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氷川きよし 1年8カ月ぶり再始動唱に感極まり涙...きよしもKIINAも「全て自分...歌い続けていきたい」

[ 2024年8月17日 18:00 ]

1年8カ月ぶりにライブを開催した氷川きよし(撮影・高田 真希子)
Photo By 提供写真

2022年末から歌手活動を休養していた演歌歌手の氷川きよし(46)が17日、東京ガーデンシアターで、約1年8カ月ぶりとなるコンサートを開催した。デビュー25周年を記念したもので、その歩みを振り返るように約6500人の前でデビュー曲「箱根八里の半次郎」から最新曲「甲州路」まで32曲を披露した。

幕が上がると、黒のラメ入りジャケットにパンツ姿で登場。ナチュラルなメークに耳には黒いピアス。ややウエーブがかった茶色の長髪をなびかせて「WALK」からステージが始まった。「今日は皆さんありがとうございます。思い切り楽しんでください」と呼びかけ、自身もダンスを踊りながら久しぶりのステージを堪能した。

4曲を一気に歌い終え「Thank you so much!」とあいさつしてステージを下がると、今度はスパンコールが光る上下白の燕尾服に衣装をチェンジ。その後も白と紫の紋付き袴、上下デニムのセットアップなどその見た目でも楽しませた。

氷川は2022年12月14日に東京国際フォーラムで公演を行い、大みそかのNHK紅白歌合戦を最後に歌手活動を休養。今年4月には長年所属した芸能事務所「長良プロダクション」から独立し、自身が代表取締役を務める新会社「株式会社KIIZNA(キズナ)」を設立したことを報告。再始動へと歩みを進めてきた。本来は前日16日のライブが復活ステージとなるはずだったが、台風の7号の影響で公演が延期となっていた。

ライブの途中では公私で親交のあるTM NETWORKの木根尚登(66)がゲストとして登場。トークコーナーが始まり氷川は「氷川きよしこと、キーナでございます。ご無沙汰していてすみません。今日を楽しみにしていました」とあいさつ。氷川が作詞し木根が作曲した「Fater」を歌唱すると感極まって涙を流す場面もあった。

×ばつサバイバー」の歌唱中にはステージを降りて客席を練り歩いたりとファンとの交流を楽しむ様子も見せた。歌唱を終えると「サイコーです!気持ち良いね。スカッとしたでしょ」と満足そうな表情。ライブを終えてバンドメンバーを紹介する際には年齢を間違え「いやですね。だんだんおばちゃん化してきちゃって」とジョークを飛ばす場面もあった。

ライブでは氷川から寄せられたテキストメッセージも流れた。この活動休止期間を「氷川きよしでも何者でもなくなり、自分を見つめ直した2023年からの1年余」と回想。そして今回の復活について「これまでの氷川きよしを置いていくのでもなく、KIINAに生まれ変わるわけでもなく、全て自分」とした。「初心を忘れず、自分らしく、歌い続けていきたい」と決意を新たにした。(吉澤 塁)

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