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長澤まさみ ジャーナリスト役通じ感じた思い「自分の思いを言葉にすることは勇気のいること」

[ 2023年5月10日 18:15 ]

<橋田賞授賞式>橋田賞を受賞した長澤まさみ(撮影・篠原岳夫)
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女優の長澤まさみ(35)が10日、都内で行われた「第31回橋田賞」の授賞式に出席した。

橋田賞は、脚本家の故・橋田寿賀子さんが理事を務めた橋田文化財団が、優れたテレビ番組や放送関係者を顕彰するため1993年に創設された年間表彰。長澤は主演を務めたフジテレビ系ドラマ「エルピス―希望、あるいは災い―」での演技などが評価され、橋田賞を受賞。式には黒のオフショルのロングドレスで壇上に上がった。

テレビ局の女子アナウンサーとして、出世争いから外れながらも、ジャーナリストとして自身の価値を再確認していく役どころ。「普段から、自分の思いを言葉にすることは勇気のいることだなと、私自身も思うところがあります。口下手なので、主人公の気持ちは分かるなという反面、主人公らしからぬ、流されてしまうさまを物語では描かれておりまして、すごく葛藤を演じるのは難しかった」と、役との向き合い方の難しさを吐露した。

一方で、「撮影4カ月間、たくさんのスタッフの方に囲まれて、すばらしい共演者に恵まれて、力を合わせて作り上げることができた。自分1人でというより、みんなでいただいた賞」とも話し、周囲のサポートに感謝した。

大賞は該当なしだった。受賞作、受賞者は以下の通り(敬称略)。

▽橋田賞 「silent」(フジテレビ)、「プレバト!!」(毎日放送)、小池栄子、長澤まさみ

▽橋田賞新人賞 目黒蓮、伊藤沙莉、生方美久(脚本家)

▽橋田賞特別賞 草笛光子、加山雄三

▽野村昭子賞 いまむらいづみ

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