我が国の食料・農林水産業は、大規模自然災害・地球温暖化、生産者の減少等の生産基盤の脆弱化・地域コミュニティの衰退、新型コロナを契機とした生産・消費の変化などの政策課題に直面しており、将来にわたって食料の安定供給を図るためには、災害や温暖化に強く、生産者の減少やポストコロナも見据えた農林水産行政を推進していく必要があります。 このような中、健康な食生活や持続的な生産・消費の活発化やESG投資市場の拡大に加え、諸外国でも環境や健康に関する戦略を策定するなどの動きが見られます。今後、このようなSDGsや環境を重視する国内外の動きが加速していくと見込まれる中、我が国の食料・農林水産業においてもこれらに的確に対応し、持続可能な食料システムを構築することが急務となっています。 このため、農林水産省では、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現する「みどりの食料システム戦略」を策定しました。
より多くの皆様に「みどりの食料システム戦略」について理解していただくため、沖縄総合事務局農林水産部の有志若手職員で、本戦略に関する取組を実践されている沖縄県内の生産者の方、飲食店の方等を取材し、本戦略の背景や内容と併せて取組内容をご紹介するパンフレットを作成いたしました。是非ご覧ください。
また、当局ホームページ利用規約 の範囲内で自由にご利用いただいて構いません。
広くイベント等でご活用いただければと考えておりますので、印刷配布したい、パネルとして展示したい等のご要望がございましたら、お気軽にパンフレット記載の問い合わせ先までお知らせください。
令和4年4月22日に環境と調和のとれた食料システムの確立のための環境負荷低減事業活動の
促進等に関する法律(みどりの食料システム法)が成立し、5月2日に公布され、7月1日に施行
されました。
この法律は、環境と調和のとれた食料システムの確立に関する基本理念等を定めるとともに、農
林漁業に由来する環境への負荷の低減を図るために行う事業活動等に関する計画の認定制度を設け
ることにより、農林漁業及び食品産業の持続的な発展、環境への負荷の少ない健全な経済の発展等
を図るものです。
環境負荷低減のクロスコンプライアンスに係る意見交換会(報告・確認)を開催しました(令和6年9月30日開催)
農林水産省の全ての補助事業等において、最低限行うべき環境負荷低減の取組の実践を要件化する「環境負荷低減のクロスコンプライアンス」等について説明会を開催しました(令和6年7月3日開催)
環境負荷低減のクロスコンプライアンスの導入及び令和6年度みどりの食料システム戦略関連予算の概要に係る九州・沖縄ブロック説明会を開催しました(令和6年2月8日開催)
(1)「みどりの食料システム戦略」技術カタログとは
みどりの食料システム戦略の実現に向けて、戦略で掲げた各目標の達成に貢献し、現場への普及が期待される技術をまとめたものです。
農業・畜産業を対象とし、近年(直近10年程度)開発された技術(現在普及可能な技術)と、近い将来、利用可能となる開発中の技術(2030年までに利用可能な技術)について紹介しています。
広く関係者の皆様に有用な新技術を知っていただくとともに、栽培暦の見直し等に際してご活用ください。
また、開発中技術の将来の現場普及に向けて、開発機関との意見交換や実証・改良を進める等、新技術の活用に向けてご活用ください。
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(Ver.4.0)は以下をご覧下さい。
農林水産部生産振興課 戦略班
直 通 :098-866-1653
FAX番号 :098-860-1195