泌尿器・後腹膜腫瘍科
お知らせ
- 2025年5月19日
- 「研究について」を更新しました
- 2025年4月1日
- 「スタッフ」を更新しました
- 2024年8月1日
- 当科の医師が監修したがん情報サービス「前立腺がん」を更新しました(外部サイトにリンクします)
泌尿器・後腹膜腫瘍科とは
国立がん研究センター中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科では、前立腺がんをはじめとした頻度の高い泌尿器がんから、副腎がんのように非常にまれながんや、担当科がはっきりしないことが多い後腹膜肉腫まで、すべてに対する外科治療を6名のスタッフ医師と3名のレジデント医師、計9名で行っています。
当科が担当する代表的な疾患名
分類
疾患名
希少ながん
副腎がん、褐色細胞腫、尿道がん、精巣腫瘍(精巣がん)、陰茎がん
その他
後腹膜肉腫
泌尿器・後腹膜腫瘍科の特徴
ワンストップ診療(集学的治療)
- 早期がん・進行がんにかかわらず、泌尿器・後腹膜腫瘍の診断・治療の選択でお悩みの場合の相談窓口として当科を幅広くご利用いただくことができます。なぜなら、我々は腫瘍内科、放射線診断科、放射線治療科などと緊密に連携し、手術にかぎらず患者さん一人一人の状況にあった治療を提供することを心がけているからです。当科では主に手術療法を用いた治療をいたします。
高難度治療
- これまでに難しいタイプの泌尿器科がんや後腹膜肉腫の治療を数多く経験しています。これらの知見を生かして、「難治性」と言われる病状の方々にも、可能な限り根治を目指した治療を模索しています。
ロボット支援下手術
- 泌尿器科は高齢患者さんが多い特徴があります。そのため手術は身体への負担を小さくすることを目標として腹腔鏡手術やロボット手術を積極的に導入しています。そして、治療後に通常の日常生活がスムーズに送れるよう早期の復帰を心がけています。
- また、これまではダビンチXiによる手術を行っておりましたが、2024年4月からダビンチSPによるさらに低侵襲なロボット支援手術も開始しております。
4月から当院に導入されましたダビンチSPを使用して、ロボット支援腎部分切除を開始しました!
すでに行っている前立腺全摘に加えて、腎癌でもさらなる低侵襲治療の開発を進めてまいります。
もし、ご興味のある方は当院「ロボット手術・開発センター」プレスリリースもご参照いただければと思います。
2024年4月15日にプレスリリース
手術支援ロボット「ダビンチSP」を用いたがん手術を実施
新たな「ロボット手術・開発センター」から高難度症例に対する低侵襲治療の開発・拡大を目指す
[画像:ダビンチSP]
- 当院でのロボット手術の流れを分かりやすく説明したパンフレットです。
- 前立腺がんと腎臓がん(腎がん・腎細胞がん)をご用意しております。
- 前立腺がんロボット支援手術を受けるみなさまへ表紙
前立腺がんロボット支援手術を受ける皆さまへ
(A4サイズ・全12ページ PDF:906KB) - 腎臓がんロボット支援手術を受けるみなさまへ表紙
腎臓がんロボット支援手術を受ける皆さまへ
(A4サイズ・全12ページ PDF:951KB)
各疾患について
- 前立腺がん
- 腎がん(腎臓がん・腎細胞がん)
- 膀胱がん
- 腎盂・尿管がん(上部尿路がん)
- 精巣腫瘍(精巣がん)
- 後腹膜肉腫
- その他の希少がん