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仲村トオル「偽物のシルク」過去にインドで大失敗?美術鑑定の権威・清家役「本物に見えるといいな」

[ 2024年10月31日 19:42 ]

仲村トオル
Photo By スポニチ

俳優の仲村トオル(59)が31日、都内で行われた映画「海の沈黙」(監督若松節朗、11月22日公開)舞台あいさつに出席し、かつて海外で失敗したエピソードを明かした。

贋作事件を追う美術館の館長・清家を演じる中村は、元気にあいさつ。「本物と偽物を見分ける知識と眼力を持つ男を演じたのですが、僕自身は昔、インドで偽物のシルクのスカーフを大量に買ってしまったことがあります」と突然の告白。

「この人なら信じられる」という仲間のすすめだったが、大失敗だったという。「素材も人を見る目も両方ない僕が、もし権威のある美術鑑定に見えるとしたら全て若松監督のおかげです」と感謝し、「本物に見えると良いな」と笑った。

「北の国から」「前略おふくろ様」などの名作を手掛けてきた倉本聰氏が、「どうしても書いておきたかった」ドラマを映画化した本作。ある事件を機に人々の前から姿を消した天才画家・津山竜次(本木雅弘)の想いや、美と芸術への怨念、過去に迫り、「美とは何か」をめぐるドラマと大人のラブストーリー。

この日、共演の小泉今日子、中井貴一 石坂浩二、仲村トオル 菅野恵、佐野史郎、若松節朗監督、演出・脚本の倉本聰氏も登壇した。

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