商業デブリ除去実証
Commercial Removal of Debris Demonstration
深刻化するスペースデブリ問題を改善する
デブリ除去技術の獲得と
日本企業の商業的活躍の後押しの二つを目的とする
JAXAの新しい取り組みです。
スペースデブリの積極的除去(Active Debris Removal: ADR)は、その効果・必要性について学会や宇宙機関会合等で議論されてきたものの、実現する技術を実証・獲得できていないことが大きく国際的な枠組み作りは具体的に進捗してきませんでした。
CRD2は、日本由来の大型デブリの除去を、民間企業と協力して実施することで、この国際的議論の具体的な進展と、日本企業の軌道上サービス市場への訴求力向上の実現を目指すJAXAのプログラムです。
CRD2は、日本由来の大型デブリの除去を、民間企業と協力して実施することで、この国際的議論の具体的な進展と、日本企業の軌道上サービス市場への訴求力向上の実現を目指すJAXAのプログラムです。
(旧twitter)
NEWS更新情報
- 2025年02月25日CRD2フェーズⅠマイルストン4(プロジェクト終了審査)完了New
- 2024年12月11日株式会社アストロスケールが、「アストロスケールの商業デブリ除去実証衛星「ADRAS-J」、宇宙空間でデブリから約15mの距離まで接近に成功」を発表しました
- 2024年11月22日文部科学省宇宙開発利用部会に「商業デブリ除去実証(CRD2)の実施状況について」を報告しました
- 2024年10月24日フェーズⅡ ミッションマークを制定
- 2024年09月01日JAXA、CRD2フェーズⅡプロジェクトチームを設置
[フレーム]
大型スペースデブリ除去への挑戦-商業デブリ除去実証 CRD2
スペースデブリの現状と商業デブリ除去プログラムが目指す世界、CRD2プロジェクトの概要を紹介。デブリ除去を実現し、宇宙環境の改善を成し遂げたい・・チーム長の熱いメッセージをお伝えします。
SPECIAL特集
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JAXAとアストロスケール、パートナーシップ体制が実現する前人未踏の技術とスピード感インタビュー第一弾となる今回は、CRD2プログラムのチーム長・山元透(やまもと・とおる)さんと、CRD2フェーズIミッションを実現するアストロスケールのADRAS-Jプロジェクトマネージャの新栄次朗(あたらし・えいじろう)さんが両社のパートナーシップから得られたことをテーマに語り合いました。
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国際問題に立ち向かった経験を宇宙でも。新しいことだらけのプロジェクトを支える法務とポリシーとはインタビュー第二弾となる今回は、国際宇宙法の研究者でありJAXAで法務を担当する竹内悠(たけうち・ゆう)さんと、CRD2フェーズIミッションを実現するアストロスケールの政策・政府渉外部長 岩本彩(いわもと・あや)さんが宇宙法と国際関係をテーマに語り合いました。