緩和ケアチーム
緩和ケアとは
緩和ケアとは、患者さんやご家族の身体のつらさや気持ちのつらさを和らげ、その人らしく日常生活を送れるように支えていくケアのことです。「緩和ケア」と聞くと、「最期の時」「死」といった終末期のイメージを持たれている方もいらっしゃるかと思います。しかし、緩和ケアは「がんの治療ができなくなってから始める医療」ではなく、がんと診断された時から受けられる医療のひとつであり、がん自体の治療と並行して受けることができます。
緩和ケアチームのご案内
緩和ケアチームとは、主治医と共に入院中のがん患者さんとご家族のお手伝いをするチームで、主治医の先生と充分な連携を取りながら、身体的・精神的苦痛の緩和が図れるようお手伝いしています。
チームの構成は以下のようになっています。(令和7年5月現在)
緩和ケア医2名(非常勤)
泌尿器科医1名・内科医1名
放射線治療医1名
痛み・吐き気・息苦しさなどを緩和する外科医2名
精神科医1名 (2回/月 非常勤)
心のつらさを和らげる緩和ケア認定看護師2名
リンクナース11名
病棟、外来
緩和ケアを担当リーフレットはこちらからご覧ください。
緩和ケアチームをご要望の際は
入院中の患者さんやご家族が対象となります。主治医または病棟の看護師に、「緩和ケアチームの往診を受けたい」とお伝えください。「まずは、話を聞きたい」だけでもかまいません。お気軽にご相談ください。
最後に
痛みを我慢しないでください。 私たち、緩和ケアチームは「病気からくるつらさを我慢しないで治療を受けて欲しい」「その人らしい生活を送って欲しい」との願いで活動しております。今、がんの痛みは、そのほとんどを取ることができるといわれています。我慢されずにどうぞ、主治医や看護師を通してご依頼ください。主治医の先生と協力しながら、お手伝いさせていただきます。