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伊沢拓司 原点の「高校生クイズ」に10年ぶり"凱旋"「この上ない幸せ」史上初の個人連覇から応援役に

[ 2021年5月10日 07:00 ]

今年の「高校生クイズ」のスペシャルパーソナリティーに就任し、10年ぶりの"凱旋"を果たす伊沢拓司(C)日本テレビ
Photo By 提供写真

クイズプレーヤーでタレントの伊沢拓司(26)が今年41回目を迎える日本テレビの夏の風物詩「高校生クイズ」に参加者を応援するスペシャルパーソナリティーとして出演することが決定した。東京・開成高チームとして2010〜11年に大会連覇&史上初の個人連覇を果たして以来、10年ぶりの"凱旋"。「『帰ってきたな』と。自分が青春を注いだものに後輩たちを応援させてもらえる立場で戻れたというのは、この上ない幸せですね」と喜んだ。天才知識集団QuizKnockとともに今年の「高校生クイズ」を盛り上げる。

今年は5月10日にエントリーを開始し、7月18日に昨年に続き「全国どこでもスマホ一斉予選」を実施。全国大会は8月9日に1回戦(リモート開催)、8月14、15日に2回戦〜決勝戦を開催予定。

今年のテーマは「ソウゾウ」(×ばつ創造)力が試される「ソウゾウ脳」。同局・安村直樹アナウンサー(32)が5代目総合司会に就任。日向坂46がメインサポーターを務める。

「ライオンスペシャル 全国高等学校クイズ選手権」は1983年にスタート。同じ学校に通う高校生が3人1組となり、各都道府県の代表校がクイズ日本一を目指して戦う"クイズの甲子園"。近年は「地頭力」をテーマに、白熱のバトルを展開している。全国大会は毎年、夏休みに行われてきたが、昨年は新型コロナウイルスの影響のため、11月の開催、12月の放送となった。

スペシャルサポーター就任に、伊沢は「最初に思ったのは『帰ってきたな』と。僕にとって、クイズでしっかりとテレビに出たのは高校生クイズが初めてでしたし、ここで勝つために高校時代をささげてきたので、そういう意味では自分が青春を注いだものに後輩たちを応援させてもらえる立場で戻れたというのは、この上ない幸せですね。本当にありがたい限りですし、自分が卒業してからも応援しながらずっと大会を見続けてきました。でも、私的に楽しんでいたので、自分が楽しんでいるところを目の前でみんなに見られるという恥ずかしさはちょっとありますね。クイズマニアとしての恥ずかしさというか、結構熱中してしまうタイプなので『気を引き締めてやるぞ』という気持ちになっています」と心境。

「今は仕事を一緒にしているメンバーにも、その時、出会ったメンバーが複数人いるので、本当に自分にとって高校生クイズは原点ですね。思い出深い。それ以降も『個人で連覇の人が出ないかな?』ってハラハラしながら見ていましたし(笑)、傾向の変遷を予想して、優勝校も予想して...みたいにずっと楽しんでましたね。毎年夏はソワソワしながらテレビの前にいました。10年ぶりと言いつつ、意外とそんな感じがしないのは、やっぱり毎年気にしてたからかもですね」と振り返った。

今年のテーマはについては「ソウゾウ脳というのをどう解釈していくのかというのは、今までと違って関わらせていただく自分の方にも関係してくる、やらなきゃいけない咀嚼(そしゃく)作業なので、今現在も悩んでいますけど、個人的にはソウゾウというのはゼロから1を作る力ではなくて、0・1をいっぱい集めて新しい1を作る力だと思うので、むやみやたらと考えるのではなくて、今までの人生の高校生たちが積んできた16年ないし18年の人生の中の、それこそ知識や経験といったあらゆるパーツをかき集めて新しいものを作り上げてくれるようなところに期待したいなと思います」と理解。

「なので、すごい能力を持っているとか突飛なことを考える人たちが活躍できるような天才発掘という形でなくて、自分が得てきた経験をどう整理し、どう回収し、いいものを作るかというところが大事になってくるのかなと思うので、それぞれの良さが出るような形の高校生クイズになるといいのかなと。全員が違う人生経験を持っているから、それぞれの人生経験を生かした戦いになっていけばいいなと思いますし、そもそも僕が出ていたころと本質は変わらないですからね。みんなが今まで得た知識を、本番を想像した上で対策することで武器に変えてぶつけ合うわけで。それぞれ異なる知がぶつかる真剣勝負でこそ、個性が輝くと思います」と分析した。

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