JOGMECはベネズエラ・ボリバル共和国国営石油公社(PDVSA)との間で、石油・天然ガス開発協力促進に向けた2つの合意文書に調印
JOGMECとベネズエラ・ボリバル共和国国営石油公社(PDVSA)は、広範な分野での協力事業を検討することで合意
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、理事長:河野博文)は、ベネズエラ・ボリバル共和国国営石油公社(PDVSA、本社:カラカス、ラファエル・ラミーレス総裁(人民エネルギー石油大臣兼務))との間で、石油天然ガス分野での二国間の協力促進と同国の経済発展に向けて広範な分野で協力していくことで合意し、4月6日、都内のホテルにおいて、包括協力協定(MemorandumofUnderstanding)に調印いたしました。
この協定は、2009年3月19日に日本の経済産業省とベネズエラ人民エネルギー石油省との間で締結された、エネルギー協力についての覚書を踏まえ締結されたものです。
このJOGMECとPDVSAの協定に基づいて、次項に示すオリノコ重質油に係る共同スタディが実施される運びとなった他、今後は速やかにその他の協力事業の可能性を探ってまいります。具体的には、ベネズエラ海域における共同事業を通じた相互協力、ベネズエラ人技術者の研修や石油・ガスの探鉱開発技術の共同研究などについて検討する意向です。
JOGMECとPDVSAの協定調印をきっかけとして、JOGMEC及びわが国石油開発企業とベネズエラとの関係がさらに強化されるとともに、わが国企業による自主開発原油生産量の増加に寄与することを強く期待しております。
ベネズエラ・ボリバル共和国でのオリノコ重質油に係る共同スタディ契約について
独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、理事長:河野博文)、国際石油開発帝石株式会社(INPEX、社長:黒田直樹)及び三菱商事株式会社(社長:小島順彦)の3社は、ベネズエラ・ボリバル共和国陸上フニン・ブロック11におけるオリノコ重質油に係る共同スタディを実施することについて、同国国営石油公社(PDVSA、本社:カラカス、ラファエル・ラミーレス総裁(人民エネルギー石油大臣兼務))との間で合意、2009年4月6日に当該共同スタディ契約に調印いたしました。
当該共同スタディ契約は、2009年3月19日に日本の経済産業省とベネズエラ人民エネルギー石油省との間で締結されたエネルギー協力についての覚書ならびに2009年4月6日にJOGMECとPDVSAとの間で締結された包括協力協定(Memorandum of Understanding)を踏まえ締結するものです。
なお、共同スタディの具体的な計画等は、今後関係各社の専門家による委員会等を開催して決定していく予定です。
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