ご挨拶
患者さんに寄り添った医療を提供します
放射線室では医師の依頼を受けて、診療に必要な画像を提供しています。高齢化が進む丹波地域の中核病院・二次急性期医療機関としての機能を充実させるために、CTやMRIなどの高度医療機器の整備に努めています。診療科と密接な連携をとりながら、患者さんに寄り添った画像検査を行っています。
また、地域医療連携(病診連携)により、近隣病院や開業医の先生方からの検査予約も受け付けております。
安平 浩二 (やすひら こうじ) 放射線室長
部門内体制
〇体制
放射線科医師 1名 診療放射線技師 6名(女性2名) 看護師 3名(内視鏡兼任) 事務員 1名(午前中のみ)
〇検査室構成
一般撮影装置 2室
乳房撮影装置
CT装置
MRI装置
X線透視診断装置
骨塩定量装置
移動型X線撮影装置 2台
外科用X線透視診断装置
画像処理装置
マンモグラフィ専用読影診断装置
体成分分析装置
重心動揺計
部門の役割
放射線室として、従来のCT、MRI、骨塩定量、乳がん検診を中心に検診事業の拡大を目標とし、診療体制および検診業務の充実をはかります。
外来診療体制の強化として、救急受入れ、検査予約におけるアクセシビリティの改善を行い、救急受入体制の改善と外来患者のスムーズな診療を図り、放射線検査待ち時間短縮に貢献させます。
また婦人科系検診の充実、拡大を視野に病診連携とともに広報活動を活発化させ、新規ニーズの開拓の努力をいたします。休日検診の拡張も検討しています。
医療安全文化の醸成として、地域における医療機関の連携推進(他施設との講演会・講習会の連携、チーム医療の推進による教育:研修会)の企画を考えています。
主な検査・設備
X線撮影検査
X線撮影は全身どこでも簡便に撮像することが可能であり、一枚の画像で診断が確定する場合もあります。また骨折・脱臼・骨病変の検出・診断に有効な検査法のひとつです。
CT検査
CTとは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)の略です。人体のX線吸収差をもとに、臓器の形態、機能や内部構造を調べます。
※(注記)最新のCT装置は下記「外部サイト」をご確認ください。
MRI検査
MRIは磁気を利用した装置で、解剖学的特徴を考慮した任意の断面を撮像できます。X線や造影剤を用いることなく血管の画像を得ることができるのもMRIの特徴で、脳動脈瘤の発見に有効です。
マンモグラフィ検査
マンモグラフィは、乳房専用のX線撮影装置で撮影します。乳房の大部分は、乳腺組織と脂肪組織の軟部組織のみで構成されているため、通常のX線撮影検査よりもエネルギーの低いX線を用いて撮影しています。
体成分分析検査
体成分分析装置は、人体を体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の4つに分けて分析する装置です
診療実績
- 2021年度は、2021年4月1日〜2022年3月31日の実績
- 2020年度は、2020年4月1日〜2021年3月31日の実績
- 2019年度は、2019年4月1日〜2020年3月31日の実績
- 2018年度は、2018年4月1日〜2019年3月31日の実績
2021年の診療実績
2020年の診療実績
2019年の診療実績
2018年の診療実績
臨床研究
以下の研究について、当科で実施しておりますのでお知らせいたします。研究に関する問い合わせ等がございましたら、各研究詳細ページに記載している連絡先にご連絡ください。