広大な流域において流域治水を進めるには,多様な関係者間での合意形成(リスクコミュニケーション)に基づいた事前の防災体制の構築が必要です。多様な関係者間での合意形成には水災害リスク・対策効果の「見える化」技術が、事前の防災体制構築には「予測」技術がそれぞれ必要となります。
  国総研では、仮想空間上に広大な流域を対象とした技術開発フィールドを再現した「デジタルツインで流域治水を考える実験場」として、「流域治水デジタルテストベッド」の整備を行っています。