薬剤耐性(AMR)対策
11月は「薬剤耐性(AMR)対策推進月間」です
広報誌『厚生労働』2024年11月号で薬剤耐性を特集しています。
「かぜ」をテーマに、抗菌薬と薬剤耐性との関係について解説しています。
たかが「かぜ」、されど「かぜ」にこそ要る知識 〜はたらく細胞、カラダのすごい力〜[2.2MB][2.2MB]薬剤耐性(AMR: Antimicrobial Resistance)とは
*1 「不必要使用」とは、抗微生物薬が必要でない病態において抗微生物薬が使用されている状態。
*2 「不適切使用」とは、抗微生物薬が投与されるべき病態であるが、その状況における抗微生物薬の選択、使用量、使用期間が標準的な治療から逸脱した状態。
薬剤耐性(AMR)の特徴について、わかりやすく解説しています。
薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン
抗菌薬の不適切な使用を背景として、薬剤耐性菌が世界的に増加する一方、新たな抗菌薬の開発は減少傾向にあり、国際社会でも大きな課題となっています。
2015年5月の世界保健総会では、薬剤耐性(AMR)に関するグローバル・アクション・プランが採択され、加盟各国は2年以内に薬剤耐性に関する国家行動計画を策定することを求められました。
これを受け、厚生労働省において、薬剤耐性対策に関する包括的な取組について議論するとともに、「国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議」のもとに、「薬剤耐性に関する検討調整会議」を設置、関係省庁とも議論及び調整を行い、2016年4月5日、同関係閣僚会議において、我が国として初めてのアクションプランが決定されました。
今後、「適切な薬剤」を 「必要な場合に限り」、 「適切な量と期間」使用することを徹底するための国民運動を展開するなど、 本アクションプランに基づき関係省庁と連携し、 効果的な対策を推進していきます。
*AMR (Antimicrobial resistance)
※(注記)本ページに掲載しております薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027)について、一部誤りがございましたので、以下のとおり訂正いたします。
誤:Clostridium difficile(クロストリジウム・ディフィシル)
正:Clostridioides difficile(クロストリジオイデス・ディフィシル)
(該当箇所:6ページ目、35ページ目、74ページ目、75ページ目、94ページ目)
誤:pts 欠損
正:pstS 欠損
(該当箇所:54ページ目)
2015年5月の世界保健総会では、薬剤耐性(AMR)に関するグローバル・アクション・プランが採択され、加盟各国は2年以内に薬剤耐性に関する国家行動計画を策定することを求められました。
これを受け、厚生労働省において、薬剤耐性対策に関する包括的な取組について議論するとともに、「国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議」のもとに、「薬剤耐性に関する検討調整会議」を設置、関係省庁とも議論及び調整を行い、2016年4月5日、同関係閣僚会議において、我が国として初めてのアクションプランが決定されました。
今後、「適切な薬剤」を 「必要な場合に限り」、 「適切な量と期間」使用することを徹底するための国民運動を展開するなど、 本アクションプランに基づき関係省庁と連携し、 効果的な対策を推進していきます。
*AMR (Antimicrobial resistance)
- 薬剤耐性(AMR)アクションプラン 2023-2027(概要)[678KB]
- 薬剤耐性(AMR)アクションプラン 2023-2027(本体)[1.7MB]
- National Action Plan on Antimicrobial Resistance(AMR) 2023-2027[1.4MB]
- 薬剤耐性(AMR)アクションプラン 2016-2020(概要)[412KB]
- 薬剤耐性(AMR)アクションプラン 2016-2020(本体)[982KB]
- National Action Plan on Antimicrobial Resistance(AMR) 2016-2020[1.2MB]
※(注記)本ページに掲載しております薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027)について、一部誤りがございましたので、以下のとおり訂正いたします。
誤:Clostridium difficile(クロストリジウム・ディフィシル)
正:Clostridioides difficile(クロストリジオイデス・ディフィシル)
(該当箇所:6ページ目、35ページ目、74ページ目、75ページ目、94ページ目)
誤:pts 欠損
正:pstS 欠損
(該当箇所:54ページ目)
抗微生物薬適正使用の手引き
- 抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 本編(2023年12月20日)[4.6MB]
- 抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 別冊(2023年11月16日)[1.9MB]
- 抗微生物薬適正使用の手引き 第三版 補遺(2023年11月16日)[1.6MB]
English version
- Manual of Antimicrobial Stewardship 3rd Edition, Main Volume[2.1MB]
- Manual of Antimicrobial Stewardship 3rd Edition, Separate Volume[872KB]
- Manual of Antimicrobial Stewardship 3rd Edition, Appendix (Antimicrobial Stewardship in Inpatients)[641KB]
ダイジェスト版
薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2024(サマリ版)[2.5MB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2024 Highlight[2.0MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2024[8.3MB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2024 [4.7MB]
※(注記)本ページに掲載しております薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2024 及び サマリ版について、第96回感染症部会における委員のご指摘踏まえ、以下のとおり訂正いたします(6/18)。
薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2024:空白ページの削除
サマリ版:P.11 Salmonella spp. の円グラフの高さを修正
過去の動向調査
- ※(注記)薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2022は、p.145参考人及び報告書作成協力者に誤りがあったため、2023年12月22日に差し替えを行いました。
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2021[3.4MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2021/a>[5.4MB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2020[3.7MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2020[5.0MB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2019[3.7MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2019[3.2MB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2018[1.6MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2018[4.3MB]
- 薬剤耐性(AMR)ワンヘルス動向調査年次報告書2017[PDF形式:2,182KB]
- Executive Summary of Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2017[PDF形式:128KB]
- Nippon AMR One Health Report (NAOR) 2017[PDF形式:1,991KB]
通知・事務連絡など
- 注射用アビバクタムナトリウム・セフタジジム水和物(ザビセフタ配合点滴静注用)の適正使用に関するアンケート調査について(協力依頼)を掲載しました(令和7年4月21日事務連絡)[223KB]
- カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症の治療薬(フェトロージャ点滴静注用1g)の適正使用に関するアンケート調査について(協力依頼)を掲載しました(令和7年4月21日事務連絡)[241KB]
- 薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告書 2024 を公表します(令和7年4月4日 報道発表)[199KB]
- 多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリスの連絡体制(情報提供及び依頼)の改正について(令和7年1月30日改正 事務連絡)[672KB]
-
過去の通知・事務連絡など
- 注射用アビバクタムナトリウム・セフタジジム水和物(ザビセフタ配合点滴静注用)のカルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症における適正使用について(依頼)(令和6年12月26日事務連絡)[275KB]
- カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症の治療薬(フェトロージャ点滴静注用1g)の適正使用に関するアンケート調査について(協力依頼)(令和6年9月17日事務連絡)[128KB]
- カルバペネム耐性腸内細菌目細菌(CRE)感染症治療薬セフィデロコルトシル酸塩硫酸塩水和物(フェトロージャ点滴静注用 1g) の適正使用について(依頼)(令和6年1月25日事務連絡)[2.1MB]
- 多剤耐性で重篤な感染症を引き起こす恐れのあるカンジダ・アウリス(Candida auris)について(情報提供及び依頼)(令和5年5月1日事務連絡)[376KB]
- セファゾリンナトリウム注射用「日医工」が安定供給されるまでの対応について(令和元年9月30日事務連絡)[147KB]
- セファゾリンナトリウム注射用「日医工」が安定供給されるまでの対応について(平成31年3月29日事務連絡)[272KB]
- 医療機関における薬剤耐性アシネトバクター感染症等の院内感染対策の徹底について(平成30年8月8日事務連絡)[70KB]
関連イベント
薬剤耐性(AMR)対策普及啓発活動
- 2025年8月6-7日実施
- 2024年8月5日掲載
- 2024年6月12日掲載
過去の啓発活動
One Healthの取り組み
過去の取り組み
-
- 2024年2月28日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第6回)
- 2023年2月17日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第5回)
- 2022年2月17日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第4回)
- 2021年2月17日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第3回)
- 2019年2月20-21日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第2回)
- 2017年11月13-14日開催 AMR ワンヘルス東京会議 Tokyo AMR One Health Conference(第1回)