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新垣結衣 主演映画で「色んな顔を」表現 主人公のせりふに学び「私自身も大事にしたい」

[ 2024年5月29日 21:15 ]

<映画「違国日記」公開直前イベント>フォトセッションに応じる(左から)瀬田なつき監督、新垣結衣、夏帆(撮影・小渕 日向子)
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女優の新垣結衣(35)が29日、都内で行われた主演映画「違国日記」(6月7日公開、監督瀬田なつき)の公開直前イベントに出席。夫で歌手の星野源(43)をめぐるSNSでの憶測投稿拡散騒動後、初めて公の場に登場した。

映画「違国日記」は人見知りな小説家と、そのめいの対照的な2人が同居したことから始まるストーリー。新垣演じる小説家がめいとなかなか理解し合えない寂しさを抱えながらも、日々を重ねるうちに家族とも異なった、かけがえのない関係となっていき、優しさの形を提示するヒューマンドラマだ。

この日は共演する夏帆、瀬田なつき監督とともに登壇した。

温かい拍手に迎えられて笑顔で登場した新垣。「こんにちは。新垣結衣です」と集まったファンへあいさつした。

役柄について尋ねられると、「うーん」としばらく考えた後、慎重に言葉をつむいだ。「正直な人。伝える言葉も大事に言葉を選んでいると思う。そこには嘘がない。相手にも自分にも嘘がないというのが表情に出ていると思う」と語り、演じていく中で「色んな顔を見せられたら」と心がけていたという。

キャラクターそれぞれが言葉選びに力を入れた本作。見ている側の心にすっと入り込むせりふが印象的だ。

「好きなせりふは」という質問に対し、新垣は「いっぱいありますね。難しい...」と悩み、おちゃめに「何かあります?」と作品を見た観客に意見を求める場面も。

悩んで挙げた印象に残ったものとして、「私はあなたの気持ちを理解できないし、あなたも私の気持ちを理解できない。それは私達が違う人間だから」という一言。原作では「だから歩み寄ろう」というせりふが続いているとし、「その気持ちを私自身も大事にしたい」と感じたと振り返った。

最後には、「優しい物語だなと思っていて、その感じ、その空気が映画の中での表現出来たかな」と作品の見どころをアピール。「たくさんの方に見て頂けたらうれしいです」と締めくくった。

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