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自然毒のリスクプロファイル(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
山菜である「ウルイ」と間違えて、毒草の「バイケイソウ」を食べてしまうことによる食中毒が起きています。バイケイソウは、死に至ることもある恐ろしい毒草です。見分け方をしっかり覚え、危険な食中毒を防ぎましょう。
バイケイソウは山地や民家の庭などに自生する植物(多年草)です。4月上旬〜中旬に、ウルイによく似た新芽を出します。群生して大量に生えるため、「おすそわけ」による被害が起こりやすい毒草です。
新芽も葉も茎も根もすべて猛毒のアルカロイドという物質を含みます。食べてから30分〜1時間くらいで下痢や吐き気、嘔吐、急な血圧の低下、めまい、手足や口のしびれ、けいれんなどの症状が現れます。重症の場合は意識不明となり、死亡することもあります。
左からバイケイソウの葉のつき方、ウルイの葉のつき方の写真です。
新芽のときは葉が巻いていますが、広げてみます。
バイケイソウの葉脈とウルイの葉脈の違いの写真です
バイケイソウは植物全体に猛毒のアルカロイドを含み、少量でも重篤な症状を引き起こします。アルカロイドは調理しても変化しません。少しでも迷うときは、食べたり人にあげたりしないようにしましょう。
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