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aff 2020年1月号
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地域で違う餅の形

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餅の形は、一般的に四角と丸があり、地域ごとに、どちらの形が多く食べられているかが異なっています。ここでは、特に雑煮に使われている形の違いを紹介します。

監修 粕谷浩子さん

(株)お雑煮やさん代表。雑煮に魅力を感じ、日本各地の雑煮事情を調査。現地に足を運び、地元の人に教えてもらいながら情報収集を続けている。レトルトのご当地雑煮食べ比べセットなどの監修商品も販売。

お雑煮研究所【外部リンク】

ご当地雑煮(レトルト商品)【外部リンク】

角餅と丸餅、分岐ラインはココだ!

日本の東側と西側で形が異なり、その境目は岐阜県の関ケ原辺りになります。関ケ原より東の都道県は角餅、西の府県は丸餅が一般的。ちょうど境界線上にある、岐阜、石川、福井、三重、和歌山の5県では、角・丸2種類とも使われているところもあるようです。

岩手県一関市の郷土料理「もち膳」は、9種のもちダレと雑煮がセットに。すべて丸餅が使われている。

岩手県一関市の郷土料理「もち膳」は、9種のもちダレと雑煮がセットに。すべて丸餅が使われている。
写真提供/一関市

日本の餅は、もともと丸い形をしていました。角餅の由来は諸説ありますが、江戸時代に、平たく伸ばした餅を切り分ける方法が生み出され、これが角餅となりました。角餅は運搬に便利なことから、江戸から徐々に広まっていったとされています。

例外として、東側でも、北前船が運んできた京都文化の影響が強い山形県庄内地方と、つきたての餅を年間60日以上食べる習慣のある岩手県一関市は、丸餅が主流です。

特に高知県は西日本に関わらず、角餅主流の地域。

特に高知県は西日本に関わらず、角餅主流の地域。

また、西側でも、高知県(土佐)と鹿児島県(薩摩)には、藩主の山内氏、島津氏が長く江戸に留まっていたとされることから、角餅を使う地域があります。

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