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  6. 特集1 みかん(5)

特集1 みかん(5)

ご存じですか? みかんの選び方・食べ方



みかんの皮をむくのが面倒、といってみかんをあまり食べない方もいるのでは?
実は、温州みかん一つ取っても、皮のむき方はいろいろあります。
楽しみながら、食べてみませんか。


みかんの選び方
おいしいみかんの選び方として、参考までに次のようなことがあげられます。
みかんの選び方


みかんの食べ方
ヘタ側からむく
みかんの外皮は、ヘタの方からむいた方が白い筋(アルベド)を取りやすい。ただし、この筋は食物繊維が豊富でビタミンPなどの栄養素が多く含まれている。 みかんの外皮は、ヘタの方からむいた方が白い筋(アルベド)を取りやすい。ただし、この筋は食物繊維が豊富でビタミンPなどの栄養素が多く含まれている。


4つに割り、ヘタ側から
みかん産地の皆さんに聞くと、このむき方が一般的だとか。裏側からまず2つに割る。
みかん産地の皆さんに聞くと、このむき方が一般的だとか。裏側からまず2つに割る。 矢印 さらに2つに割って、4つ割りにする。外皮はヘタ側からがむきやすい。
さらに2つに割って、4つ割りにする。外皮はヘタ側からがむきやすい。


ベルト状に房を並べて
ヘタと裏側の外皮をそれぞれ丸く切り抜く。1カ所縦に外皮を切って、実をはがしていく。
ヘタと裏側の外皮をそれぞれ丸く切り抜く。1カ所縦に外皮を切って、実をはがしていく。 矢印 うまくいったら、このように実を並べることができる。
うまくいったら、このように実を並べることができる。


皮を揉んでからむく
皮が少し浮いたみかんは、外皮と袋をはがすように、指で何回か揉んでいく。
皮が少し浮いたみかんは、外皮と袋をはがすように、指で何回か揉んでいく。 矢印 裏からヘタをつなぐ外周を切っていくと、きれいに実を取り出せる。
裏からヘタをつなぐ外周を切っていくと、きれいに実を取り出せる。

[みかんを長持ちさせる保存法]

風通しがよい場所に重ねずに置く
みかんの保存期間は2〜3週間。常温保存といわれますが、8〜10度の場所がベスト。湿気のあるところは避け、メッシュのカゴなどに重ねずに置くといいでしょう。 風通しがよい場所に重ねずに置く

冷凍みかんなら1〜2カ月保存可能
冷凍みかんにすると保存期間は格段に延びます。作り方は簡単。軽く洗ってから水分を拭き取ったみかんを、冷凍庫で凍らせます。その後、いったん冷凍庫から取り出し、冷水に一瞬浸して薄い氷の膜を作り、再度冷凍庫で冷やします。
冷凍みかんなら1〜2カ月保存可能


ナイフを使ったみかんの食べ方
一口サイズにスマイルカット
紅まどんなや伊予柑など比較的皮の薄いみかんはこちら。まず、上下半分にカットする。
紅まどんなや伊予柑など比較的皮の薄いみかんはこちら。まず、上下半分にカットする。 矢印 半分にしたら、さらに3〜4等分のくし形切りに。
半分にしたら、さらに3〜4等分のくし形切りに。
矢印
真ん中の白い部分を取れば完成。両端を持って開くようにすると食べやすい。
真ん中の白い部分を取れば完成。両端を持って開くようにすると食べやすい。


文旦は袋をむいて
文旦や八朔などの袋の厚いみかんは、房の袋をむいて実だけを取り出して食べる。 文旦や八朔などの袋の厚いみかんは、房の袋をむいて実だけを取り出して食べる。


ナイフで実だけ取り出す
八朔など外皮が厚く実も硬いみかんはこちら。まず、上下の外皮を丸く切り取る。
八朔など外皮が厚く実も硬いみかんはこちら。まず、上下の外皮を丸く切り取る。 矢印 さらに、袋も少し削るようにして周りの外皮をむいていく。
さらに、袋も少し削るようにして周りの外皮をむいていく。
矢印
きれいなむき身の状態になる。このまま食べてもよい。
きれいなむき身の状態になる。このまま食べてもよい。 矢印 袋が気になる場合は、ナイフを房の袋に沿って入れていく。
袋が気になる場合は、ナイフを房の袋に沿って入れていく。
矢印
袋を一枚一枚はがすようにして取り除く。
袋を一枚一枚はがすようにして取り除く。 矢印 実だけをきれいに取り出せたら成功。
実だけをきれいに取り出せたら成功。


日向夏はワタもおいしい
日向夏などはリンゴのようにむくとうまくいく。
日向夏などはリンゴのようにむくとうまくいく。 矢印 日向夏は袋の周りの白いワタもおいしく食べられるので多めに残す。
日向夏は袋の周りの白いワタもおいしく食べられるので多めに残す。
矢印
スマイルカットのように、くし形切りにして食べるといい。
スマイルカットのように、くし形切りにして食べるといい。

[みかんマメ知識]

ヘタの裏の数と実の数
ヘタを取って裏を見ると、ぼつぼつとした突起があります。みかんの実は木とヘタがつながっています。つまり、ヘタを通して栄養や水分が運ばれていて、房の数だけその通り道があります。そのため、ヘタの裏の突起と房の数は同じなのです。

みかんを食べると手が黄色に
オレンジ色の色素(カロテノイド)は脂肪を染める性質があるため、みかんをたくさん食べると手などが黄色になります。柑皮(かんぴ)症といいますが、一時的なもので病気ではありません。

果皮は漢方薬にも用いられる
漢方では、みかんの成熟した果皮を十分に乾燥させたものを用います。陳旧(=長い期間経過したこと)がよいとされ、「陳皮(ちんぴ)」と呼ばれます。また、日本では七味唐辛子の一味としても使われます。



写真提供/フーズリンク


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