令和6年度商店街NEXTリーダーセミナーを開催しました
(参考)セミナーチラシ(PDF:1,355KB)
3コース共通
第1回 講義
【開催日】
令和6年9月4日(水曜日)
【講師】
株式会社キャッセン大船渡 取締役 臂徹氏
【概要】
商店街のこれからのカタチとして、商店街を取り巻く環境の変化を踏まえ、エリアマネジメントを通じて各地域の個性を生かした商店街づくりについて、キャッセン大船渡の事例などを参考にお話しいただきました。
【受講者の感想】
- グループディスカッションが面白かった。コース関係なくお話できたのがうれしい。皆さんとても意欲的で刺激になりました。
- 最後のタクティカル・アーバニズムがよかった。他の方の取り組みを客観的に課題や効果を棚卸しすることで、自分の課題にも気づくことができた。
- 自分の知らない新しい世界に片足を突っ込んだような、すごく楽しい時間でした。今後の講義も楽しみたいと思います。
- 多くの団体が同じように取り組んでいる。悩みも似ている。このようなセミナーでいろいろな知識を出し合って解決し合えたらよいと思う。等
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(講義の様子) (講義の様子)
コース1 まちづくり基礎力養成編
第2回 講義・視察
【開催日】
令和6年9月26日(木曜日)
【講師】
株式会社かわまちてらす閖上 常務取締役/株式会社飛梅 代表取締役社長 松野水緒氏
【概要】
前半の講義では、実際の事例を基に、補助金の活用方法や広報の工夫、今後の展望等についてお話いただきました。後半は「かわまちてらす閖上」を視察し、これまでの取り組み事例について詳しく案内していただきました。
【受講者の感想】
- かわまちてらすの成り立ち等、非常に興味深く聞かせていただいた。松野さんの閖上地区を活性化させたい気持ちが大きく反映された、可能性の大きく広がる施設だと思う。実現するまで諦めない心の強さが、今の施設が続いている要因。持続性を考えながら自分も課題に対して取り組んでいきたい。
- すごく勉強になった。お客様の集め方、宣伝の仕方、人材確保の仕方。今後のイベントに役立つ話が聞けました。今一番聞きたかったことを全て聞けて、本日参加してよかったと思いました。等
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(講義の様子) (視察の様子)
第3回 実地研修(先進地視察)
【開催日】
令和6年10月31日(木曜日)
【協力】
一般社団法人 世界遺産平泉・一関DMO
合同会社ハルノ企画 代表社員 櫻井陽氏
【概要】
岩手県一関市へ視察に行きました。
(一般社団法人 世界遺産平泉・一関DMO)
DMOの役割と地域づくり等についてお話をいただきました。ターゲットに合わせたブランディングや情報発信等、実践的なマーケティング手法について詳しくお話をいただきました。
(合同会社ハルノ企画)
講師のこれまでの経験を基に、商店街活性化に必要な取り組みについてお話をいただきました。講義後にはまちあるきを行い、一関駅前の商店街を散策しながら、地域を案内していただきました。
【受講者の感想(一部抜粋)】
(一般社団法人 世界遺産平泉・一関DMO)
- 一ノ関駅前商店街の現状、その中で活動している方たちの話を聞けたことは大変勉強になりました。平泉一関DMOの金森さんがどのような考え方で事業を進めているか、これは自分が日頃悩んでいる課題の解決に深く刺さるものでした。会社のスタッフと早く共有したくてたまりません。
- 自分の考えていたことの整理ができた気がします。思っていたこと、考えていたことが、具体的に活用されている例を見られて、とても安心した気がします。心に刺さる事をもう一度考えて、きちんとした事業計画を立てたいと思います。等
(合同会社ハルノ企画)
- 空き店舗の活用がうまく行われていた。人がいなくても店舗を開けたりできるんだなと思った。人が集まる場所づくり、企画、実行していく方法を学べたと思う。
- シェア本屋やシェアオフィスなど、集まれる居場所が多く、自分がやりたい形に近いかなと感じた。講義では失敗談も話していただき、より身近な感覚で話を聞くことができました。
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((一社) 世界遺産平泉・一関DMOの講義の様子) (合同会社ハルノ企画の講義の様子)
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(視察の様子) (視察の様子)
第4回 講義・ワークショップ
【開催日】
令和6年11月21日(木曜日)
【講師】
REZAIN 代表/しちがはまツーリズム 代表 鈴木若子氏
【概要】
心をつかむ企画づくりについて、ターゲットやセグメントを意識したさまざまな手法(術)を教えていただきました。ワークショップでは、講義で学んだ内容を活かしながら、企画を考案し、発表を行いました。
【受講者の感想(一部抜粋)】
- 心をつかむ企画を考え、考え出す11の忍法を学べて、これからの商店街企画を新たな視点で思ってもなかった組み合わせで進めていきたいと思いました。鈴木若子先生のお話を11の忍法、七ヶ浜の例、活用させていただきます!ありがとうございました。
- 心が動くと人は動き出す。確かにそうだなと思いました。今回、色々な術で頭が柔らかくなりました。思ったよりラフに考え始めることで、次々にアイデアが出てくる感覚を与えられました。等
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(講義の様子) (ワークショップの様子)
コース2 魅力を伝えるPR力養成
第2回 講義・ワークショップ
【開催日】
令和6年9月12日(木曜日)
【講師】
Bottoms 代表 谷津智里氏
合同会社nekiwa 代表社員 横塚明日美氏
【概要】
前半の谷津講師の講義では、PR媒体のつくり方として、コンセプトや制作手順についてお話しいただきました。後半の横塚氏の講義では、デザイナーへの発注方法やチラシの作成テクニック等についてお話しいただきました。
【受講者の感想】
- とても参考になりました。改めてコンセプトの大切さを感じることができました。今後の活動に活かさせていただきます。また自分自身でもデザインファイルみたいなものを用意してみようと思います。
- ポスター、DMのテクニックの話がためになりました。会話を通して相手を知ることもデザインにおいて大切な過程だということも分かりました。等
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(谷津講師による講義の様子) (横塚講師による講義の様子)
第3回 実地研修・ワークショップ
【開催日】
令和6年10月17日(木曜日)
【講師】
Bottoms 代表 谷津智里氏
株式会社Cozy Labo 代表取締役/山元の未来への種まき会議 代表 松下涼氏
【概要】
松下講師に山元町坂元地区を案内していただき、まちあるきを通じて地域の歴史や文化に触れるとともに、地域活性化に取り組む方々との交流がありました。その後、谷津講師の講義やワークショップを通じて、まちあるきMAPのコンセプトについて考えました。
【受講者の感想】
- 今回初めての体験でした。毎回、様々なジャンルで活躍されている方々のアイデアに触れることができ、本当にその点でも勉強になります。あまり仕事でマップ作りなどの経験はないのですが、構成の部分から勉強ができ、新しい発見も多く、嬉しいです。次回で最後なのが少しもったいなく感じるほどなので、今から来年度の開催も楽しみにしています。こういったセミナーが宮城県内の各地域で実施されるとより良いなと思います。
- 初めて坂元地区に来て、町の魅力にたくさん気づくことができました。半日のまちあるきで感じたことをMAPにするという、やったことのないことへの挑戦ですが、だからこそ、大切にしなければならないこと、気にしなければならないこと、優先順位など、改めて考え直すことができました。坂元地区は本当に未来の発展が楽しみな地区でした。若者の動き、歴史、防災、本当にたくさんのジャンルで学びが多くありました。個人的にもまた来たいです。等
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(まちあるきの様子) (まちあるきの様子)
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(講義の様子) (ワークショップの様子)
第4回 講義・ワークショップ
【開催日】
令和6年11月14日(木曜日)
【講師】
Bottoms 代表 谷津智里氏
【概要】
第3回の実地研修で得た内容を基に、魅力的なまちあるきMAPの制作を目指して、「企画づくりとプロジェクトの立案」をテーマに、3つのグループに分かれて「山元町坂元まちあるきマップ」の作成に取り組み、その成果を発表しました。
【受講者の感想】
- 自分一人では気づけないことも、ディスカッションをしながら新しい知識や考え方が広がりました。頂いた資料を何度も読まないと、教えていただいた基本の考え方をベースに進めず、我見で進めてしまうという反省点もあります。貴重な講義に参加し、学ばせていただいたことに感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
- 普段面倒と思ってやらなかったことを、しっかり時間をかけてできたことが本当に有意義でした。しっかりと考えをまとめ、受け取り側の事を考えることが良いものができる近道だなと感じた。できたMAPをどうPRするか、どこへ置くか、そこの考え方も深めたい。等
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(講義の様子) (ワークショップの様子)
コース3 活性化プランを作り上げよう
第2回 講義・視察
【開催日】
令和6年9月19日(木曜日)
【講師】
荒町商店街振興組合 副理事長/ 仙台荒町子まもりプロジェクト 実行委員長 庄子康一氏
【概要】
前半の講義では、「子まもりプロジェクト」を通じて、子ども達が商店街に駆け込める場所をつくったことや、新たに商店街のお土産「回文団扇」を開発したお話しをしていただきました。後半のまちあるきでは商店街内の施設の案内や、アラマチマンの作成秘話をお話しいただきました。
【受講者の感想(一部抜粋)】
- 商店街の取り組みとして、「儲けを一旦外す」というのは、かなり勇気のいることかと思いますが、回りまわってお店の周知につながっている1つの事例を見れたのは大変よかったです。完全なコピーは難しいですが、1つ1つの取り組みでやってみたいこともいくつかあり、参考にさせていただきます。とても参考になりました。
- 都会の商店街なので、「立地的に恵まれているんだろうな」という先入観があったのですが、そうではなく、そこにいる人たちが、だれかの「何かやろう」に賛同し、一緒になって取り組んでいる姿勢があるからこそ、活気ある商店街になっているのだろうなと感じました。等
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(視察の様子) (視察の様子)
第3回 講義・ワークショップ
【開催日】
令和6年10月10日(木曜日)
【講師】
認定NPO法人遠野山・里・暮らしネットワークマネージャー 田村隆雅氏
【概要】
講座では、グリーン・ツーリズム事業の現状のほか、人や暮らしを資源に商品化した「遠野旅の産地直売所」、旧校舎利用レストラン「でんパラ」についてお話がありました。また、受講生の「活性化プラン」作成に向けて、ポンチ絵の作成方法や、コンセプトの重要性、事業の作り方等について、事例を交えてお話をいただきました。
【受講者の感想】
- 昨年にプラスして新たな取り組みも見られて大変有意義でした。20年の重みはすごいなと思ったのと同時に、私のロールモデルがいるというのは大変心強いことだなと思っています。できるところから真似させていただきます。
- 遠野の事例を通じて、地域住民の方との関係性づくりと事業性の関係が非常に参考になった。そこから誰もが輝けるフィールドづくりについて、今一度考えてみようと思った。等
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(講義の様子) (講義の様子)
第4回 発表
【開催日】
令和6年10月24日(木曜日)
【講師】
認定NPO法人遠野山・里・暮らしネットワークマネージャー 田村隆雅氏
【概要】
前回の講義を受けて、受講生各自が作成した「活性化プラン」を発表し、講師や他の受講生から講評を受けました。今後は、今回の講義で得たフィードバックや講師によるフォローアップを活用して、「活性化プラン」を、より完成度の高いものにブラッシュアップしていきます。
【受講者の感想】
- 想いを人の前で話す事の他、ポンチ絵を使って分かりやすく人に伝える手段を知りました。これからに活かしていきたいと思います。
- 自分が考える企画が外部の人にはどのように見えているかが理解できた。また地域を巻きこむ手法が自分のエリアと他のエリアでは異なることを改めて理解した。等
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(発表の様子) (発表の様子)
セミナー全体を通した受講生の感想
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参加者の繋がり、様々な活動事例を知ることができて、本当に良い時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
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なかなか学べる場所が多くない中で、しっかりと学べる環境があるのは大変ありがたかったです。
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とても刺激的なセミナーでした。リアルな講師の方の話が聞けて楽しかったです。ありがとうございました。
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4回開催、とても良かったです。また参加したいです。ありがとうございました。
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大変だった(とくに、とくに、ポンチ絵)んですが、本当に役立つことばかりです!みんなにも知ってほしい。
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ずっと頭の中にあったふわふわしたものが、目に見える形に落とし込めました。これがあることで、「多方面に話しに行こう」という気持ちになれます。等