第16回定期総会・法曹一元制度の実現に関する宣言

(宣言)

司法の民主化は、在野法曹年来の主張である。そのために、われわれは強く法曹一元制度の実現を提唱してきた。


しかるに、臨時司法制度調査会の意見書は、法曹一元が望ましい制度であることを認めながら、その具体的施策は、かえって法曹一元制度への道を阻む方向にある。われわれは、これを甚だ遺憾とする。


よって、われわれは、司法の民主化を目指し、決意を新たにして、法曹一元制度の実現に邁進する。


右宣言する。


1965年(昭和40年)5月29日
第16回定期総会


AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /