一般には「ゼミ」とよばれる少人数・ゼミナール方式の授業です。一方向になりがちな講義科目とは異なり、教師・学生が双方向的に議論・研究することによって、また学生の自主的参加や相互啓発によって、大きな教育効果が期待されています。
演習には、1・2年次に配当され、「基礎科目」「外国語科目」「健康・運動科学科目」の担当者による「教養演習」と、3・4年次に配当され専門分野をさらに集中して学ぶ「専門演習」があります。
「教養演習」は1年間をみこみ、教養を高める広範な分野から多様なテーマが設定されています。
「専門演習」のゼミには、3・4年の学生の約8割が所属しており、3・4年次2年間の学習・研究の成果として卒業論文を提出することが義務づけられ、
2年間の継続履修により、計8単位を付与しています。担当教員の指導を受けながら、学生自身のイニシアティブで研究にとりくみ、その成果をアウトプットする、という高次の能力を身につける機会となります。
「ゼミ指導型コース制」では、ゼミナールのもつ教育的効果を一層充実させる履修システムが採用されています。ゼミ担当教員の指導に基づいて、ゼミの特長、さらには学生個々の問題関心に合わせて、科目を体系的に選択・履修できるようにコースと科目パッケージが設定されています。