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テレ朝幹部 土曜枠移動のアニメ苦戦に試行錯誤「定着するには一定の時間がかかる」

[ 2019年11月26日 15:27 ]

テレビ朝日の社屋
Photo By スポニチ

テレビ朝日は26日、東京・六本木の同局で定例社長会見を開き、10月改編を評価する枠移動したアニメや「ミュージックステーション」について言及した。

同局は10月改編で金曜日の夜を大幅に変更。「ザワつく!金曜日」が午後7時台、「マツコ&有吉 かりそめ天国」が同8時台、「ミュージックステーション」を9時台と従来より1時間遅らせて編成した。それに伴い、国民的アニメとして長年金曜夜に放送してきた「ドラえもん」と「クレヨンしんちゃん」を土曜夕方への枠移動した。

亀山慶二社長が金曜日の改編について「好スタートを切っている」と評価する一方、土曜へ枠移動したアニメは苦戦している。この現状について聞かれた西新取締役・総合編成局長は「長年親しんでいただいた夜の19時から土曜に移行させていただいたので、やはり定着するには一定の時間がかかるかなと考えている」とコメント。朝の情報番組「グッド!モーニング」のお天気コーナーや時刻等でキャラクターを使用するなど、PRをしているとし、「いろんな側面で土曜日に定着できるよう、試行錯誤じゃないですけど、考えていきたい」とした。

1時間時間が遅くなった「ミュージックステーション」も視聴率的にはやや苦戦。西取締役は「時間がずれたことにより、企画も生にこだわった演出等々、いろいろなチャレンジをしているところ。こちらもいち早く定着するように頑張りたい」とした。

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