みのない国劇ジャンルに接したこと以外にも、キャラクターのため初めてショートヘアを披露した。同作とムン・オクギョンの全ての瞬間が、彼女にとっては挑戦だった。

最も難しかった部分は何かという質問に彼女は、「ムン・オクギョンは女性ですが、男性の姿を見せる時も説得力がなければならないと思いました。その部分が自然に見えるだろうかと考えましたし、悩みました。原作のムン・オクギョンの魅力を私の魅力と合わせるため、外見にも変化を与えました。演技においても行き過ぎたり、人為的でない感じで、中性的な魅力を念頭に置いてキャラクターを作っていきました」と説明した。

ムン・オクギョンの日常と舞台の上の姿を分離する作業も必要だった。彼女は「国劇のシーンがドラマの中ですごく重要でしたので、ムン・オクギョンと彼女が演じる舞台の上の男性キャラクターを分離して考えました。そうしてこそそれぞれの魅力が対比され、その魅力が生きると思いました」と答えた。

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