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「花咲舞が黙ってない」笑撃のひとり登場!"劇団・半沢直樹"が暗躍 花咲舞と対決は?あの名ゼリフは?

[ 2024年5月11日 21:54 ]

「花咲舞が黙ってない」第5話。"本家"とは一味違った表情を見せる半沢直樹(劇団ひとり)(C)日本テレビ
Photo By 提供写真

「半沢直樹」の"正体"が判明した。女優の今田美桜(27)主演の日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」(土曜後9・00)が11日に第5話が放送され、前話第4話最後の「次週予告」に現れ話題となった「半沢直樹」が登場。半沢の"正体"はタレントで俳優の劇団ひとり(47)で、ネット上は騒然となった。

山本耕史演じる相馬と温泉につかり言葉を交わす謎の男が――。劇団ひとり演じる半沢直樹は、お茶目な顔で名刺を渡したかと思えば、昇仙峡玲子(菊地凛子)と向き合い話す際には底知れぬ「無の表情」を見せたりと表情で"大暴れ"。本家・堺雅人とは、また違った半沢直樹を見事演じた。注目の"劇団・半沢"が登場するや否やネット上も大騒ぎ。「まさかの人選...やられました」「考察班一本取られましたね」「それは想定外!」「半沢ひとりかぁー」「堺さんが良かったが、確かにシルエットは違ったし...分からなかった笑」「あの名ゼリフ出るかな?」「やっぱり土下座が見たい!」「これはこれでいい」など驚きのコメントや"本家"と比べる声が続出。中には「顔芸ハンパない」「表情では負けてない!」「全然違う半蔵像に期待高まるな」など劇団ひとりも得意としている豊かな"顔芸"に大きな反響が集まった。

同作はメガバンク「東京第一銀行」を舞台に、窓口係から臨店班に異動した花咲舞(今田美桜)が出世コースから外れた中堅社員の相馬健(山本耕史)とのコンビで、銀行内のさまざまなトラブルを解決していく物語。

<以下、ネタバレ有り>

注目の第5話。主人公の花咲舞や相馬健らがいる東京第一銀行と別の銀行が合併することが発表され、合併先の産業中央銀行で暗躍する半沢直樹も登場した。

半沢直樹は、花咲舞と並んで、作家・池井戸潤が生み出した人気キャラクターの一人。銀行マン・半沢直樹が、さまざまな汚職や事件に巻き込まれながら対峙(たいじ)していく大人気シリーズの主人公で「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」「アルルカンと道化師」などが代表作だ。

2013年と2020年に放送されたTBS日曜劇場「半沢直樹」。2013年の第1作目は、最終回で平成のドラマ史上最高の42・2%を樹立。そして2作目となった20年は、その年の総合視聴率1位となる44.1%を叩き出した近年の"お化けドラマ"の筆頭格で、NHK紅白歌合戦超えを果たすなど、社会現象にもなった。そのドラマで「やられたらやり返す!倍返しだ!」のセリフでおなじみの半沢直樹役を演じたのは堺雅人(50)。香川照之の土下座や市川猿之助らの"顔芸"も大きな話題を呼んだ。

そして今回のドラマで半沢直樹を演じたのは劇団ひとりだった。ドラマの原作小説「花咲舞が黙ってない」(中公文庫・講談社文庫)には中盤から半沢直樹が登場し、最終話まで物語に絡んでくるため、原作通り11日放送の第5話からドラマにも登場した形だ。

花咲舞(今田美桜)と相馬健(山本耕史)の次なる臨店先は、山間の温泉地にある眠山支店。そこで二人は、老舗旅館・白鷺亭の八坂社長(高橋洋)から、融資がなかなかおりず困っていると相談を受ける。眠山支店の前浜支店長(マギー)が納得するような事業計画書を作成するために、舞と相馬は白鷺亭に宿泊して顧客目線で改善点を探すことに。課題を見つけた舞と相馬は、白鷺亭の融資担当者・後藤涼太(吉田健悟)と共に、白鷺亭が改善に向けて動き出したことを前浜に報告。しかし、「この街には未来がない」と言い、話をろくに聞いてくれない。その日の夜、前浜の言葉を八坂社長に伝えるために、再び白鷺亭を訪れた舞と相馬は、思いがけない人物の姿を目撃する...!

舞たちが目撃したのは、東京第一銀行の牧野頭取(矢島健一)と、紀本平八(要潤)、昇仙峡玲子。さらに牧野頭取と話している相手は、東京第一銀行のライバル、産業中央銀行の景山頭取(三浦浩一)だった。こんな山奥で、メガバンク2行のトップ同士が極秘会談!?驚きながらも舞と相馬は、白鷺亭に融資が難しそうだと告げに行く。八坂の諦めきれない気持ちに触れた舞は、白鷺亭の料理部門を捨てて、夕食は街の飲食店で食べてもらう「泊食分離」を思いつく。舞の熱意に心を動かされた支店の行員たちの後押しで、前浜支店長はついに、融資を本部に通すと決断。問題が解決し、舞たちの臨店も無事終了したかに思えたが...。数日後、白鷺亭から突然、産業中央銀行が1億多い6億円の融資をしてくれることになったので、融資を辞退したいと連絡が。舞と相馬は突然の申し出に戸惑う。その裏では産業中央銀行の半沢直樹(劇団ひとり)が暗躍していた。

そんな中、全行員向けに、牧野頭取から「当行は、産業中央銀行と合併することを決定いたしました」と緊急メッセージが流れる。それを聞いた相馬は、眠山でのトップ会談の意味と、産業中央銀行が白鷺亭への融資を引き受けた理由を理解する。銀行が合併すると、支店の統廃合が行われる。産業中央銀行の眠山支店は、情報が解禁されるよりも前に、合併の話をつかんでいて、自分たちの支店を存続させるために白鷺亭に融資したのではないか?相馬の話を聞いた舞は、昇仙峡の元へ駆け込み、支店がなくなれば、パートの従業員たちは仕事を失う。なのに合併の情報を黙っていたなんてアンフェアだと訴える。昇仙峡はそんな舞を冷たくあしらうが...。その夜、昇仙峡は、眠山で産業中央銀行の景山頭取の傍らにいた男、半沢直樹と再会。昇仙峡は、情報解禁前に合併の話を眠山支店に漏らしたのではないか?と半沢に抗議する。しかし半沢は、「私たちが考えるべきはお客様の利益」と平然と答えて、昇仙峡を言い負かし――!?

今後、銀行同士の合併騒動がドラマの縦軸となって進んでいくが、半沢直樹は産業中央銀行側の先鋒として度々登場し、最終話にも大きく絡んでくる。東京第一銀行側の舞や相馬、昇仙峡たちとどんなやりとりが繰り広げられていくのか?花咲舞との直接バトルはあるのか!?今後の「花咲舞が黙ってない」からも目が離せない。

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